【遊戯王】神碑デッキの制圧手段はコレ‼魔轟神獣ユニコールについて解説します。
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どうも、スタッフIです。
今回は神碑デッキで制圧用のカードとして採用されることが多くなっているらしい『魔轟神獣ユニコール』について解説したいと思います。
ユニコールとは?
このカードがフィールド上に表側表示で存在し、お互いの手札が同じ枚数である限り、相手が発動した魔法・罠・効果モンスターの効果は無効にされ破壊される。
一風変わったテキストによる無効・破壊能力を備えています。
素材指定には魔轟神チューナーが指定されています。
神碑デッキにおいてはフギン+魔轟神獣ケルベラルを使用してシンクロ召喚します。
ではこのカードの能力について詳細な解説をしたいと思います。
ユニコールの能力について
チェーンブロックを組む効果ではありません
このカードの効果をクリスタルウィング・シンクロ・ドラゴンなどで無効化することはできません。
また、条件さえ満たしていれば超融合やヴァレルロード・ドラゴンなどのチェーンできない効果も無効にして破壊できます。
参照するのは効果処理時の手札の枚数です
例えば相手がサイクロンを発動した時点で相手の手札が3枚、こちらの手札が4枚の状態でもサイクロンに対してカードをチェーン発動するなどしてしてこちらの手札の枚数が相手と同じになった場合、ユニコールの効果が適用されてサイクロンの効果は無効になり破壊されます。
無効化するのは発動した効果だけです
チェーンブロックを組まない効果を無効化して破壊するようなことはできません。
このようにかなり癖の強い制圧効果を持っています。
手札の枚数を常に調整するという高いプレイスキルを要求されますが相手を完封できる可能性を秘めています。
なぜ神碑で採用される?
ルーンというデッキは泉が場にあれば相手ターン中に手札から速攻魔法を発動できるようになります。
つまり相手ターン中に手札の枚数を相手に合わせる事がそこまで難しくないのです。
泉を除去しようとする相手の行動をユニコールでカウンターしつつルーン速攻魔法でデッキを削っていくわけですね。
打点もそこそこあるので展開を止めていれば打点負けもしにくいです。
また、ルーン単体での妨害の手数が少ないのでそこを補うという目的もあります。
対策方法は?
相手よりも手札の枚数が多い状況をつくればユニコールの効果は活きにくくなります。
手札を減らすことによる枚数調整よりも増やすことによる枚数調整の方が圧倒的に難しいからです
フギン+ケルベラルからの展開に増殖するGをチェーンすればユニコールの着地までに3枚ドローできるので多少は楽になります。
また、この手のカードの宿命としてチェーンブロックを組まずに特殊召喚される高打点モンスターも苦手です。
ダークアームドドラゴンやパンクラトプスなどが良い例ですね。
持っていれば惜しまず使っていきましょう。
ユニコールは神碑の泉の守護獣だった……?
以上、スタッフIのカード解説でした。