ＭｔＧ　「魔境」モダン

～始めに～

こちらの記事は、ＭｔＧでモダンを始めようという方向けに書かれた記事です。

ＭｔＧについて考察を深めた内容ではありませんので、ご了承ください。

やぁ。私です。

私は普段、MtGで遊んでいます。わっしょい！
MtGには幾つかのフォーマットがあり、大変多様な遊び方があります。
構築ならばスタンダード、モダン、レガシー、ヴィンテージ。
（その場で１つ又は複数のパックを購入し、出てきたカードのみで戦う）
リミテッドならシールド（sealed）、ブードラ（booster draft）、パックウォーズ等。
非公式のカジュアルになるとEDH、pauper、2-cycle等。

数あるフォーマットの中でも、「魔境」と呼ばれるフォーマット。
それが、モダン/Modernです。

はて、「魔境」とは？
一般的には、魔物が住む場所・身の毛もよだつような秘境といった意味ですね。
カードゲームを形容するには、仰々しいと感じます。

では、モダン/Modernとは？
新枠になった以降、発売された基本セット＆拡張セット。
つまり、基本セット第８版とミラディン以降のカードを使用するフォーマットです。
特色として、
　①ローテーションが存在しない。
　②カードプールが広く、強力なデッキと強烈な対策カードが多い。
　③フェッチランド・ショックランドが使用可能なため、多色化が容易。
　④禁止カードによる調整が他より多く、１つのアーキタイプが環境を支配しかけると調整が入る傾向にある。
　⑤④により、カードプールはレガシーほど広くないにも拘らず、レガシー以上に多種多様なデッキが活躍している。
等が挙げられます。

こうしてみると、多くのデッキが活躍できるフォーマットである事が分かりますね。
また、④・⑤の理由により、メタが常に流動し、非常に読みづらいのです。
筆者がパッと思いつくモノでも、
　Robot、エルフ、マーフォーク、アブザンジャンク、デルバー系各種、ドレッジ、紛争Zoo、青黒LO、変身エムラ、
　向う見ずな帝像、バーン系、青白コントロール、ランタンコントロール、エルドラージ系、トロン系、スケシヴァラ、etc…
かなりの数があります。
勿論、これら全てがトップメタを取れる訳ではありません。
しかし、これら全てに勝てるデッキもまた、ありません。
なぜなら、デッキ相性がありますし、１５枚のサイドボードで全てのデッキに対応する事は不可能だからです。

これが「モダンは魔境」と言われる所以であると私は思います。

例えば、
コントロール系はトロン系には不利ですし、
トロン系は土地破壊を連打されると機能不全になります。
アブザンジャンクは速いデッキにハンデスを打てなければ、息も出来ません。
ビートダウンは、打消されたり除去されると念仏が聞こえてきます。
LO（ライブラリ・アウト）は、エムラクールで心の肋骨が折れます。

ここまで、モダンの魔境っぷりを説明して参りましたが、
沢山のデッキが活躍できると言う事は、「やりたい事が出来て、そこそこ勝てる」と言う事でもあります。

十人十色、人それぞれで遊びたいデッキは異なります。
さらに、やるからには勝ちたい。
モダンというフォーマットならば、それが可能なのです！

また、ローテーション落ちが無いので、一度デッキを作れば禁止改訂に引っかかるまで、長～～～く遊ぶことが出来るのも、魅力の一つと言えるでしょう。

さぁ、始めようモダン！！使おう緑！！そして、倒すのです青使いを！！