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【遊戯王】一!十!百!千!アームド・ドラゴン・サンダー!!【新規考察】

ども、2号機です。

【Evil★Twin】、スゲー人気ですよね。

新弾と言えば1号の性癖にガン刺さりしたみたいで早速記事を書いてくれていました。

是非そちらもよろしくお願いしますね。

そしてようこそ、可愛い女の子よりもカッコいい野郎とかロボットとかドラゴンが大好きな諸兄。

私は「カワイイ」ちょりも「カッコいい」を重視したい派の人間なので、今回もそんなカッコいいカードの紹介だぜ。

では行くぜ。

本当はもっと早く記事にしたかったんですが遅れました。申し訳ない。

そんな訳で今回の考察はコイツ。

10月13日発売のレギュラーパック第三弾≪BLAZING VORTEX≫に収録される

【アームド・ドラゴン】新規についてです!

今回の新規を紹介&考察する前にまずは【アームド・ドラゴン】について。

2004年発売の≪SOUL OF THE DUELIST≫にて登場した風属性・ドラゴン族の「Lvモンスター」です。

最近遊戯王を始めた方なんかだともしかすると見た事すらない可能性ありますが、このモンスターは「Lv」の概念を持ったモンスターです。

アームド・ドラゴンもですが、他にも「ホルスの黒炎竜」やアニメ「デュエルモンスターズ」で表遊戯が使用した「サイレント・ソードマン」、「サイレント・マジシャン」等が含まれます。

これらを俗称で「レベルモンスター」と呼んでいたのですが、そのあまりにも高い事故率や環境の高速化に付いて行けず、次第に時代の闇へと消えていきました。

また、アニメ「遊戯王デュエルモンスターズGX」において主人公・遊城 十代のライバルであり、GXと言う作品を名作たらしめる登場人物でもある「万丈目サンダー」こと万丈目 準が使用していた事もあり、彼を象徴するもう一つのテーマである【おジャマ】と共に強化を貰った経験もあります。

そしてレベルモンスターとしての新規は今回のでなんと13年振り。しかもパックの表紙ですよ?

こんな快挙中々無いですからね。正直もうワクワクしてます。

ちなみに彼らにはそれぞれ共通効果があって、


・自身をリメイク元の【アームド・ドラゴン】として扱う効果

・自身とハンド1枚をコストにレベルアップ効果

・自身がコストになった際に発動する効果


これらを駆使して最大LvであるLv10を目指していく訳です。

地元のデュエルが強い子はみんなアームド・ドラゴンを使っているイメージがありました。

当時すんごく憧れたもんです。

そんなワクワクを抑えながら紹介&考察、行ってみよー

カード画像は公式サイトから!リンクは→コチラ


アームド・ドラゴン・サンダーLv3

効果モンスター
星3/風属性/ドラゴン族/攻1200/守 900
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのカード名は、フィールド・墓地に存在する限り「アームド・ドラゴン LV3」として扱う。
(2):手札からモンスター1体を墓地へ送って発動できる。
フィールドのこのカードを墓地へ送り、
手札・デッキからレベル5以下の「アームド・ドラゴン」モンスター1体を特殊召喚する。
(3):このカードがドラゴン族モンスターの効果を発動するために墓地へ送られた場合に発動できる。
自分はデッキから1枚ドローする


