Wチームドッキングパック収録カード考察!~ロールモデルタイガー~
4月18日に、Wチームドッキングパック チーム切札&チームウェイブ、鬼札王国&不死樹王国が発売する。
発売まであと2日……はやーい。
「切札×鬼札 キングウォーズ!!!」発売から1ヶ月も経っていない。
が、コレには、一日でも早く新カードを使いやすいカードプールを作る意図があると思っている。
新カードの活躍を期待している身としてはとても嬉しい。
というわけで、僕が今回発売するパックの中で一番注目するカードについて考察してみようか!
【ロールモデルタイガー】
トリックス/チームウェイブ 水文明/自然文明/コスト9
クリーチャー パワー14000
■[バズレンダ] 3
◎カードを1枚引き、その後、自分のマナゾーンにあるカードの枚数以下のコストを持つクリーチャーを1体、自分のマナゾーンからバトルゾーンに出す
■マッハファイター
■T・ブレイカー
■相手のクリーチャーが攻撃する時、可能ならこのクリーチャーを攻撃する。
チームウェイブのSRカード《ロールモデルタイガー》。
9コストとそれなりに重いクリーチャーではあるが、その効果は強烈。
バトルゾーンに出たとき、1枚ドローし、自分のマナゾーンにあるカードの枚数以下のコストを持つクリーチャーを1体、自分のマナゾーンからバトルゾーンに出す事ができる。
更にバズレンダ3で追加で起動も可能。
コストパフォーマンス、能力の強さ共に申し分ないカードだ。
「こーゆーかーどまってたんだよー」
さて、このカードはどんなデッキに入るだろうか?
まあ言わずもがな、強力且つコストの重いクリーチャーを多数採用したコントロールデッキが筆頭だろう。
《ニコル・ボーラス》や《偽りの王 ヴィルヘルム》など出るだけで戦況がひっくり返るクリーチャー達がマナから1体、2体と出てくるのは悪夢以外何物でもない。思わずデッキの上に手を置いてしまうだろう(投了の意)。
しかし、バズレンダを複数回起動するには大量のマナが必要になる。
今のカードプールならば15マナくらいは余裕で貯めることは出来るだろうが、少し悠長と思う。
そんなわけで僕は《大革命のD ワイルド・サファリ・チャンネル》に注目した。
元々は旧5Cジョリーのマナリソース元として活躍した1枚。
多色カードのマナが2になることで、そのマナの量は膨大なものになる。
十王篇にて再度多色カードがピックアップされた事によってこのカードの強さは上がったと僕は思う。
このカードさえあれば、バズレンダによる追加のマナの支払いに困ることも少なくなるはずだ。
ロールモデルタイガーで使うには少しオーバーキル気味な気もするが、重量クリーチャーが何体も並ぶ光景は圧巻だ。
僕も一回はやってみたい。
更に、《大革命のD ワイルド・サファリ・チャンネル》に注目した理由はそれだけではない。
昨今、D2フィールドを採用したデッキは数を減らしている。
少し前までは《Dの博才 サイバー・ダイスベガス》は主流D2フィールドであったが、ハンデスなどのコントロールデッキ自体の数が減り、相対的にあまり見なくなってしまった。
D2フィールドが少ないということは自分のD2フィールドを守りやすいということ。
《大革命のD ワイルド・サファリ・チャンネル》の最大の欠点である「出したターンはそれ以外の行動が出来なく、即張替えされると1ターン無駄になってしまう」といったケースの再現が起きづらくなっている。
非常に大きいことだ。
ここまで《大革命のD ワイルド・サファリ・チャンネル》を推してきたが、彼にも欠点がある。
それはロールモデルタイガーは「マナの枚数」を参照するということだ。
少ないマナの枚数で大量のマナを生み出せる《大革命のD ワイルド・サファリ・チャンネル》は、たしかにロールモデルタイガーを早期に着地させることは可能。
だが、同時にロールモデルタイガーによって出したいクリーチャーのコストよりマナの枚数が少ないといったケースも往々にして有り得ることだ。
併せて使うならば注意すべき点だ。
とまあ、ここまでロールモデルタイガーの考察をしてきたわけだが、謂わばこのカードはコントロールデッキ向けのカード。
最近ではドッカンデイヤーやパーフェクトネイチャーなどの強力なコンボ、ループデッキに押され、陽に当たるデッキではなくなってしまった。
ロールモデルタイガーがコントロールデッキの救世主となり得るかはわからないが、コントロールデッキを変える1枚であると僕は思っている。
僕個人もコントロールデッキ大好き星人なので、これを機にコントロールデッキがまた隆盛することを望んでいる。
コントロールデッキが大好きなみんなも、一緒に頑張っていこう。
以上。
最後に。
なんか出来そうな気がする!
by 5C蒼龍に超お世話になったスタッフ アサイシ