【遊戯王】次環境はグローアップ・バルブ+ナチュル・ビーストのギミックが大流行の予感
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どうも、スタッフIです。
新制限適用のデッキでとあるギミックが注目されているようですね。
そう、タイトルにもある『グローアップ・バルブ』+『ナチュル・ビースト』のギミックですね。
どんなデッキで採用されているのか、なぜ採用するのかなどを考察を交えながら紹介していきます。
グローアップ・バルブについて
7期で初登場して以来定期的に環境で活躍を見せているカードなので知っている方も多いかもしれませんが一応能力を紹介しておきます。
デュエル中一回のみデッキトップを1枚墓地へ送って自己再生ができる植物族・地属性・レベル1のチューナーです。
過去に2度に渡って禁止カードを経験していますが4月から制限カードとして再び使用可能になります。
そして今回紹介するギミックの片割れであるナチュル・ビーストはレベル5のSモンスターでデッキトップを2枚墓地へ送れば無制限に魔法を無効にできる非常に強力な制圧効果を持っているのですがS素材に『地属性チューナー』と『チューナー以外の地属性モンスター』という二重の制限があります。
グローアップ・バルブは地属性チューナーなのでこの条件の片方を満たせます。
つまり非チューナー・レベル4以下の地属性を用意できるデッキにバルブを入れておけばナチュル・ビーストを出せるというわけです。
ではどんなデッキならこのギミックを採用できるのでしょうか。
ギミックを採用できるデッキ
勇者シンクロ
次の環境でも活躍が期待されている勇者シンクロでも採用できます。
勇者トークンがレベル4の地属性なのでバルブと合わせて出せます。
盤面に残った勇者トークンと自己再生後のバルブを有効活用できるのでギミック相性◎です。
焔聖騎士帝シャルル&盗人の煙玉とのコンボに絡めると特に強力で『相手の手札を見てハンデス』することでナチュル・ビーストでも対応できない超融合や冥王結界波、禁じられた一滴などの返し札を拒否したり相手の手札を魔法まみれにしてしまうことでナチュル・ビースト単騎で詰ませる状況を作りやすくなります。
ティアラメンツ
一見すると地属性モンスターがいないように見えますが合わせて採用されるイシズギミックが地属性なのに加え、沼地のドロゴンを自身の効果で地属性に変更することでナチュル・ビーストを出せるようになります。
ドロゴンはレイノハート以外のティアラメンツ+水属性以外の闇属性モンスターで出すのが簡単です。
他にもティアラメンツクシャトリラやフェンリルとバルブを合わせればカオスルーラーのシンクロ召喚もできます。
ティアラメンツ+カオスルーラーでドロゴンを出せばデッキに戻したカオスルーラーをまた出せるのでお得感マシマシですね。
環境にいるデッキなら特にこの2つが注目どころですね。
他にも地属性モンスターを採用しているデッキならこのギミックを狙えます。
なぜ採用する?
ナチュル・ビーストは元々強力なモンスターですがこれを採用するということは『魔法を何が何でも止めたいデッキ』が仮想的にいるということです。
今の環境で魔法が強力なデッキといえば何がありますか?
そう、ピュアリィですね。
手数が非常に多いピュアリィ相手でも無制限に妨害を打てるナチュル・ビーストなら完璧に抑えることができます。
一応クシャトリラ・フェンリルに突破されたりピュアリィ+プリティメモリーなどで返される可能性はありますがそれでも相手の立ち回りがぐっと制限されることには違いありません。
他にもナチュル・ビースト1枚で墓穴の指名者やライトニングストームを遮断できるので様子見で立てるだけでも強力です。
おまけ
バルブ単騎でナチュル・ビーストは出せませんがナチュル・パルキオンなら出せます。
なのでその手順を紹介していきます。
①バルブを素材にサクリファイス・アニマをL召喚、バルブを自己再生
↓
②バルブを自己再生し、バルブとアニマを墓地へ送って憑依覚醒-デーモンリーパーを特殊召喚、デーモンリーパー効果でバルブを蘇生
↓
③バルブとデーモンリーパーでナチュルパルキオンをS召喚
ね、簡単でしょう?
パルキオンに限定せずともレベル6のS召喚ができます。
スターダスト・チャージ・ウォリアーでドローする、コーラルドラゴンでチューナーを作ってさらなる展開につなげるなど自由自在です。
さらにこの展開、デーモンリーパーは自身の効果でデッキから特殊召喚できるので素引きやサーチなどに頼る必要もありません。
バルブを自身の効果以外で呼び出せればOKです。
ついでにデーモンリーパーで憑依解放をサーチしておけばパルキオンが倒されたときに保険で教導の聖女エクレシアor白の聖女エクレシアをリクルート可能で前者ならフルルドリスをサーチして妨害に、後者ならアルバスの落胤に繋いで擬似的な超融合が狙えます。
いやぁ、強いですねぇ。
これからまだまだ新しいコンボが見つかると思うので目が離せません。
以上、スタッフIのカード紹介でした。