では進化元のLv3からの解説です。

今回の記事では元の【アームド・ドラゴン】達をリメイク元と便宜上呼びます。

まずLv3の効果はリメイク元として扱う効果。

②の効果で自身とハンド1枚をコストにレベル5以下の【アームド・ドラゴン】にレベルアップする効果。

そして自身がドラゴン族の効果を発動する為のコストになった時に1ドローを入れられる効果を持っています。これが③の効果ですね。

まず今のご時世、律儀にレベルアップしてたんじゃデッキスピードが追い付けません。

そこで「レベルアップ!」いらずのレベルアップ効果です。

これはリメイク元救済も兼ねて「サンダー」とリメイク元のどちらにでも進化出来る設計なのが非常に偉い点ですね。

また、ハンドコストになった際に1ドロー出来る効果も見逃せません。

リメイク元が元来、ハンドコストを使って効果を発動するモンスターだったので、それを意識した効果になっているのが見て取れます。

ドラゴン族の手札コストにさえなればいいので、極論「アームド・ドラゴン」の効果以外でも起動する事が可能です。


アームド・ドラゴン・サンダーLv5

効果モンスター
星5/風属性/ドラゴン族/攻2400/守1700
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのカード名は、フィールド・墓地に存在する限り「アームド・ドラゴン LV5」として扱う。
(2):手札からモンスター1体を墓地へ送って発動できる。
フィールドのこのカードを墓地へ送り、
手札・デッキからレベル7以下の「アームド・ドラゴン」モンスター1体を特殊召喚する。
(3):このカードがドラゴン族モンスターの効果を発動するために墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキからレベル5以上のドラゴン族・風属性モンスター1体を手札に加える。


リメイク元がハンドコストで盤面を割る攻撃的な効果だったのと打って変わって得た効果はサーチ効果。

①でリメイク元として扱い、②でレベルアップ、そして③でコストになった時にデッキからレベル5以上の風属性・ドラゴン族モンスターをサーチする効果になっています。

この効果を得た事でアームド・ドラゴンは他の種族・属性が合致したドラゴン族の力を借りられる様になりました。

……みなさん、記憶に新しいですよね?

「ドラグニティアームズ-グラム」が使えちゃうんです。

【ドラグニティ】に関しては過去に私が記事にまとめているのでそちらを参照して貰えればこのカードの強さもわかって頂けるかと思います。

雑に突破札としての採用も見込める中々高水準なカードです。

グラムについて触れたのでそのまま相性の良いカードも紹介しちゃいましょう。

やはり槍玉に上がるのは「嵐征竜-テンペスト」とその子供「風征竜-ライトニング」でしょう。

「ライトニング」のコストに使えばテンペストを特殊召喚しつつ、好きなレベル5以上・風属性・ドラゴン族をサーチ出来るし、「テンペスト」の手札効果のコストにすれば、レベル5以上・風属性・ドラゴン族1枚と、好きなドラゴン族モンスターをサーチする札に変えられます。

……めっちゃ強くね????

例えばですが、テンペストとサンダーLv5を墓地へ送ってテンペストの効果で好きなドラゴン族とサンダーの効果で上記のグラムをサーチすると、グラムをすぐに特殊召喚しつつ、高水準のドラゴン族を1枚サーチする動きが出来たりしますし、後述する「武装竜の霹靂」から動き出せば更に召喚権も使わずに動く事が出来るのでかなりデッキとしてのポテンシャルを感じます。


アームド・ドラゴン・サンダーLv7

効果モンスター
星7/風属性/ドラゴン族/攻2800/守1000
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードのカード名は、フィールド・墓地に存在する限り「アームド・ドラゴン LV7」として扱う。
(2):手札からモンスター1体を墓地へ送って発動できる。
フィールドのこのカードを墓地へ送り、
手札・デッキからレベル10以下の「アームド・ドラゴン」モンスター1体を特殊召喚する。
(3):このカードがドラゴン族モンスターの効果を発動するために墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「アームド・ドラゴン」カード1枚を手札に加える。


進化元同様、リメイク元として扱う効果の①と手札のモンスターを切って進化する②、そしてコストになった時に「アームド・ドラゴン」カードをサーチする3つの効果を持っています。

同時収録に「アームド・ドラゴン」魔法・罠があるので、主にそちらを引っ張ってくるのに使いそうですね。

また、Lv7はサンダーとリメイク元とで大きく効果が違うので、アームド・ドラゴンでデッキを組むなら同時採用も視野に入れられます。


特殊召喚・効果モンスター
星7/風属性/ドラゴン族/攻2800/守1000
このカードは通常召喚できない。
「アームド・ドラゴン LV5」の効果でのみ特殊召喚できる。
(1):手札からモンスター1体を墓地へ送って発動できる。
墓地へ送ったそのモンスターの攻撃力以下の攻撃力を持つ、
相手フィールドのモンスターを全て破壊する。


