【遊戯王】大会攻略の鍵！サイドデッキって何？
前回の記事はコチラ
どうも、WCS店舗代表決定戦用のデッキ調整に勤しむスタッフIです。
今回はタイトル通り『サイドデッキ』について解説しようと思います。
『サイドデッキの組み方がわからない』『近頃大会に出てみようかなー』という方の参考になれば幸いです。
そもそもサイドデッキって？
まずサイドデッキとは『マッチ戦の対戦終了後にメイン・もしくはエクストラデッキと入れ替えて使用することができるカード』を入れる場所です。
シングル戦やマッチ戦1本目ではサイドデッキのカードは使用できず、マッチ戦2本目以降から使用できます。
サイドデッキの枚数上限は15枚までと決められていて、15枚以内であれば何枚であっても問題ありません。
また、入れ替える前と入れ替えた後でサイドデッキの枚数は同じになるようにする必要があります。
例えば自分のサイドデッキからカードを3枚メインデッキに入れる場合、メインデッキから入れ替えるカードは3枚丁度にしなければなりません。
なんのために使うの？
おおまかに分けるとサイドデッキの存在意義は2つあります。
まず1つ目は『相手のデッキを対策する』ためです。
遊戯王というカードゲームはデッキの枚数に上限がある関係上、メインデッキで対応できるカードには限界があります。
それに対策カードを無理やり詰め込んでメインデッキの枚数を増やしすぎたくはないですよね？
そこで活躍するのがサイドデッキです。
例えば自分のメインデッキにサイクロンが2枚入っていて、サイドデッキにブラックホールが2枚入っているとします。
マッチ1戦目で相手が伏せカードを使用せず、モンスターを多数並べてくるデッキということがわかったなら、2本目以降はサイクロンとブラックホールを入れ替えることで自分のデッキでうまく機能しないカードを有効に使えるカードへ変換することができるのです。
2つ目は『自分のデッキの動き方を変える』ためです。
先攻と後攻でできることが違うデッキってありますよね。
わかりやすい例を上げるなら【サイバー・ドラゴン】などがそうではないでしょうか。
『後攻だと1ターンキルができるんだけど先攻を渡されるとやることがないなぁ』といったデッキなら『相手の動きを妨害できる罠カード』などをサイドデッキに入れておくことで2本目以降に先攻を渡された場合でもある程度の動きを確保することができます。
これを逆手に取り、相手が先攻用のサイドデッキと入れ替えることを読んで『後攻デッキ相手にあえて後攻を渡す』といった駆け引きをすることもできます。
奥が深いですね。
どういうカードを入れるといいの？
目的に応じて適したカードは変わってきますが相手のデッキを対策するという目的で使用する場合はこのようなカードが適しています。
ライトニング・ストーム
ノーコストで相手の場の攻撃表示モンスター、もしくは魔法・罠をすべて破壊することができます。
発動条件として『自分の場に表側表示のカードがない』ことが指定されているので後攻を想定して投入するのがいいですね。
アーティファクト・ロンギヌス
相手ターン中に手札もしくはフィールドからリリースすることで発動ターン中のお互いのカードの除外を封じます。
墓地からカードを除外して展開するオルフェゴールやインフェルノイドといったデッキに対して有効に働きます。
何も考えずにメインデッキに入れてもうまく機能させにくいカードなので相手のデッキを見てから入れ替えられるサイドデッキに向いています。
醒めない悪夢
1000LPを払うことで場の表側の魔法・罠を破壊できる永続罠です。
フィールド魔法や永続魔法・罠カードを軸にして動くデッキへの対策として有効です。
罠カード故に使用するために一度伏せる必要があるのでこちらが先攻を取る場合に入れるといいですね。
他にも罠の発動を封じるレッド・リブートや相手モンスターのコントロールを奪える精神操作、モンスター効果を無効化できる冥王結界波やモンスターを大量に除去できる原始生命態ニビルといったカードもサイドデッキ向けのカードです。
どうでしたか？
WCSなどのイベントはマッチ戦で行われることも多く、そういった対戦ではサイドデッキの使い方が勝敗を大きく左右すると言っても過言ではないです。
さて、カードラボ名駅4F店ではWCS2020店舗代表決定戦が
2月23日の日曜日に開催されます！
スタッフIはWCSに挑戦される方を応援していますよ。
皆様のご参加をお待ちしてます！
