【遊戯王】スタッフＩの対戦記録～『十二獣』編
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どうも、休日に地元のイベントをよく巡るスタッフＩです。
今回は私自身が特定のデッキと対戦をしたうえで『強いなー』と思ったことや対策に有効だと思ったポイントを紹介したいと思います。
というわけで先日『十二獣』と4時間ぐらいぶっ通しでマッチ戦2本先取の対戦をしてみましたので対戦中に思ったことを書き綴っておこうと思います。
十二獣が強いと思うポイント
1枚初動でいろんな展開方法があるのが強いと感じました。
『十二獣モルモラット』『十二獣サラブレード』『炎舞－天璣』『十二獣の会局』などのどれかが1枚あればいろんな展開方法が使えます。
自分が見た展開例は以下のようになります。
手札にモルモラットor炎舞－天璣と十二獣の会局の2枚
十二獣モルモラットを通常召喚し、効果でデッキから十二獣ラムを墓地へ
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モルモラットの上に十二獣ライカを重ねてＸ召喚、ライカ効果で墓地からラムを蘇生
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ライカの上にさらに十二獣ドランシアを重ねてＸ召喚、開局を発動して効果でラムを破壊しながらデッキから十二獣を特殊召喚、ラムの破壊時効果でさらに墓地から十二獣を蘇生
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特殊召喚された十二獣にタイグリスを重ねてＸ召喚、効果でドランシアに墓地のラムを重ねてＸ素材に
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ドランシアとタイグリスを除いた十二獣にハマーコングを重ねてＸ召喚、タイグリスとハマーコングでFNo.0 未来皇ホープをＸ召喚し、さらにその上にFNo.0 未来龍皇ホープを重ねてＸ召喚
未来龍王ホープと無限泡影に耐性を持ったドランシアが着地しました。
戦闘・効果で破壊されない未来龍皇ホープとモンスター効果を1回無効とフリーチェーンで表側のカード1枚破壊が構えられます。
これは先攻時の展開で、後攻の場合はワイルドボウで相手の盤面を無視して直接攻撃を決めた後に天霆號アーゼウスをＸ召喚して盤面を一掃しながら逆制圧を仕掛けられます。
Ｘモンスターの上にＸモンスターを重ねることが得意なことデッキであれば4～6枚ほど素材を得ることも難しくありません。
アーゼウスを狙わなくともワイルドボウにサラブレードやヴァイパーを複数枚乗せていれば閃刀姫－ハヤテをも上回る打点での直接攻撃でとどめを刺しに行けるのもこのデッキならではの強みだと思います。
第10期初頭の十二獣と動き方自体は似ているんですがアーゼウスを使うようになった関係で防御手段が『大量の永続魔法・罠』から『使い切りのフリーチェーン魔法・罠と手札誘発』にシフトしたように思えます。
元々十二獣がメインデッキのスロットをあまりとらないデッキであるということもあって流行の手札誘発はだいたいフルで投入されていました。
それに加えて強欲で貪欲な壺を投入してドローを加速させるのも非常に強力です。
おそらく今環境で強欲で貪欲な壺を最も強く使えるデッキなのではないでしょうか。
アーゼウスの登場によって十二獣のゲーム速度は大幅に向上しました。
アーゼウス以外も未来龍皇ホープやメガトンゲイルなど相性のいい大型モンスターが簡単に繰り出せるのでこれまで苦手だった『大量の伏せカードによる妨害』や『複数の高打点モンスターが並んだ盤面』も容易に突破できるようになっていました。
特にメガトンゲイルはＸモンスターを使用しない一部のデッキが詰んでしまうほどの強烈な効果を持つので有利な対面が増えたのではないでしょうか。
対策に有効なポイント
展開にＸ召喚をほぼ確実に経由するため『次元障壁』がかなり有効でした。
また、十二獣のＸモンスターは自身の効果でステータスが変動するので『禁じられた聖杯』や『禁じられた一滴』なども有効だと思われます。
未来龍皇やメガトンゲイルはモンスター効果には非常に強いものの魔法・罠にには弱いという性質があり、この弱点はドランシアにもある程度当てはまるので十二獣全体を通しての弱点であるように見えます。
他にも1体十二獣がいれば盤面を作れるという始動の手軽さはありますが最初に1体を潰されると何もできません。
十二獣の会局があればその弱点もある程度カバーされますが会局は制限カードなので妨害が集中しやすいです。。
妨害や切り返しの当てどころがあるとしたら
・ドランシアorライカor会局orサラブレードへの幽鬼うさぎ
・ライカorモルモラットへのエフェクト・ヴェーラー
・ライカorラムへのD.D.クロウ
・モルモラットorサラブレードor会局への灰流うらら
・ドランシア以外のＸモンスターが最初に着地した瞬間に次元障壁
などが有効ではないでしょうか。
他にもいろいろな誘発が要所要所で効きます。
特に幽鬼うさぎがかなり効くので対策カードに迷っている方は試してみてください。
他にはヴァイパーの効果は実質的に攻撃力を1200アップさせる効果ですが直接打点を強化する効果ではないのでダメージ計算中には発動できません。
なのでダメージ計算中に禁じられた聖杯や禁じられた一滴を使用することで打点アップや戦闘後の除外を適用させることなく安全に処理できます。
ドランシアの効果もダメージ計算中には使用できないので逃げられる心配もありません。
デッキ相性
いろいろなデッキで対戦して感じた相性です。
実際には異なる場合もありますのでご了承ください。
・転生炎獣
ヴァイパー、アーゼウス、未来龍皇と苦手な要素がこれでもかと詰まっています。
守備を固めてもサラブレードで貫通してくるのでライフレースはどうしてもあちらに分が上がります。
一応先にレイジを構えることができれば勝機はありますが厳しい対面だと思います。
・閃刀姫
ドランシア、メガトンゲイル、未来龍皇をアフターバーナーやウィドウアンカーで比較的楽に処理できるので有利対面です。
十二獣がセットカードに触る手段に乏しいというのも有利な要素として働いています。
ただマルチロールは破壊されやすいので注意が必要です。
・オルフェゴール
デッキ相性自体は悪くないとは思うのですが未来龍皇の存在が結構重く響きます。
処理できるカードは基本的にディンギルスかロンギルスのどちらかになるのですが未来龍皇の効果で無効化されると非常に苦しい展開を強いられます。
ディンギルスの効果を通せるかどうかが勝負の分け目になるのではないでしょうか。
・幻影騎士団
ラウンチorファントム・フォースからのダークレクイエムが非常に有効です。
ドランシアの妨害を潜り抜けてしまえば未来龍皇だろうとメガトンゲイルだろうと問答無用で突破できます。
ダークレクイエムは複数回連続で使用できるモンスター効果無効を持っているので未来龍皇にも真正面から立ち向かえます。
有利な要素がある一方でこちらの主力になる幻影霧剣やラスティ・バルディッシュはドランシアに破壊されるとうまく機能してくれないので相性的には五分ぐらいだと思います。
以上、スタッフＩによる対戦報告でした。