一応アームド・ドラゴン・サンダーLv5がリメイク元として扱ってくれる効果を持っているので効果でレベルアップは可能です。

効果である「ジェノサイド・カッター」は手札コストにしたモンスターの攻撃力以下の攻撃力を持つ相手モンスターを全て破壊するブッパ系効果なので、かなり攻撃的です。

状況に合わせて元Lv7とサンダーLv7を使い分ける~とか出来たらかなり強そうですよね。(あとオシャレ)

余談ですけどジェノサイドカッターと言えば私はKOFのルガールを思い出しますね。

以上を踏まえてサンダーLv7の話に戻しましょう。

先程も言いましたが、後述の「アームド・ドラゴン」魔法・罠をサーチするのが主な利用方になると思います。

特に「アームド・ドラゴン」魔法・罠は雑に強い効果が多いので、状況に合わせてサーチ先を変えたい所。


アームド・ドラゴン・サンダーLv10

効果モンスター
星10/風属性/ドラゴン族/攻3000/守2000
(1):「アームド・ドラゴン」モンスターの効果で特殊召喚したこのカードは、
自身の攻撃力によって以下の効果を得る。
●1以上:カード名を「アームド・ドラゴン LV10」として扱う。
●10以上:このコントロールは変更できない。
●100以上:戦闘では破壊されない。
●1000以上:相手ターンに1度、手札を1枚墓地へ送り、
フィールドの他のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊し、自身の攻撃力を1000アップする。
●10000以上:1ターンに1度、発動できる。
フィールドの他のカードを全て破壊する。


皆さんお待たせしました。いきますよ?

一!

十!

百!!

千!!!

万丈目サンダー!!!!

次弾の表紙を務めるアームド・ドラゴン新規のエース。「アームド・ドラゴン・サンダーLV10」です。

まずイラスト見て下さい。

遊戯王GXにて万丈目が放つこの決め台詞。これをやる時、彼は所謂「天を衝くポーズ」をするんですね。

そして改めて見て下さい。

やってるんですよ、万丈目サンダーの天を衝くポーズを!!!!

これは万丈目本人ですね本当にありがとうございました。証明終了。

効果の方でも万丈目っぷりが発揮されていて、

Lv10の効果は自身の攻撃力によって増えていくんですが、口上にある「一!十!百!千!万丈目サンダー!」の数値を参照して効果を得ていくんですね。

まず攻撃力が1以上の時に、自身をリメイク元として扱います。これは他のサンダーと違って墓地ではリメイク元として扱わないと言う明確な違いがあります。詳しくは後述します。

次に攻撃力が10以上の時。「このコントロールは変更できない。」とありますが、要するにコントロール奪取出来ないという事です。また、このコントロール奪取はエクシーズ素材として吸収する効果(例として挙げるなら「No.101 S・H・Ark Knight」の効果)への耐性も含まれるので、最近見ることは減ったとは言え、抜け穴の様な除去方法に耐性があるのは大きいです。

で、攻撃力が100以上の時は戦闘耐性を得ます。純粋ながら戦闘によって除去されない効果は強力です。

攻撃力が1000以上の時は相手ターンに打てる除去効果。しかもこれを通すと自身の攻撃力を1000上げる事が出来ます。自分のターンに打てないちょっと変わった効果ですが、逆を言えば相手ターンに打てるなら相手の展開を妨害出来る札、と言い換える事が出来ます。

