【遊戯王】きまぐれデッキ解説 十二獣編【#18】
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第18回で紹介するデッキは【十二獣】!
『ファントム・レイジ』発売後の環境で活躍するデッキです!
☆【十二獣】とは
地属性・獣戦士族のレベル4下級モンスター及びランク4エクシーズモンスターで構成されたテーマで、それぞれ以下のような共通効果を持っています。
「十二獣」下級モンスター
(2):このカードを素材として持っている、元々の種族が獣戦士族のXモンスターは以下の効果を得る。
●(固有効果)
「十二獣」エクシーズモンスター
「十二獣○○」は1ターンに1度、同名カード以外の自分フィールドの「十二獣」モンスターの上に重ねてX召喚する事もできる。
(1):このカードの攻撃力・守備力は、このカードがX素材としている「十二獣」モンスターのそれぞれの数値分アップする。
従来のエクシーズ召喚と異なり、メインデッキの下級モンスター1枚からエクシーズ召喚が可能であり、重ねることで効果やステータスを強化して戦います。
「十二獣」は第9期の終盤に登場し、高い安定性と出張性能で環境を埋め尽くしました。
現在はテーマカードの内1種が禁止、3種が制限カードに指定されていますが、相性の良い《天霆號アーゼウス》の登場によって再び環境上位に食い込んでいます。
☆デッキレシピ
※エクストラの残り3枚は自由枠
☆主要カード紹介
《十二獣ドランシア》
素材を取り除くことでフリーチェーンの除去ができます。
「十二獣」モンスター1体からこのカードによる妨害を構えられる点が【十二獣】の強みの一つです。
《十二獣ライカ》
素材を取り除くことで「十二獣」モンスターの蘇生ができます。
【十二獣】における貴重な展開要員です。
《十二獣タイグリス》
素材を取り除くことで墓地の「十二獣」モンスターをフィールドのXモンスターの素材にすることができます。
「十二獣」Xモンスターのステータスを補強できる他、《十二獣ライカ》などで蘇生した素材を持たないXモンスターに素材を供給するのも強力です。
《十二獣ワイルドボウ》
相手に直接攻撃できます。
素材重ねることで攻撃力を強化したこのカードで相手のライフを削っていきましょう。
《十二獣の会局》
自分フィールドの表側カードを破壊して「十二獣」モンスターをリクルートできる永続魔法です。
このカード自身を破壊することもできますが、制限カードなので運用は計画的に。
《十二獣サラブレード》
「十二獣」で最高の攻撃力1600に加え、①効果で「十二獣」モンスターを墓地に置くことができます。
「十二獣」モンスターが墓地にあれば《十二獣ライカ》や《十二獣タイグリス》の効果を使用することができます。
《十二獣モルモラット》
攻守は0ですが、召喚時に「十二獣」カードをデッキから墓地へ送ることができます。
手札に「十二獣」モンスターがない場合は《十二獣サラブレード》よりもこちらをサーチしましょう。
《十二獣ヴァイパー》
フリーチェーンで手札、フィールドの自身をX素材のできる効果と、素材時に戦闘を行った相手モンスターを除外する効果を持ちます。
対象を取らない除外によって多くのモンスターを除去することができます。
《十二獣ラム》
破壊された場合に「十二獣」をリクルートできます。
《十二獣の会局》はもちろん《十二獣ドランシア》で割って展開することもあります。
素材時の罠無効効果も特定のデッキに刺さります。
《天霆號アーゼウス》
Xモンスターが戦闘を行ったターンにXモンスターの上に重ねることができ、素材を2個取り除くことでフリーチェーンで自身以外のフィールドのカードを墓地へ送ることができます。
【十二獣】ではX素材を4つ以上確保することが容易にできるので、効果を複数回発動できるのが強みです。
☆デッキの回し方
まずは《十二獣サラブレード》《十二獣モルモラット》で墓地に「十二獣」モンスターを落とし、《十二獣タイグリス》《十二獣ヴァイパー》を活用して素材をたくさん持った「十二獣」Xモンスターを目指しましょう。
相手ターンは《十二獣ドランシア》で妨害し、自ターンには《十二獣ワイルドボウ》の直接攻撃でライフを削ります。
最後に《天霆號アーゼウス》による盤面一掃からのダイレクトアタックで勝負を決めましょう!
【十二獣】はデッキ構築やプレイングの自由度が高いデッキです。
扱いが難しい分強力なデッキになっているので、是非挑戦してみてください!
今回掲載したデッキは現在当店デッキコーナーで販売中です!