【遊戯王】【竜儀巧(ドライトロン)】で「虚竜魔王アモルファクターP」がアツい!!【解説】
ども、2号機です。
昨日記事を2本上げたんですが読んでいただけたでしょうか?
一応見てなかった方向けにリンクを貼っておきますね(露骨な宣伝)
新リミットレギュレーションの方の記事でサラッと紹介したカードがありました。
コレです。
後々考えたらサラッと流して良いカードじゃないと思ったので個別で記事にしました。
言いますのも、タイトルにある通りで新テーマである【竜儀巧(ドライトロン)】にて最盛を極めた今をときめく人になったのです。
では早速効果を見てみましょう。
虚竜魔王アモルファクターP(サイコ)
儀式・効果モンスター
星8/地属性/ドラゴン族/攻2950/守2500
「アモルファスP」により降臨。
(1):このカードが儀式召喚に成功した場合、
次の相手ターンのメインフェイズ1をスキップする。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
フィールドの表側表示の融合・S・Xモンスターの効果は無効化される。
(3):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「虚竜魔王アモルファクターP」以外の「竜魔王」モンスター1体を手札に加える。
こんな効果なんですが、まぁ不穏なテキストがふたつ程ありますよね。
それについて解説していきましょう。
1.着地時に相手メインフェイズ1をすっ飛ばす!!
「えっ、この状態から入れる保険が……無いんです???」
①の効果ですね。
「このカードが儀式召喚に成功した場合、次の相手ターンのメインフェイズ1をスキップする」
とありますが、これはルール効果なので「神の通告」や「エフェクト・ヴェーラー」、「無限泡影」で無効にする事が出来ません。
儀式召喚に成功した瞬間、相手のメインフェイズ1は時の彼方なのです。
つまり、この効果を喰らいたくないなら、儀式召喚そのものを邪魔するしか無いんです。
P(サイコ)ってそう言う……
2.融合・シンクロ・エクシーズの効果を無効にする!
「このカードがモンスターゾーンに存在する限り、フィールドの表側表示の融合・S・Xモンスターの効果は無効化される。」
②のこのテキストの事です。
言うまでもなく強力な効果で刺さるデッキにはぶっ刺さりのスキルドレイン効果。
これも発動する効果ではなく永続効果なので一定のメタカードはスカす事が出来ます。
このカードが登場したのが9期「シャイニング・ビクトリー」の頃なのでしょうがない所もありますが、リンクモンスターには対応していません。(しょうがないね)
③の効果もありますが今回使うことは無いと思うので割愛。
3.召喚条件を見てみよう。
「アモルファスP」により降臨。
うん?「アモルファスP」ってなんだ?ってなった方向けにご紹介しましょう。
アモルファスP(ペルソナ)
フィールド魔法
(1):フィールドの「アモルファージ」モンスターの攻撃力・守備力は300アップする。
(2):このカードがフィールドゾーンに存在する限り、
自分フィールドの「アモルファージ」モンスターがリリースされる度に自分はデッキから1枚ドローする。
この効果は1ターンに2度まで適用できる。
(3):墓地のこのカードを除外して発動できる。
自分の手札・フィールドから、レベルの合計が8になるようにPモンスターをリリースし、
手札から「虚竜魔王アモルファクターP」を儀式召喚する。
赤文字の所見て下さい。
「えっ、儀式モンスターなのにフィールド魔法の墓地効果で儀式するの??」って思った方多いと思います。
その通り。こんな召喚条件のお陰で「高等儀式術」使った方が早くね?って言われる始末だったんです。
特にこのカード、一応テーマカードで【アモルファージ】って言うデッキのエースだったんです。
(効果自体は強力だけどフィールド維持にコストがかかる少々手の掛かるモンスター群でした。)
知らない方向けに解説すると、「竜化の呪い」をかけられた生物とその「竜化の呪い」を振りまくこの「アモルファクターP」こと「ベクターP」のペンデュラム・儀式テーマだったのですが……
・「アモルファージ」の維持コストが重すぎて盤面維持がままならない
・肝心のエースである「アモルファクターP」が上記の召喚条件のせいでそもそも儀式が狙いにくい