Lv10の素の打点は3000なのでここまでがこのモンスターが無強化、つまり出してすぐに備わっている効果ですね。

そして次の効果ですが、「千」と来れば「万」になる訳で、攻撃力10000以上の時に発動出来る効果です。

「1ターンに1度、フィールドの他のカードを全て破壊する」。

雑。

非常にシンプルかつ雑な除去効果ですがやはりシンプルイズベスト。雑は強いんです。

対象に取らない全体除去。しかもノーコスト。非常に単純かつ強力な効果ですが、、、

やはりネックになるのはその攻撃力。10000にもなれば単純に殴るだけでゲームが終わってしまいます。

後述しますが、「武装竜の万雷」によって一気にパンプアップ出来ますから、それで一気にパンプして攻撃力を10000に届かせる方法があります。

「万雷」を打つとそのターン相手にダメージを与えられなくなりますから、代わりにブッパしましょ、ってそういうバランスのとり方なんでしょう。 多分。

そして次でアームド・ドラゴン新規モンスターはひとまず全員なのですが、アニメ遊戯王GXにて万丈目サンダーが斎王に負け、万丈目ホワイトサンダーになった時期の事を覚えていますでしょうか。

それがこのモンスター。


アームド・ドラゴンLv10-ホワイト

特殊召喚・効果モンスター
星10/光属性/ドラゴン族/攻3000/守2000
このカードは通常召喚できず、このカードの効果でのみ特殊召喚できる。
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):レベルの合計が10になるように自分のフィールド・墓地から
「アームド・ドラゴン」モンスターを除外して発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
その後、デッキから「白のヴェール」1枚を手札に加える事ができる。
(2):このカードのコントローラーが受ける効果ダメージは0になる。
(3):このカードが攻撃するダメージステップ開始時に発動できる。
フィールドのカード1枚を選んで破壊する。


なんと万丈目ホワイトサンダーがvs明日香戦で使用したアームド・ドラゴンLv10もOCG化。最高かよ。

召喚方法はレベルの合計が10になるようにフィールド・墓地からアームド・ドラゴンモンスターを除外して手札から特殊召喚する特殊召喚モンスター。

しかも着地時にデッキから「白のヴェール」をサーチするオマケ付き。

白の結社として万丈目が斎王より預かったカードで、これを装備したアームド・ドラゴンLv10がこのアームド・ドラゴンLv10-ホワイトなんです。

で、この装備魔法はなんじゃらほいと思った方に軽く説明すると、

・装備モンスターが戦闘を行う時に相手が魔法・罠・を打てなくなる

・装備モンスターの攻撃宣言時に表側表示の魔法・罠の効果が無効になる(ダメージステップ終了時まで)

・装備モンスターが戦闘でモンスターを破壊した時に相手魔法・罠を全て破壊

・このカードがフィールドを離れた時、自身に3000のダメージ

と3つの効果と1つのデメリットを持っています。

実際このデメリットが痛すぎて採用されないまでありましたが、このLv10-ホワイトはそのデメリットをケアする効果も持ち合わせているんですね。(超エライ)

それが②の効果。

そして③の効果が自身の攻撃するダメージステップ開始時にフィールドのカードを選んで破壊する効果です。

「白のヴェール」の効果で

③の対象を取らない除去を確実に通す事が出来る設計になっていて、非常に優秀です。

サラッと言いましたが対象取ってません。ヤバいですね。

上のLv5の項で語った通り、「テンペスト」の動きを噛ませたり、Lv7の万能サーチで拾ってこれたりとサーチ手段には事欠かないのもエライ点で、墓地にLv5が2体いるだけで簡単に出せます。

問題はLv5を2体かLv10を1体用意しなければならない点です。

リメイク元のLv110を採用しているならばそちらの全体除去が強力な事も相まってわざわざこのカードを使う必要がない可能性が出てきてしまうのと、墓地リソースからLv5が2体消えてしまう、または場のLv5をLv7に出来ない点がネックです。隠し刃として抱えておくのがいいかも知れません。

