【遊戯王】YCSJでも大活躍‼『御巫』デッキの強いところとは?
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どうも、スタッフIです。
先日はYCSJinTOKYOが開催されましたね。
これを読んでいる方の中に現地に行かれた方はいますか?
さて、今回はそんなYCSJに因んで『御巫』について解説していきたいと思います。
では早速参りましょう。
御巫とは?
デッキビルドパック アメイジングディフェンダーズで登場したテーマです。
装備魔法と儀式召喚を組み合わせた他のデッキにはない特殊な挙動をするのが特徴です。
メインデッキのモンスターは儀式モンスターを除いてすべてレベル3の攻守0で統一されていて、装備魔法が装備されるとそれぞれ固有の能力が使用できるようになります。
また、戦闘で破壊されずダメージを0にすることができ、装備魔法が装備されていれば戦闘ダメージを代わりに相手に受けさせることができるので低ステータス主体でありながら戦闘に強いという珍しい特性を持っています。
ここまで簡単に触れ込んだところで御巫の代表的なカードたちを紹介していきます。
御巫のカードたち
オオヒメの御巫
御巫の中核となる儀式モンスターです。
手札にある自身を見せることでデッキから好きな御巫カードをサーチできます。
サーチした後に手札を1枚捨てるのですが装備魔法以外の御巫魔法・罠は墓地から発動できる効果を持っているのでそれらを捨てれば無駄がありません。
場にいる時はお互いのターンにフリーチェーンで自分の墓地の装備魔法をフィールドのモンスターに装備させることができます。
剣の御巫ハレ
自身に装備魔法が装備されるとデッキから御巫の装備魔法を1枚サーチできます。
先述の通り、御巫は装備魔法が重要なデッキなのでこのカード+装備魔法という状況を狙うのが展開の中心になります。
何気に戦士族・炎属性なので増援や焔聖剣-デュランダルでのサーチに対応しています。
鏡の御巫ニニ
自身に装備魔法が装備されていると相手ターンに1度、相手フィールドのモンスター1体のコントロールを奪うことができます。
相手ターン限定なのでコストなどでの活用は少し難しいですが相手のキーカードを好きなタイミングで奪えるので強力なことは間違いありません。
魔法使い族なので神聖魔皇后セレーネを使いたいときに役立ちます。
珠の御巫フゥリ
装備カードが装備されるとデッキから御巫罠カードをサーチできる他、自分フィールドに装備魔法が表側表示で存在すると自分の御巫カードが相手の効果の対象にならない状態を付与します。
無限泡影やエフェクトヴェーラーが苦手な御巫デッキの弱点をこれ1枚で克服できるようになります。
サイキック族なので緊急テレポートでの呼び出しにも対応しています。
御巫の水舞踏
装備モンスターに効果破壊耐性を付与し、手札・デッキから御巫モンスターを呼び出して装備先をそのモンスターに移し替え、もともと装備していたモンスターを手札に戻します。
普通に使っても強力ですが『相手に装備して効果を使用する』のが特に強力です。
壊獣やサタンクロースとの相性が非常によく、相手に送りつけたそれらのカードを回収しながら御巫モンスターをデッキから呼び出すことができます
御巫の火叢舞
水舞踏とは違って手札・墓地から特殊召喚してこのカードを装備させます。
追加で相手の墓地のモンスターを相手のフィールドに蘇生させることができるのですがこれは『反射ダメージを利用できないと相手にダメージを与えるのが難しい』という御巫の抜け穴を埋めてくれます。
御巫の誘い輪舞
相手フィールドのモンスターにのみ装備でき、自分フィールドに御巫モンスターが存在すると装備モンスターのコントロールを永続で奪取できます。
あの禁止カード『強奪』と近いことができるのです。
装備モンスターの効果は発動できなくなりますが戦闘には参加させることができ、さらにこのカードがフィールドを離れると装備モンスターを墓地へ送るので返却も不要な優れものです。
墓地のこのカードをオオヒメの効果でフリーチェーンで装備させるのが強力です。
御巫舞踊-迷わし鳥
自分の御巫モンスターが戦闘を行ったダメージステップ終了時にフィールドのカード1枚をバウンスできます。
御巫の中では貴重な相手に依存せずに能動的に除去ができるカードなのですが真価は②の効果にあります。
墓地にこのカードと御巫モンスターが揃っていれば手札を一切消費せずに盤面にカードを増やせます。
ハレorフゥリを蘇生すると手札がさらに増えます。
御巫神楽
儀式魔法です。
