【遊戯王OCG】2021年の遊戯王を振り返ろう!~禁止カード編~【超強力なラインナップ】
新年あけましておめでとうございます!
サテライトTOKYOスタッフのたかやんです!
2022年一発目の記事という事で今回は昨年1年間でその圧倒的パワーによって禁止カードに指定されてしまったカードについて振り返っていこうと思います!
昨年1年間では一体どんなカードが禁止カードに指定されてしまったのか…!
それではさっそく見ていきましょう!
※2021年4月1日~2022年1月1日に適用されたリミットレギュレーションが対象です。
・マジックテンペスター
「EXTRA PACK Volume2」で登場したカードです。
自身で魔力カウンターを増やす効果とフィールド上に存在する魔力カウンターを全て取り除く事で取り除いた数×500ポイントダメージを相手に与える効果を持っています。
禁止カードに指定された最大の要因はやはり相手にダメージを与える効果で、一度に大量の魔力カウンターを置くことの出来る「神聖魔皇后セレーネ」の登場によって大会で使用されるようになりました。
「セレーネ」を複数枚採用した「未界域」デッキでの先攻1ターンキル要員として活躍していましたが2021年4月1日適用のリミットレギュレーションにて禁止カードに指定されました。
(やはり先攻1ターンキルは悪い文明…)
・十二獣ドランシア
ブースターパック「レイジング・テンペスト」で登場したカードです。
なんと2度目の禁止カード指定を受けたカードです…!
1度目は登場から半年後の2017年4月1日のリミットレギュレーションで禁止カード指定を受けましたが、2020年1月1日のリミットレギュレーションで制限カードに緩和されました。
緩和後は「FNo.0 未来龍皇ホープ」の存在や「ドラグマ」の登場により「十二獣」が少しづつ活躍を見せていました。
そしてブースターパック「PHANTOM RAGE」にて登場した「鉄獣戦線」や「天霆號アーゼウス」によって一躍大会環境のトップまで上り詰めました。
その後しばらくは活躍を見せていましたが、2021年7月1日適用のリミットレギュレーションにて再び禁止カードに指定される、という結果になりました。
やはり「十二獣」モンスター1体でX召喚出来る事や相手ターンにも発動出来る破壊効果で自分の展開を伸ばす事も可能な点は強すぎましたね…
・真竜皇V・F・D
ブースターパック「マキシマム・クライシス」で登場したカードです。
X素材を取り除き、フィールド上のモンスターを宣言した属性に変更しつつその属性のモンスターは攻撃も効果の発動も出来なくなるという非常に強力な効果を持っています。
登場からしばらくはランク9という点から容易にX召喚が可能なデッキそのものが少なかったのですが、ブースターパック「PHANTOM RAGE」で登場したレベル9のS召喚を得意とする「電脳堺」によって一躍対策が必須なカードとなりました。
「無限泡影」や「禁じられた一滴」等、後攻からでも対策となるカードが増えてはいたもののそれでも非常に強力であったことから一度制限カードに指定されていたものの、2021年10月1日適用のリミットレギュレーションにて禁止カードに指定されました。
・魔鍾洞
ブースターパック「DARK NEOSTORM」にて登場したカードです。
相手フィールドのモンスターの数が自分フィールドのモンスターよりも多い場合に相手のモンスター効果の発動と攻撃を制限する効果を持っています。
登場から大注目を浴びており、このカードを軸とした効果ダメージデッキが構築され大会でも優勝するなど活躍を見せていました。
特に「メタバース」や「終焉の地」との相性はバツグンで、相手がなにかモンスターを召喚したタイミングでこのカードを発動する事が出来るため自分からフィールドを空ける手段のないデッキでは「ハーピィの羽根帚」等のカードをドローして破壊する、という手段を取るしかありませんでした。
そのため登場から半年後の2019年7月1日に準制限、10月1日には制限カードに指定されこのカードに特化した構築を組むことは非常に難しくなったものの、その後も「閃刀姫」や展開系デッキ相手の対策としてサイドデッキに採用される等、一定の活躍を見せ続けていましたが2021年10月1日適用のリミットレギュレーションにて禁止カードに指定されました。
・フュージョン・デステニー
こちらも「魔鍾洞」と同じくブースターパック「DARK NEOSTORM」で登場したカードです。
「D-HERO」専用のデッキ融合として登場、このカードの登場により大会でも「D-HERO」の活躍がちらほらと見られましたがあくまでテーマ専用の融合でありそこまで脅威となるカードではありませんでした。
しかし、ブースターパック「BURST OF DESTINY」で「D-HERO デストロイフェニックスガイ」が登場した事によって非常に多くのデッキで採用される、という事態が発生しました。
似た形での出張が発生した「真紅眼融合」と違い、特殊召喚等に制約が発生するのが効果処理後であったことからドローした場合でもデッキの展開を行った後に発動出来る点、「灰流うらら」等で効果を無効にされた場合は制約が適用されないため通常の展開が行える点が非常に強力でした。
もはや採用されていないデッキのほうが少ないという状態になっていましたが2022年1月1日適用のリミットレギュレーションにて禁止カードに指定されました。
「DARK NEOSTORM」に収録されたカードは一昨年禁止カードに指定された「星杯の神子イヴ」も含めて3枚の禁止カードが登場したパックとなっています…!(他にも強力なカードが盛り沢山です)
昨年1年間で禁止カードに指定されたカードは以上の5枚でした!
一昨年は展開の核を担っていたカードも多かったのですが、昨年は1枚でデュエルの大勢を決めてしまうようなカードが多かった印象を受けました。
これらのカードたちがまたいつか日の目を見れることを心待ちにしています…!
それでは、また次回の記事で!