【遊戯王】最近『月の書』が流行ってるよね
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【遊戯王】2020年9月30日ランキングデュエル優勝者レシピ『エルドリッチ』デッキ
どうも、スタッフIです。
最近月の書が流行っていますね。
というわけで早速カードの解説とその用途、流行理由を解説していきたいと思います。
カード能力
①：フィールドの表側表示モンスター１体を対象として発動できる。
そのモンスターを裏側守備表示にする。
実にシンプルな効果を持った速攻魔法です。
では続いて用途の解説に入ります。
効果の使い道
月の書には
①エフェクト・ヴェーラーや無限泡影などの『対象を取る妨害』を回避する（一部回避不可能なものもあり）
②モンスター効果を一時的に遮断する
③モンスターの名前を一時的に失わせる。
④シンクロ・エクシーズ・リンク召喚の素材にされるのを防ぐ
⑤相手の攻撃を止める
などいろいろな使い方ができます。
シンプルなテキスト故に応用が利きますね。
現環境では②、③、④での使用法を目的に採用されていることが多いようです。
流行理由
現環境はリンクモンスターに頼らずともシンクロやエクシーズモンスターが大量に並ぶことが増えてきました。
しかしどんな強力なモンスターであろうと裏側表示でいる間は無力です。
そういったモンスターに対して積極的にそういった状況を作りに行ける月の書は強烈な切り返しになります。
特にシャドールや召喚獣、十二獣といった相手に力を発揮し、ミドラーシュやメルカバー、ドランシアやアーゼウスなどを裏側にすることで安全に処理できます。
もしこれに対して妨害効果を受けたとしてもこちらが失うものは月の書1枚だけなので損失は少ないです。
また、意外にも【オルターガイスト】への対策カードとしても有効でメリュシークやマリオネッターを裏返せばマルチフェイカーの展開を遅らせることができ、シルキタスを裏返せば妨害効果を1回分潰せます。
また裏側表示のオルターガイストはプロトコルやパーソナルスプーフィングのコストに使用できないのでそれらの展開前に使用できれば大きなリードを取れます。
変わったところでは【エルドリッチ】に黄金郷罠を発動されたときに月の書で黄金卿エルドリッチを裏にすれば黄金郷罠の追加効果を不発に終わらせることができる他、エルドリッチの②の効果で自身に付与された破壊耐性やステータスアップを打ち消すこともできます。
教導の騎士フルルドリスの効果にチェーンして教導の聖女エクレシアなど他のドラグマモンスターを裏にすればフルルドリスの追加効果を不発にすることも可能です。
少し変わった方法での妨害になるのですが【彼岸】を相手に月の書で彼岸モンスターを裏返した場合、裏側表示の彼岸モンスターは『彼岸以外のモンスター』として扱われるので他の彼岸モンスターが共通効果で次々と自壊していきます。
シュールですね。
欠点
当然ながらこのカードにも欠点はあります。
特に大きなものを1つ上げるとすれば
リンクモンスターには無力な点
でしょうか。
守備表示にならないリンクモンスターはこのカードで裏側にすることができないのです。
特に【閃刀姫】を相手にするとこの欠点が大きく響きます。
また、裏側表示にしたモンスターは次のターンには反転召喚でもとに戻せます。
その他にも『融合召喚』『儀式召喚』『アドバンス召喚』に使用されるのを防ぐことも基本的にはできません。（一部例外あり）
まとめ
攻撃にも防御にも使用できる万能カード月の書。
使えば使うほどその強さがわかる優秀なカードです。
いろいろなところに収録されているので気になった方はぜひ一度手にとってみてください。
