☆カードラボ 遊戯王デッキ研究ラボ『戦華』デッキ紹介☆
よく来たな、俺は新潟の逆噴射VG担当だ。俺は毎日数え切れないほどのガチャやクジを詰めてるが誰にも損をさせるつもりはない。久しぶりの奴もいるだろうが、俺は以前MtGを担当していた。だが、今は縁あってヴァンガード担当になった。何があったかを語るのは簡単だが、お前はそんなものは望んじゃいないだろう。知っての通り俺は多趣味なので、多少霊基が変化して扱う得物が変わっても本質が変わるわけじゃあない。多少変化しても十全に機能するだろうことは、夏場のピックアップガチャでお前はよく知っているはずだ。MtGは未だに続けてるし、VGもお手の物だ。ついでに遊戯王とも長い付き合いだったりする。そう、これから紹介するのは遊戯王のブロゴだ。MtGでもVGでもないので矛盾塊のようになっているが、細かいことは気にするな。時に新潟のメキシコではデュエルはチャメシ・インシデントであり、タフガイたちが真の男を目指して常日頃から火花を散らしている。大型の台風が接近しようがお構いなしだ。俺もそんなタフガイたちの熱気に当てられ、こうして新たなデッキを組むことを決めたという訳だ。
では、新たなデッキを組むなら何がいいか? 簡単だ、最新弾のカードリストを見るんだ。最新弾《イグニッション・アサルト(以下IGAS)》には魅力的なテーマが多数収録されているのはお前も知っているだろう。【メガリス】、【戦華】、そして【@イグニスター】。他にも様々なカテゴリーのカードが多数収録されているが、主にIGASのみで構築できるテーマは上記の3つだ。当然、俺が選んだのは今流行りの【@イグニスター】……ではなく、【戦華】だ。やはり真の男はこういうシブいテーマに惹かれるというものだ。
ということで、今日はこの【戦華】デッキについて紹介させてもらおう。
まずはデッキレシピを見てほしい。
見ての通り、そう高額なカードは入れておらず、尚且IGASやストラクチャーデッキなどで揃えられるカードを主体として組まれているのがわかるだろう。EXデッキ?手札誘発?そこは、まぁ、最低限の礼儀みたいなものだし、多少はね?(勿論他のカードに入れ替えても強いゾ☆)
では、回し方の説明をしよう。まずはカードの役割を軽く覚えてもらおう。
《戦華の仲ー孫謀》、《戦華史略ー三顧礼迎》、《炎舞ー「天キ」》、この三枚はデッキから戦華モンスターを手札に加える効果を持っている。特に《「天キ」》は《孫謀》など各種下級戦華モンスターの効果でコストにできるので無駄がないぞ!
必要なカードをサーチしたらお次は展開だ。《戦華の徳ー劉玄》、《炎舞ー「天枢」》、《同胞の絆》、そして《戦華史略ー三顧礼迎》の②の能力がモンスターを展開する能力を持っている。
特に《炎舞ー「天枢」》は通常召喚権を増やすことができるカードであり、《孫謀》で手札に加えた戦華を即座に展開するのに適している。思った以上に重要なカードなので俺は3枚積んだ。
《戦華史略ー三顧礼迎》は上記のサーチ効果を使った後で各種戦華モンスターのコストで墓地に送ることで手札から戦華モンスターを特殊召喚できる。やはり《孫謀》のサーチ効果との相性が良いので積極的に使っていくといい。
《劉玄》は相手モンスターの数が自分より多い場合デッキから直接戦華モンスターを特殊召喚できる。確かに強力だが、その効果の発動条件から、主に後攻や劣勢時に使うことになるだろう。話は逸れるが、《劉玄》と《孫謀》には他の戦華モンスターをコントロールしていると自身を攻撃対象に選択できなくなる能力がある。2体並べると相手の攻撃にロックがかかるので覚えておこう。
《同胞の絆》は水属性の戦果を一気に展開できるカード。発動後はそのターン中特殊召喚ができなくなるが、《孫謀》をデッキから呼び出しつつ守りを固めることも一気呵成に畳み掛ける為にも使える優秀なカードだ。個人的にオススメしたい。
その他にもサイバー・ドラゴンとほぼ同じ召喚条件で手札から特殊召喚できて除去能力まである《戦華の義ー関雲》や、2体以上の戦華モンスターをコントロールしているなら手札から特殊召喚できる《戦華の雄ー張徳》があり、この2体のレベル7戦華をフィニッシャーに据えて戦うことになるだろう。地味に《関雲》には他の戦華が相手の効果の対象にならなくなる効果があるので、《劉玄》と《孫謀》のロックを強固にできるぞ。
最後に軽く展開を見せておこう。
ここでは一例として《戦華の仲ー孫謀》、《戦華史略ー三顧礼迎》が手札にある状態で展開してみよう。
1.《戦華の仲ー孫謀》を召喚
2.《戦華史略ー三顧礼迎》を発動し①の効果でデッキから《戦華の義ー関雲》をサーチ
3.《三顧礼迎》をコストに《孫謀》の効果発動。デッキから《戦華の雄ー張徳》をサーチ
4.墓地に送られた《三顧礼迎》の効果で手札から《関雲》を特殊召喚
5.フィールドに戦華モンスターが2体いるので手札から《張徳》を特殊召喚
するとこういう盤面になる。サーチ対象を《関雲》から他の下級戦華にするとランク4のエクシーズが立てられる。先攻で妨害したいのであれば《深淵に潜む者》や《バグースカ》などが適任だろう。《魁炎星王―ソウコ》から《炎舞ー「天キ」》《炎舞ー「天枢」》などを持って来ることでさらなる展開ができるはずだ。
(このブロゴを書いてる時に気がついたのだが、レベル7を簡単に並べられるためEXデッキに《No.11 ビッグ・アイ》などの汎用ランク7を用意しておけば良かったと後悔している。)
だが、あくまでもこれは展開の一例に過ぎない。これが絶対的な正解という訳じゃあない。お前自身で使ってみて、お前自身の正解を見つけるのもまた遊戯王の醍醐味と言えるだろう。
今回は純【戦華】デッキの紹介をさせてもらったが、他のカテゴリーと混ぜてみても面白いかもしれない。【炎星戦華】とか【十二獣戦華】とか【真竜戦華】とか、あるいはまだ見ぬ新たなカテゴリーを相方にするかもしれないな。
そして、願わくば俺の推し、司馬懿モチーフの戦華が出て欲しい……そう願わずにはいられない。
俺から言いたいことは以上だ。
お前も戦華デッキを手にして真の男になれ!