【遊戯王】スプリガンズ×ドラグマ デッキレシピ!【ブレイジング・ボルテックス】
気づけばもう11月。
皆さんは先月末に発売された遊戯王の新弾『ブレイジング・ボルテックス』は買いましたか?
汎用カードの《金満で謙虚な壺》や《閉ザサレシ世界ノ冥神》が注目されがちですが、新規テーマも面白そうなものが揃っていますよ!
今回は新規テーマの1つ「スプリガンズ」について紹介します!
☆「スプリガンズ」の基本的な動き
メインデッキの「スプリガンズ」モンスターは以下の共通効果を持っています。
(2):このカードが手札・フィールド・墓地に存在する場合、 自分フィールドの「スプリガンズ」Xモンスター1体を対象として発動できる。 このカードをそのモンスターの下に重ねてX素材とする。
肝心の「スプリガンズ」Xモンスターは現状1種類しか存在しません。
それが《スプリガンズ・シップ エクスブロウラー》です。
①はX素材を任意の数取り除いて、指定したゾーンとその前後左右に存在するカードを破壊する効果。
②は相手ターンに自身をエンドフェイズまで除外する効果で、相手からの除去などを回避することができます。
一度フィールドを離れるのでX素材を失ってしまいますが、「スプリガンズ」モンスターの効果で補充できるので問題ないですね。
かなり強力なモンスターですが、「スプリガンズ」は展開力に乏しく正規の方法でX召喚するのはやや難しいと感じます。
ですがご安心を。
「スプリガンズ」Xモンスターを手軽に出せるサポートカードが存在します。
《大砂海ゴールド・ゴルゴンダ》です。
自分フィールドに「スプリガンズ」Xモンスターが存在しない場合に、手札の「スプリガンズ」カードを捨てることで「スプリガンズ」XモンスターをEXデッキから直接出すことができます。
さらに「スプリガンズ」Xモンスターの攻撃力が1000アップするおまけ付き。
この効果で特殊召喚したXモンスターは素材を持っていないので「スプリガンズ」モンスターの効果で補充する必要があります。
《大砂海ゴールド・ゴルゴンダ》にアクセスするカードに《スプリガンズ・ウォッチ》があります。
すでに《大砂海ゴールド・ゴルゴンダ》が存在する場合は「スプリガンズ」モンスターのサーチと墓地送りを同時に行うスーパーカードと化します。
総じて《大砂海ゴールド・ゴルゴンダ》への依存度がかなり高いので、デッキ構築の際には意識したいポイントですね。
「スプリガンズ」の動きをまとめるとこんな感じ。
☆デッキレシピ
では上の内容を踏まえて、デッキレシピを紹介しましょう。
今回はストーリー的な繋がりのある「ドラグマ」と組み合わせた形になっています。
「ドラグマ」の出張ギミックとしての優秀さについては先日記事にしたので、そちらも参考にしてください。
現在2種類存在する「スプリガンズ」罠カードは両方とも《アルバスの落胤》に関連する効果を持っています。
また《鉄駆竜スプリンド》は墓地へ送られたターンのエンドフェイズに「スプリガンズ」モンスターか《アルバスの落胤》をサーチまたは特殊召喚できます。
そうなると《鉄駆竜スプリンド》を墓地へ送りつつ《アルバスの落胤》をサーチできる《天底の使徒》は是非とも採用したいですよね。
サーチ先が《アルバスの落胤》だけだと心許ないので「ドラグマ」ギミックを採用することにしました。
《ドラグマ・パニッシュメント》や《教導の大神祇官》でも《鉄駆竜スプリンド》を墓地へ送れるので相性が良いですね。
もう一点、今回の構築のポイントとなるのが《惑星探査車》です。
前述の通り《大砂海ゴールド・ゴルゴンダ》に依存したデッキなので確実に手札に引けるように採用しています。
「スプリガンズ」も「ドラグマ」も召喚権を必要としないテーマなので、このカードに召喚権を使っても問題ないという点は非常に良いですね。
「スプリガンズ」は11期のストーリー関連テーマということで今後も強化されるはずなので今のうちに組んでみてはどうでしょうか!