【遊戯王】カードで学ぶ古典文学『竹取物語』
【遊戯王】1枚から驚異の展開力!『ヌメロン』デッキと相性の良いカードをご紹介!

今回はタイトル通り、遊戯王カードで『竹取物語』のあらすじを紹介してみたいと思います。
今回はカードの能力の話はあまりしません。
●竹取物語の概要
平安時代に成立した物語だとされています。
作者は不明ですが日本で最初の『仮名文字』で書かれた作品です。
『今は昔、竹取の翁といふものありけり』という序文が有名ですね。
●登場人物とあらすじ
まず、この物語はおじいさんが竹林の中で光る竹を見つけるところから始まります。
すごく神々しいおじいさんですがぱっと思いついたそれっぽいイラストのカードがこれでした。
もっとそれっぽいカードも探せばあると思います。
光る竹を切ってみると、なんと中から女の子が出てきたではありませんか。
なよたけ
おじいさんはこの子を『弱竹(萎竹)の輝夜姫』と名付けて大切に育てます。
そう、これが有名な『かぐや姫』です。
ここからが本番、美しいかぐや姫の噂を聞きつけた貴族たちが次々と求婚にやってきました。
それに対してかぐや姫は様々な無理難題をふっかけ、それに応じられたら結婚してもよいと言います。
●様々な難題
かぐや姫がふっかけた難題は『とても珍しい宝物を持ってこい』というものでした。
その宝物というのが
『仏の御石の鉢』
お釈迦様にしか使えないという石の鉢です。
私には鉢っぽいカードが見つけられませんでした……
『火鼠の皮』
火鼠という幻獣の毛皮です。
決して燃えることはなく、
火にかけると汚れだけが焼け落ちてその美しさを保つとされています。
『蓬莱の珠の枝』
おそらくもっとも有名な宝物で、
蓬莱山にあるという宝玉がなる木の枝です。
ちなみに蓬莱山というのは中国に存在するという伝説の山です。
平安時代の基準で中国に行くというのは文字通り『命を懸けた行為』でした。
『燕の子安貝』
燕が巣の中に隠し持っているという貝です。
ちなみに子安貝というのは『タカラガイ』のことなので実物自体は存在します。
ですが燕の巣は通常人の手の届かないところにあるので獲ることはまず無理です。
長年空想の存在ではないかといわれていましたが、
近年の研究では燕の巣の下から貝殻が見つかった例が報告されていて
『燕の子安貝は実在したのではないか』という説も浮上しています。
『龍の頸の珠』
龍の顎の下についているという宝石です。
龍自体がそもそも架空の存在なので絶対に手に入りません。
●物語の結末
五人の貴族はそれぞれ難題に挑みますが悉く失敗してしまいます。
そして求婚をはねのけたかぐや姫はあるとき自分が『月の人間であること』を明かし、
迎えに来た月の人間と一緒に月へと帰ってしまいます。
この時、かぐや姫は餞別として帝に『不死の薬』なるものを渡します。
※画像はイメージです。
しかし帝は「かぐや姫のいない世界で長生きする意味はない」と不死の薬を火山に捨ててしまいました。
この時薬を捨てた山が『富士山』であるといわれています。(諸説あり)
●最後に
カグヤの②の効果は
物語の中で様々な無理難題をふっかけて追い返したところから来ていたんですね。
少し前に流行った【WW壊獣カグヤ】を思い出しました。
また、召喚成功時の効果で攻撃力1850の魔法使い族を手札に加えられます。
同名カードはもちろんのこと、
近々『精霊術の使い手』で強化される『憑依装着』モンスターもすべてこのカードで持ってくることができます。
これから注目が高まりそうなカードですね。
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※発売日が6月20日と記載されていますが正しくは7月4日です。
今回は竹取物語をざっくり紹介してみましたがそれ以外の古典文学も面白いですよ。
お出かけできなくて暇だよーという方、古典文学に触れてみませんか?
学生の方ならカードを交えながらあらすじを覚えてみると勉強になるかもしれませんね。
ちなみに私のおすすめは『徒然草』です。
以上、カードで説明する古典文学でした。