【遊戯王】新制限対応「勇者デスピア」デッキ紹介
2022年1月からの新リミットレギュレーションが発表されましたね。
環境で大暴れしていた「勇者」や《D-HERO デストロイフェニックスガイ》の関連カードが規制を受けました。
《フュージョン・デステニー》が禁止となった一方で、《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》が制限に留まったのは意外に思った方も多いのではないでしょうか。
本日はそんな制限改定後の環境で強そうなデッキの1つ「勇者デスピア」をご紹介します!
☆デッキレシピ
☆デッキ解説
「デスピア」の強みといえば『ALBA STRIKE』で登場した新カード《烙印融合》です。
・《烙印融合》からの展開例
1.《烙印融合》を発動。デッキの《アルバスの落胤》と《悲劇のデスピアン》を素材に《神炎竜ルベリオン》を融合召喚。
2.《神炎竜ルベリオン》の効果で手札を1枚捨て、自身と墓地の《アルバスの落胤》を素材に《氷剣竜ミラジェイド》を融合召喚。さらに《悲劇のデスピアン》の効果で《デスピアの導化アルベル》をサーチ。
3.《デスピアの導化アルベル》を召喚し、《赫の烙印》をサーチ。
最終盤面:《氷剣竜ミラジェイド》《デスピアの導化アルベル》《赫の烙印》
《氷剣竜ミラジェイド》の効果によるモンスター除外や《赫の烙印》からの《ガーディアン・キマイラ》による妨害ができます。
さらにコストで墓地へ送った《烙印竜アルビオン》や《赫の烙印》で回収した《悲劇のデスピアン》の効果によって、次のターンのリソース確保までできるようになっています。
このように《烙印融合》による展開はとても強力ですが、一方で《灰流うらら》1枚で簡単に止められてしまうという欠点もあります。
対抗策として《墓穴の指名者》や《抹殺の指名者》がありますが、どちらも規制が厳しくなっています。
そこで役に立つのが「勇者」のギミックです。
「勇者」のギミックが通れば《流離のグリフォンライダー》が場に出るので、その後の《烙印融合》に対する《灰流うらら》をケアすることができます。
一方で《聖殿の水遣い》や《運命の旅路》など「勇者」ギミックが《灰流うらら》で止められた場合は、当然その後の《烙印融合》に《灰流うらら》を発動されることはありません。
つまり、「勇者」ギミックから展開することで安全に《烙印融合》の効果を使うことができるわけです。
《アラメシアの儀》の制約によって《デスピアの導化アルベル》が使いづらくなりますが、《烙印開幕》を多めに採用することでその点もある程度カバーできます。
それでは「勇者」ギミックを絡めた展開を紹介します!
・《アラメシアの儀》+《烙印融合》
1.《アラメシアの儀》を発動。《勇者トークン》を特殊召喚し《運命の旅路》をデッキから場に出す。
2.《運命の旅路》の効果①で《流離のグリフォンライダー》をサーチして特殊召喚。さらに《運命の旅路》の効果②で《騎竜ドラコバッグ》をサーチ。
3.《烙印融合》を発動。デッキの《アルバスの落胤》と《悲劇のデスピアン》を素材に《神炎竜ルベリオン》を融合召喚。
4.《神炎竜ルベリオン》の効果で《騎竜ドラコバッグ》を捨て、自身と墓地の《アルバスの落胤》を素材に《氷剣竜ミラジェイド》を融合召喚。さらに《悲劇のデスピアン》の効果で《デスピアの凶劇》をサーチ。《騎竜ドラコバッグ》の効果で《勇者トークン》に装備。
5.《氷剣竜ミラジェイド》の効果で《烙印竜アルビオン》を墓地へ送り、自身を除外。エンドフェイズに《烙印竜アルビオン》の効果で《赫の烙印》をセット。
最終盤面:《勇者トークン》《流離のグリフォンライダー》《運命の旅路》《騎竜ドラコバック》《赫の烙印》+手札に《デスピアの凶劇》
《デスピアの導化アルベル》を召喚して効果を発動することができないため、《氷剣竜ミラジェイド》自身を除外することで《烙印竜アルビオン》を墓地へ送り《赫の烙印》を確保します。
このとき《赫の烙印》で《デスピアの凶劇》を素材にすることで、除外された《氷剣竜ミラジェイド》を帰還させることができます。
・《烙印開幕》+《聖殿の水遣い》
1.《烙印開幕》を発動。《聖殿の水遣い》を墓地へ送り、《デスピアの導化アルベル》を特殊召喚。
2.《デスピアの導化アルベル》で《烙印融合》をサーチ。さらに墓地の《聖殿の水遣い》で《アラメシアの儀》をサーチ。
以降は上記の《アラメシアの儀》+《烙印融合》の展開と同じですが、《氷剣竜ミラジェイド》で除外するカードを《デスピアの導化アルベル》にすることで、《氷剣竜ミラジェイド》を場に残すことができます。
・《アラメシアの儀》のみ
1.《アラメシアの儀》を発動。《勇者トークン》を特殊召喚し《運命の旅路》をデッキから場に出す。
2.《運命の旅路》の効果①で《聖殿の水遣い》をサーチして特殊召喚。《運命の旅路》の効果②で《騎竜ドラコバッグ》をサーチ。
3.《勇者トークン》を素材に《リンク・スパイダー》をリンク召喚し、《リンク・スパイダー》と《聖殿の水遣い》を素材に《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》をリンク召喚。
4.《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》の効果で《烙印融合》をコピーし、自身と《アルバスの落胤》で《氷剣竜ミラジェイド》を融合召喚。
最終盤面:《氷剣竜ミラジェイド》
「勇者」ギミックから《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》を経由して《烙印融合》を使う展開です。
相手ターンに《氷剣竜ミラジェイド》で《烙印竜アルビオン》を墓地へ送ることで《烙印融合》をセットし、次のターンから「デスピア」ギミックにアクセスします。
今回のレシピでは《アルバスの落胤》を2枚採用しているのでそこまで問題ないのですが、《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》の制約により《神炎竜ルベリオン》を経由することができないため、《アルバスの落胤》が回収できない点には注意が必要です。
以上、新制限対応「勇者デスピア」デッキの紹介でした。
新制限で《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》が生き残ったのは意外でしたが、おかげでこのデッキを紹介することができたので個人的には良かったです。
『ALBA STRIKE』に収録されている《凶導者アルベル》トークンはこのデッキにピッタリなのでおすすめです!