【デュエマ】現環境対応メタビート！白緑デッドゾーン！【デッキ紹介】
「メタビート」というデッキタイプはいつの時代も存在してきた。
古くは「黒緑墓地進化速攻」。最近のメタビートといえば「赤白レッドゾーン」だろうか。
環境デッキへの回答として存在意義を見出すメタビートは、環境があれば存在するデッキ。故にいつだって存在するのだ。
そんなメタビートだが最近は息を潜めているように感じる。
ご存知環境トップデッキ「ドッカンデイヤー」は並のメタなら簡単に踏み越えて自分の動きを通してしまう。
驚くべき柔軟性というか、驚くべきGRの強さというか。溢れる愚痴は数知れず。
しかし、だ。
踏み越えられにくいメタを多用する「メタビート」が作れるならばどうだろうか。
環境で使われる除去札に広く対応出来るような構築が出来るとするならば、メタビートは環境トップを脅かすことが出来るのか。
そう自分に問いかけ、現環境で通用するメタビートを考えてみた。
所謂「白緑デッドゾーン」。
強力な展開メタカード《リツイーギョ ＃桜 ＃満開》や、毎度おなじみ《音奏 プーンギ》、《正義の煌き オーリリア》をメタに据え、《虹速 ザ・ヴェルデ》や《超次元パワード・ホール》から出る《STARSCREAM -ALT MODE-/STARSCREAM -BOT MODE-》を侵略元に《S級不死 デッドゾーン》や《SSS級天災 デッドダムド》で殴るデッキとなっている。
《リツイーギョ ＃桜 ＃満開》や《正義の煌き オーリリア》は強力なメタ能力を持ちながら、高水準のパワーを持ち、メタクリーチャーの除去に使われる《絶望と反魂と滅殺の決断》や《九番目の旧王》で除去されづらい。
《リツイーギョ ＃桜 ＃満開》は、元のパワーが3000で自分のターンならば《九番目の旧王》の全体パワーマイナスで除去されてしまうが、それを助けるのがこのデッキのメインの攻め札《超次元パワード・ホール》だ。
この呪文を唱えたターン、自分のクリーチャーはパワーが+1000される。
これで《リツイーギョ ＃桜 ＃満開》のパワーが4000となるため、《九番目の旧王》の全体パワーマイナス圏外となるわけだ。
更にこの《超次元パワード・ホール》、「パワー3000以下のクリーチャーにブロックされない」まで付与するため、GRを使用するデッキにとっての定番S・トリガー《スゴ腕プロジューサー/りんご娘はさんにんっ娘》からブロックされなくなる。
《超次元パワード・ホール》はまさにこのGR環境に突き刺さるメタカードというわけだ。
アタックは《S級不死 デッドゾーン》や《SSS級天災 デッドダムド》を中心に殴るため、同時に除去も行える。
侵略を軸にしていることから、《奇石 ミクセル/ジャミング・チャフ》を置かれるとたまらなくなるくらいに刺さってしまうのだが、《虹速 ザ・ヴェルデ》のマッハファイターや《♪正義の意思にひれ伏せ》でのタップキルなど対処のしようはいくらでもある。
恐ろしいくらい手札消費が激しいので、強さを引き出すには、然るべきタイミングで手札を吐き出す判断力が大事なデッキだ。
さて今回もオリジナルデッキ販売コーナーにこのデッキを置いておくとする。
販売価格は9800円+税。
そこそこ値段のするカードもいくつか入っているのでお買い得ではないだろうか。
得体のしれないデッキだが、使って見る価値はあると思うぞ？
さて今回はここまで。
ばーい。
byレッドゾーンが勝てるならデッドゾーンも勝てるだろという思いでこのデッキを作ったスタッフ アサイシ
