【遊戯王】デビルズ・ゲート発売前におさらい‼『効果で手札を捨てる』ってどういうこと?
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どうも、スタッフIです。
デビルズ・ゲート発売がもうすぐですね。
というわけで今回は暗黒界というデッキでカギになるアクション『カードの効果で手札を捨てる』とはどういうことなのかを解説したいと思います。
新規の方で暗黒界を使ってみようと考えてる方の参考になれば幸いです。
カード効果で手札を捨てるとは?
タイトルの通り『カードの効果によって手札を捨てる』ことです。
例としてわかりやすいカードがコチラ
これはカードの効果で手札をすべて捨て、捨てた枚数分ドローする効果です。
暗黒界のモンスター効果はカード効果によって捨てられさえすれば、その後の処理で墓地を離れたりしない限り、一連の処理後に強制的に発動する効果なのでタイミングを逃すことはありません。
他の有名なドローカードをもう1枚紹介します。
こちらは手札のレベル8モンスターを捨てて2枚ドローする効果ですがこちらは効果によって捨てた扱いにはなりません。
『捨てて発動できる』系のカードによって手札を捨てるのは『発動するためのコスト』であって『カードの効果』には含まれないためです。
なのでこのカードの発動コストで暗黒界の龍神グラファを捨ててもグラファの効果を発動することはできません。
テキストから判断する
カードの効果によって手札を捨てるかどうかはそのテキストによってある程度判断することができます。
○手札をX枚選んで捨てる。
○手札をランダムにX枚選んで捨てる。
○手札をすべて捨てる。
○手札をX枚墓地へ捨てる。
こういった記述があるカードはだいたい『効果で手札を捨てるカード』になります。
✗手札をX枚捨てて発動できる。
✗手札をX枚墓地へ送って発動できる。
✗手札をすべて墓地へ送る。
✗手札をX枚墓地へ送る。
これらの場合は効果によって捨てた扱いにはなりません。
昔のフォーマットのカードだとこのあたりの記述が曖昧になっていることがあるので気になる場合は遊戯王データベースやニューロンなどで最新版のテキストを確認してみましょう。
明文化されてわかりやすくなっているかもしれません。
暗黒界と未界域との違い
よく暗黒界と相性のいいテーマとして挙げられるものに未界域がありますね。
彼らも手札をランダムに捨てる共通効果と捨てられた場合に発動する効果を持っています。
未界域の効果で暗黒界が捨てられればあちらの効果を起動でき、未界域が捨てられてもそれぞれの固有効果が発動するのでシナジーが強くなっています。
さて、そんな未界域ですが暗黒界とは大きく異なるところが一つあります。
それは『未界域はどんな方法で手札から捨てられても効果が発動できる』点にあります。
ざっくり言い換えれば『コストとして捨てられてもOK』ということです。
暗黒界よりも手札コストとして雑に扱っても大丈夫ですが逆に未界域感覚で暗黒界モンスターをコストで捨てたりしないように注意ですね。
私は昔ライトニングボルテックスのコストで捨てた暗黒界の効果を発動しようとしていました……
実際にはそんなことはできないので気をつけましょう。
以上、スタッフIのカードの効果処理の話でした。