と言う欠点を抱えており、いくら強い効果を持っていてもその召喚条件のせいで日の目を見る事はありませんでした。
4.だがヤツは弾けた……
そして今回《ジェネシス・インパクターズ》にて登場した儀式テーマ【竜儀巧】のテーマカードにして新しい汎用儀式魔法であるこの「流星輝巧群」によって評価が見直された訳ですね。
流星輝巧群(メテオニス・ドライトロン)
儀式魔法
儀式モンスターの降臨に必要。
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):攻撃力の合計が儀式召喚するモンスターの攻撃力以上になるように、
自分の手札・フィールドの機械族モンスターをリリースし、
自分の手札・墓地から儀式モンスター1体を儀式召喚する。
(2):このカードが墓地に存在する場合、
自分フィールドの「ドライトロン」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力を相手ターン終了時まで1000ダウンし、
このカードを手札に加える。
赤文字の部分ですが、素材となるモンスターと儀式モンスターの攻撃力を参照する全く新しい儀式方法によって評価が見直される事になりました。
また、これサラッと書いてありますが手札だけじゃなく墓地からも儀式出来ますからね。普通にヤバいですよコレ。
しかもドライトロンの攻撃力を1000ダウンさせる事で墓地から拾いなおしも効きますからね。
そして極めつけに同テーマ内に儀式モンスター汎用サーチ札と儀式魔法汎用サーチ札も完備と。
そりゃ強いわよ奥さん……って感じです。
また、「アモルファクターP」のみならず、召喚難易度の高かった儀式モンスターの評価が全体的に見直された事から、「サイバー・エンジェル-那沙帝弥-」や「崇高なる宣告者」、果ては「イビリチュア・ガストクラーケ」や「ブルーアイズ・カオスMAX・ドラゴン」が注目されているみたいです。
儀式・効果モンスター
星5/光属性/天使族/攻1000/守1000
「機械天使の儀式」により降臨。
(1):1ターンに1度、自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力の半分だけ自分のLPを回復する。
(2):自分の儀式モンスターが攻撃対象に選択された時に発動できる。
その攻撃を無効にする。
(3):このカードが墓地に存在する場合、
自分の墓地からこのカード以外の「サイバー・エンジェル」モンスター1体を除外し、
相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚し、対象のモンスターのコントロールを得る。
儀式・効果モンスター
星12/光属性/天使族/攻2000/守3000
「宣告者の神託」により降臨。
このカードは儀式召喚でしか特殊召喚できない。
(1):手札から天使族モンスター1体を墓地へ送って以下の効果を発動できる。
●相手がモンスターの効果・魔法・罠カードを発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
●相手がモンスターを特殊召喚する際に発動できる。
その特殊召喚を無効にし、そのモンスターを破壊する。
儀式・効果モンスター
星6/水属性/水族/攻2400/守1000
「リチュア」と名のついた儀式魔法カードにより降臨。
このカードが儀式召喚に成功した時、
相手の手札をランダムに2枚まで確認し、
その中から1枚を選んで持ち主のデッキに戻す。
自分の好みや自分のデッキのドライトロン以外の要素で色濃く出た部分とマッチする儀式モンスターを選ぶと良いでしょう。
そうそう、【影霊衣】も忘れちゃいけないですね。
いかがだったでしょう。
前回の記事でも言った通り、正直このテーマは【Evil★Twin】のイラストアドに隠れたスーパー有能集団で環境に食い込む・食い込まないの話になるのはわかって貰えたかと思います。
全く話題に挙げませんでしたが、勿論テーマエースの「竜儀巧-メテオニス=DRA」も超強くて…
とにかく強いっす。
儀式って点でちょっと…って思われてる節もなくはないのかなと思いますし、この記事を読んで気になった方、是非組んでみて下さい。
次の記事でお会いしましょう、2号機でした。