また、白のヴェールを使ってもモンスター効果が止められないのでやはりコチラもキツイ所。

その辺とうまく付き合ってやる事で相手に「アームド・ビッグ・ホワイト・パニッシャー」をぶち込んでやれます。


ここからは新規で登場する「アームド・ドラゴン」魔法・罠について解説&考察していきます。

今回紹介されたのは4種類。魔法3と罠1ですね。

それぞれ打点補助と展開補助でハッキリ役割が分かれているのでどれも腐りにくい印象を受けました。

ではそれぞれ見ていきましょう。


武装竜の襲雷(アームド・ドラゴン・ブリッツ)

通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、
このカードを発動するターン、自分はドラゴン族モンスターしか特殊召喚できない。
(1):自分フィールドの「アームド・ドラゴン」モンスター1体を対象として発動できる。
その同名モンスター1体を自分のデッキ・墓地から選び、
手札に加えるか召喚条件を無視して特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは直接攻撃できない。


同名ターン1と発動ターンはドラゴン族しか呼び出せなくなるデメリットを持つ通常魔法。

ブリッツ(Bltz)とはドイツ語で雷の意味です。某光る盾持ったオペレーターと同じ名前です。

効果はフィールドのアームド・ドラゴンと同名のアームド・ドラゴンをデッキ・墓地から手札に加えるor召喚条件を無視して特殊召喚する効果。

ただし、このカードで呼び出したアームド・ドラゴンが直接攻撃出来なくなると言うデメリットも持ち合わせており、このカード1枚でゲームを終わらせる程のカードでは無い点に注意ですね。

イラストのLv5クッソ可愛くないですか? 僕これ好きです。

単純に考えると「えっ、アームド・ドラゴン・サンダーLv10が2体に出来るの!?」って思いますが、これ注意したいのがサンダー側の効果で、

アームド・ドラゴン・サンダーはフィールド・墓地で元々のカード名としては扱わず、対応するLvのアームド・ドラゴンとして扱う点に注意。
そのため効果が無効になっていない限りアームド・ドラゴン・サンダーのリクルート・サーチは行えない。

って事になります。これは組む予定の方は注意したいですね。

ただ、逆を言えばリメイク元のアームド・ドラゴンは出せるので、「サンダーLv10と元Lv10」みたいな感じで一緒に並べるのは可能です。

サンダーも元も効果自体はかなり強力なので並べられたら並べたいですよね。

また、もう1個注意したいのが、蘇生制限と召喚制限は別であり、墓地から特殊召喚する場合蘇生制限を満たしている必要がある。
どう言うことかって言うと、蘇生制限を満たさず墓地へ送られた特殊召喚モンスターのアームド・ドラゴンはこのカードで蘇生することはできない。

と言う点。

これもついついやっちゃいがちなのでこのカードを使う上では注意しておきたい点ですね。

ただでも使いこなせばエクシーズにも使えるので採用枚数を考慮した上で使っていきたいカードになります。


武装竜の霹靂(アームド・ドラゴン・フラッシュ)

速攻魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):デッキからレベル3の「アームド・ドラゴン」モンスター1体を守備表示で特殊召喚する。


ざっくり言うと「クイック・リボルブ」ですね。ちなみに「霹靂(へきれき)」とは「前触れもなく突然鳴る雷」の事です。

「降雷皇ハモン」の攻撃名である「失楽の霹靂」と同じ言葉です。

話を戻しましょう。このカードはリボルブと違って自壊しない点が優秀で、しかも目立ったデメリットも無い超有能カードですね。まぁまず間違いなくガン投必須でしょう。

該当モンスターはやはりリメイク元Lv3とサンダーLv3で、前者ならスタンバイに打ってメインでLv5へ、後者ならハンドコストは要求されるもののLv7のアームド・ドラゴンに持っていく事が可能です。

基本的に使う事になるのは後者になるとは思いますが、状況に応じてリメイク元とリメイク後を使い分けられる良カードですね。

自分語りになりますが、こういったリメイク元と後を繋いでくれるようなカードはとても好きです。好感が持てます。


武装竜の震霆(アームド・ドラゴン・ライトニング)

