【遊戯王】新制限前に環境デッキの振り返りをしよう!【2020年10月制限】
気づけばもう12月ということで、新制限の発表まであと半月ほどになりました。
今回は新制限発表前に今環境で活躍したデッキについて振り返りをしようと思います!
☆シャドール
前環境の後期から活躍していた「シャドール」。
展開にも妨害にも使える《影依の偽典》によって《エルシャドール・ミドラーシュ》などを融合召喚して戦います。
元々は初動に必要なカードの枚数が多く安定感に欠けるデッキでしたが、《天底の使徒》や《ゲール・ドグラ》といった1枚初動が採用され、かなり強力なデッキになりました。
デッキの強さが《影依の偽典》に依存しており、《コズミック・サイクロン》や《ダイナレスラー・パンクラトプス》で対策されてしまい現在では環境上位から姿を消しました。
☆十二獣
かつて環境で猛威を奮った「十二獣」が令和でも環境入り。
8月に登場した《天霆號アーゼウス》のカードパワーが凄まじく、簡単にX素材を増やせる「十二獣」との相性は抜群でした。
1枚初動となるカードが非常に多く、デッキの枠にも余裕があるので多くの汎用カードを採用することができたのも大きな強みです。
最近はあまり見なくなりましたが、「鉄獣戦線」との組み合わせで再び注目されているのでまた環境上位に返り咲くかもしれませんね。
☆召喚ドラグマ
前環境では環境トップクラスだった「召喚ドラグマ」ですが、「シャドール」の台頭とともに数を減らしていました。
しかし、新たに環境トップとなった「十二獣」に対して《ドラグマ・パニッシュメント》の妨害が強力なこともあって再び増加。
《天底の使徒》が準制限になったため、《影依の偽典》を採用しない方が主流になりました。
「十二獣」同様にデッキの自由枠が多いため、環境に合わせて形を変えながら現在でも活躍しています。
前環境から安定して環境上位にいるデッキなので、新制限でどうなるか特に注目です。
☆サンダー・ドラゴン
破壊耐性を持った《超雷龍-サンダー・ドラゴン》や《雷神龍-サンダー・ドラゴン》が強力。
《超雷龍-サンダー・ドラゴン》が相手のサーチを封じるため、「召喚ドラグマ」に対して有利に立ち回れます。
10月に登場した《混沌領域》を採用して事故率を軽減した通称「白黒サンダー」も一定の成績を収めました。
やや安定感には欠けるデッキですが、デッキパワーは高いので規制されなければ今後も活躍するでしょう。
☆エルドリッチ
今季は展開系のデッキが少なく、中低速デッキ中心の環境でした。
中低速デッキに対して有利な「エルドリッチ」は環境的に強かったと言えます。
最近のデッキでは珍しく手札誘発をほとんど採用せず、代わりに《スキルドレイン》や《手違い》といった永続罠カードが採用されました。
「エルドリッチ」関連カードはまだ規制されていないので「召喚ドラグマ」と並んで新制限が気になるデッキです。
☆電脳堺
今最も勢いに乗っているのが「電脳堺」です。
今季の数少ない展開系デッキの一つで、「エルドリッチ」の増加、そして『ブレイジング・ボルテックス』で新規カード《電脳堺門-玄武》が追加されたことで環境上位に躍り出ました。
先行の《真竜皇V.F.D.》+《電脳堺門-朱雀》による圧倒的な制圧力がウリ。
環境終盤で台頭してきたデッキなので次回の制限改定を免れる可能性もあり、今後に期待のデッキです。
☆その他のデッキ
他に今環境で結果を残したデッキとしては、展開系と罠型2種類のデッキが活躍した「コード・トーカー」、根強い人気と強さを誇る「閃刀姫」、最近入賞報告が増えてきた「プランキッズ」「ドラゴンメイド」などがあります。
これらのデッキは新制限後の環境でも活躍する可能性が高いので、今組むならこのあたりのデッキがおすすめです!
今環境をしっかりとおさらいして新制限の発表に備えましょう!