【遊戯王】テーマの枠を超えた強さ！セレクション10収録の『竜血公ヴァンパイア』の使い方を紹介！
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どうも、スタッフIです。
『SELECTION10』の発売まであと2日になりました。
というわけで今回はそこに収録される新規カード『竜血公ヴァンパイア』を紹介します！
どんなカード？
闇属性・アンデット族の効果モンスターです。
効果は以下の通りとなっています。
このカード名の(1)(2)(3)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：このカードが召喚に成功した場合、 相手の墓地のモンスターを２体まで対象として発動できる。 そのモンスターを効果を無効にして自分フィールドに守備表示で特殊召喚する。 (2)：モンスターの効果が発動した時、 その同名モンスターが自分・相手の墓地に存在する場合に発動できる。 その発動を無効にする。
(3)：相手の墓地からモンスターが特殊召喚された場合、 自分フィールドのモンスター２体をリリースして発動できる。 このカードを墓地から特殊召喚する。
ヴァンパイアの名を冠する新カードです。
召喚成功時に相手の墓地からモンスターを2体までこちらの場に呼び出せる誘発効果、自分か相手の墓地に同名モンスターが存在するモンスターの効果をノーコストで無効にできる誘発即時効果、相手の墓地からモンスターが蘇生された場合にこちらのモンスター2体をリリースすることで自身を墓地から蘇生させる誘発効果を持ちます。
では、次に効果の強いところを解説していきます。
強いところ
まずは1の効果から
蘇生したモンスターは効果が無効化されますが素材に使うことに関しては制約が付きません。
通常召喚する必要がありますがアドバンス召喚とは書かれていないので死皇帝の陵墓などでリリースを軽減して召喚しても大丈夫です。
チューナーを含んだモンスター2体を蘇生することで水晶機巧-ハリファイバーを展開し、そのままヴァレルソード・ドラゴンまでつなぐことで竜血公+ヴァレルソードで一気に8000以上のライフを奪うことができます。
つまり
チューナーを含めて2体奪えば1ターンキルできます。
次に2の効果
こちらは同名カードが墓地に存在する場合にノーコストで無効化できるとありますが、灰流うららや増殖するGといった手札誘発モンスターは発動した瞬間に墓地へ送られるため『その同名モンスターが自分・相手の墓地に存在する』という条件を満たしてしまいます。
上記のハリファイバーからの展開を止めようとする灰流うららやエフェクト・ヴェーラーといったカードもこのカードを盤面に残しておけば無力化できます。
ダイナレスラー・パンクラトプスも攻撃表示のこのカードを戦闘で突破できず、2の効果も無効化されます。
汎用性の高いカードほどこのカードに止められやすくなってしまうのです。
最後に3の効果
相手の墓地からモンスターが特殊召喚された場合という条件ですが
相手の墓地からこちらの場に蘇生されても条件が満たされます。
ヴァンパイアAの効果で相手の墓地から蘇生→蘇生したモンスター2体をリリースしてヴァンパイアBを墓地から特殊召喚なんてことも可能です。
このカードを活用できるデッキ例
竜血公ビート
このカードの運用に特化させたヴァンパイアデッキで活躍が見込めます。
ヴァンパイアの使い魔を特殊召喚することでこのカードを手札に引き込めるのでヴァンパイアの領域なので追加した召喚権をこのカードに回したり、ヴァンパイア・サッカーの蘇生効果をトリガーに墓地から竜血公を自己再生させたりあらゆる方法で展開できます。
竜血公で対応できない魔法・罠にもヴァンパイアの支配を使うことで対応可能です。
帝
アドバンス召喚を主軸にする帝デッキにも採用できます。
帝王の開岩を発動して竜血公をアドバンス召喚し、天帝アイテールをサーチしながら墓地からモンスターを蘇生
↓
次の相手ターンに蘇生したモンスターをリリースして天帝アイテールをアドバンス召喚！
という動きが自然にできます。
真帝王領域での展開制限にこのカードのモンスター無効が合わさるとかなり動きづらくなること間違いなしです。
エルドリッチ
実はこのデッキでも活躍できます。
紅き血染めのエルドリクシルはエルドリッチを展開するカードなのですがエルドリッチモンスターが存在する場合は黄金卿エルドリッチ以外のアンデット族も特殊召喚できます。
つまり
このカードも特殊召喚できます。
エルドリッチがすでに盤面にいるなどの状況ならこのカードを呼び出してさらなる制圧を狙うことも可能です。
また、このカードを入れる大きなメリットに
ミラーマッチに非常に強くなる
という点があります。
もともと召喚権が余りがちなデッキなので無理なく召喚権をこのカードに回すことができ、召喚に成功すれば
相手の墓地からエルドリッチを奪えます。
リリース要員には黄金郷の罠モンスターやPSYフレームギア・γとPSYフレーム・ドライバーのセットを使うのがよさそうです。
最後に
いろんな可能性を秘めたアンデット族の新たなエースモンスター。
果たしてどんな活躍を見せてくれるのでしょうか。