永続魔法
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの「アームド・ドラゴン」モンスター1体を対象とし、
以下の効果から1つを選択して発動できる。
●そのモンスターの攻撃力は、そのモンスターのレベル×100アップする。
●そのモンスターのレベル以下のレベルを持つ
「アームド・ドラゴン」モンスター1体を自分の墓地から選んで手札に加える。
(2):自分フィールドの「アームド・ドラゴン」モンスターが効果で破壊される場合、
代わりにこのカードを墓地へ送る事ができる。


震霆(しんてい)とは「雷鳴・鳴りひびく雷・雷の響き」の意味です。かっこいいですね。でも多分普通のデバイスだと一発で変換出来ないと思います。

そもそも日本語に「かみなり」を意味する言葉が多すぎなんですよ。どれもカッコいいのがまたね……。

効果を見てみましょう。

永続魔法で、自身の場のアームド・ドラゴンのレベル*100のパンプをするか、そのアームド・ドラゴンのレベル以下のレベルのアームド・ドラゴンを墓地から回収するどちらかを選べます。

パンプは永続なのでこれでサンダーLv10を1000ずつパンプしてもいいでしょうし、墓地からサンダーLv7あたりを回収してハンドコストにしてアド稼ぎに回るのもいいでしょう。

また、忘れちゃいけないのがこのカードの身代わり効果。

戦闘面ではほぼ心配はないアームド・ドラゴンを効果の破壊から守ってくれます。


武装竜の万雷(アームド・ドラゴン・サンダーボルト)

通常罠
このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):自分フィールドの「アームド・ドラゴン」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力は、そのモンスターのレベル以下のレベルを持つ
自分の墓地の「アームド・ドラゴン」モンスターの種類×1000アップする。
このターン、そのモンスターが相手に与える戦闘ダメージは0になる。
(2):墓地のこのカードを除外し、自分の墓地の「アームド・ドラゴン」魔法カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。


「万雷」は「多くの雷・大きく轟きを見せる雷」を表現する日本語であり、またそこから転じて、「盛んに鳴り響く音」を例える言葉としても用いられる。

天鳴万雷、好きでしたよ。えぇ。召喚獣のフィニッシュに重ねると確定するんですよね。

また「サンダーボルト」と言えば僕はサイコ・ザクが好きですね。

OVAデザインのビームバズ装備も好きですし原作のザクバズーカ3本装備してるのも好きです。ホントカッコいいですよね、乗りたくないけど

じゃなくて、このカードは唯一のテーマ罠です。

やはり注目したいのは①の効果。

対象に取ったアームド・ドラゴンのレベル以下の墓地のアームド・ドラゴンの種類*1000パンプ。

単純にサンダーLv10対象に打ったとしましょう。

リメイク元のLv3、Lv5、L7とリメイク後で計6種。

つまり合計6000パンプで元の攻撃力が3000だからしめて攻撃力9000。更にサンダーLv10自身の効果で盤面割り+1000パンプ。

すると攻撃力10000に届き、フルスペックになると言った感じですね。

勿論それだけでなく、墓地の魔法を回収する②の効果も忘れちゃいけないですね。

「襲雷」を回収すれば盤面が増やせますし、ハンドに余裕があるなら「霹靂」を回収するのもいいでしょう。

主に回収したいのはこの辺だと思います。


さいごに

 

いかがだったでしょう。

GXファンは勿論、往年のアームド・ドラゴンファンも納得の新規だったんじゃないかと思います。

ドラグニティストラクが出て次の月と言う事もあるのでサーチ範囲が噛み合ったりする部分も多く、共存も視野に入れられるのは大きいと思います。

また、風属性・ドラゴン族で優秀なカードとして、征竜親子以外にも「コアキメイル・ドラゴ」なんかも挙げられます。

構築なんかも考えながら来月の発売を待ちましょう。

それではまた次回の記事でお会いしましょう。

お相手は2号機でした。

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