必用なレベル以上になるように手札・フィールドからリリースして手札から儀式召喚というオーソドックスな儀式魔法ですが強力なおまけがついていて、墓地の装備魔法の種類に応じて相手フィールドのカード破壊とバーンダメージを与えられます。
御巫は展開中に装備魔法を2~3種類ほど使うことも珍しくないのでバーンダメージを3000超えの大台に乗せることも現実的に可能で反射ダメージと合わせればLPを詰める方法として非常に効果的です。
伝承の大御巫
手札の御巫モンスターを召喚条件を無視して特殊召喚できます。
召喚条件を無視するという一文があるのでこのカードを使ってオオヒメを呼び出してもOKです。
墓地効果もデッキの迷わし鳥を墓地へ落として蘇生に繋げたり、神楽を落として儀式の準備で回収したりと応用も利く使い勝手のいいカードです。
御巫の契り
デッキから御巫モンスターを呼び出して手札・墓地から装備魔法を装備させられます。
フゥリからサーチしてセットしておけば装備カードを付けた御巫モンスターをフリーチェーンで用意できるようになります。
御巫かみくらべ
フィールドのモンスターにフリーチェーンでデッキから装備魔法を装備させられます。
デッキの誘い輪舞を相手に装備できるので実質フリーチェーンの強奪です。
②の効果は装備魔法を手札に回収することで戦線の維持に貢献します。
御巫かみかくし
相手モンスター1体を御巫モンスターに装備させ、儀式モンスターが存在すれば追加でフィールドの装備魔法の数×500ダメージを入れられます。
フィールドから離さずに除去ができるという珍しい特性を持ったカードです。
契りや迷わし鳥のデメリットで除外されることもあるので②の効果の狙い所もそこそこあります。
アラヒメの御巫
墓地に他の御巫カードがあれば手札・墓地のこのカードを装備させることができ、装備状態となったこのカードと装備モンスターをお互いのエンドフェイズにバウンスさせることができます。
同じ儀式モンスターのオオヒメとは運用方法が全く異なり、儀式召喚を狙わずに墓地に維持することで力を発揮します。
その他相性のいいカード
宣告者の神巫
儀式系デッキではおなじみのモンスターですね。
詳細は省略しますがこのカード+適当な手札1枚からオオヒメの御巫を儀式召喚できます。
チューナーなのでシンクロ召喚のギミックを取り入れたい場合にも有効です。
諸刃の剣
装備モンスターの攻撃力を2000アップさせ、装備モンスターの戦闘で発生するダメージはお互いが受けるようになります。
先述の通り御巫は装備カードを装備していれば戦闘ダメージを相手に押し付けることができるのでこのカードを装備した御巫で直接攻撃を決めると
相手のLPが4000消し飛びます。
愚鈍の斧
装備モンスターの攻撃力を1000アップさせて効果を無効化します。
御巫モンスターに装備させるのではなく、オオヒメの効果で相手に装備させることで無限泡影のように扱えます。
御巫の強いところ
①相手モンスターを除去せずに勝てる
御巫の勝ちパターンは『モンスターと戦闘することで反射ダメージを相手に押し付ける』というものです。
なので相手の場に高ステータスのモンスターがいれば逆にこちらが大ダメージを与えるチャンスが回ってきます。
高ステータスの壊獣を相手に送りつけても御巫なら反射ダメージを増やせるメリットになります。
戦闘に勝てなくてもデュエルに勝てるという唯一無二の強みを持っているのです。
②フゥリ+迷わし鳥の耐性が固い
フゥリはフィールドに装備カードが存在していれば自分フィールドの御巫カードが相手の効果の対象にならなくなります。
さらにフゥリは自前で戦闘破壊耐性を備えているうえ、迷わし鳥をつけると効果破壊耐性も獲得してさらに戦闘ダメージも押し付けられるようになります。
戦闘・効果破壊不可、カード効果の対象にもできないので一部のデッキはこうなったフゥリにまったく手を出せなくなります。
③対モンスター性能が高い
このデッキは基本的にモンスター主体のデッキに対して圧倒的に強いです。
高ステータスモンスターには反射ダメージ、厄介な妨害持ちはアラヒメや水舞踏でバウンスしたり誘い輪舞で強奪できます。
さらに自前で戦闘破壊耐性持ち&装備魔法の多くが効果破壊耐性を付けられるので見た目以上に除去耐性もあります。
④かわいい
デュエルとは関係のない要素ですがイラストが非常にいいです。
御巫カードのイラストには女の子と動物しか写っていないので女の子系のかわいいデッキ求める方には特にオススメできます。
今回、御巫の能力や長所を紹介させていただきました。
気になった方はぜひ一度手に取ってみてください。
マスターデュエルにはまだ実装されていないのでそちらに実装されるのも楽しみですね。
以上、スタッフIのテーマ紹介でした‼