【遊戯王】公式アプリニューロン調べ『カード採用率ランキング』をスタッフが解説します!
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【遊戯王】6月29日 開催『ランキングデュエル』『電脳堺』デッキ優勝者レシピ
どうも、スタッフIです。
公式サポートアプリニューロンで面白いデータが出ましたね。
遊戯王公式調べによるニューロンにレシピが登録されているすべてのデッキの中でも特に高い採用率を誇るカードのランキングです。
統計期間は昨年の6月から今年の6月、およそ1年間です。
上から順に
ハーピィの羽根帚
灰流うらら
増殖するG
死者蘇生
墓穴の指名者
おろかな埋葬
テラ・フォーミング
無限泡影
水晶機巧-ハリファイバー
アクセスコード・トーカー
リンクリボー
ワン・フォー・ワン
トロイメア・ユニコーン
トロイメア・フェニックス
抹殺の指名者
増援
エフェクト・ヴェーラー
ダイナレスラー・パンクラトプス
天霆號アーゼウス
I:Pマスカレーナ
錚々たるカードたちですね。
今回はこれらのカードがなぜ高い採用率を持つに至っているのかを解説していきたいと思います。
順不当でカードの種類別に解説していきます。
モンスター編
TOP20の中には『灰流うらら』『増殖するG』『ハリファイバー』『アクセスコード・トーカー』『リンクリボー』『トロイメア・フェニックス』『トロイメア・ユニコーン』『エフェクト・ヴェーラー』『ダイナレスラー・パンクラトプス』『天霆號アーゼウス』『I:Pマスカレーナ』が入っています。
※以下略称
うらら、増G、ヴェーラーは基本的に相手を選ばずに使える手札誘発モンスターです。
特にうららに関しては『デッキから墓地へ送る・手札に加える・特殊召喚する』のいずれのアクションも行わないデッキは存在しないといってもいいぐらいなのでとりあえず入れておくだけでもほぼ確実にどこかしらに妨害として撃てます。
パンクラトプスは後攻前提のデッキ、もしくはロングゲームを想定したデッキに打点・切り返し要員として入れられていることが多いです。
EXデッキに入る人気カードはそのほとんどがリンクモンスターで占められています。
レベル1モンスターならなんでも素材にできるリンクリボー、ゆるい条件でどんなデッキでも除去効果を使えるトロイメアシリーズ、そのトロイメアから繋がって盤面除去&フィニッシャーとして猛威を振るうアクセスコード・トーカーは汎用リンクモンスターの鉄板ですね。
マスカレーナは上記のリンクモンスターたちに効果破壊耐性を付与できるのに加えて相手ターンにリンク召喚する効果を利用したコンボデッキでも使えます。
また、チューナーが採用されたデッキならギミックとして採用できるハリファイバーもシンクロデッキや展開系コンボデッキの要として人気を保持しています。
アーゼウスはエクシーズモンスターを採用したデッキであればどこからでも出せる手軽さと回数制限無しで全体除去を飛ばせる効果の強さによってあらゆるエクシーズデッキの切り札として高い採用率を誇っています。
魔法・罠編
罠カードは無限泡影のみ、残りは全て魔法カードですね。
抹殺の指名者、墓穴の指名者は手札誘発対策に幅広く使える速攻魔法です。
特に墓穴の指名者は抹殺の指名者と違って『対策したいカードをデッキに入れる必要が無い』という手軽さも汎用性に拍車をかけています。
死者蘇生、おろかな埋葬、テラ・フォーミング、増援、ワン・フォー・ワンはガチデッキ・ファンデッキ問わずに幅広く採用されるコンボカードですね。
中でも死者蘇生やテラフォーミングは特にファンデッキで高い採用率を誇るカードです。
無限泡影は罠カード版のヴェーラーといった趣のカードですが『後攻で手札から発動できる』という罠カードのセオリーを踏み倒せる強烈な個性から他の罠を差し置いた高い人気がありますね。
総括
汎用性が高いカードはどんなデッキに入れても活躍できるから採用率が高い
もう少し真面目に総括すると
幅広いデッキの対策に使える
いろんなデッキのコンボパーツに使える
このいずれかに該当するカードは採用率が上がる傾向にあります。
また、今回の統計はすべてのデッキから取られているので各テーマデッキごとに統計してみるとまた違った結果になるのではないでしょうか。
これらのカードを一切使用しないデッキ同士でデュエルしてみるという遊び方も面白いかもしれませんね。
ちらみに私はそういったデッキを1つも持っていません……
ちなみに採用率の高いカードランキング以外にもこんなデータもあります。
欲しいカードに設定されているカードと登録されているデッキのカテゴリのランキングです。
こうして見ると欲しいカードと採用率の高いカードはほとんど反比例ですね。
以上、スタッフIのカードランキング解説でした。