【遊戯王】採用率急上昇!「スカル・マイスター」について徹底考察!!
皆様、新年あけましておめでとうございます!!
サテライトTOKYOスタッフのたかやんです!
今年も新規カードの活用法や大会環境についてなど、様々な情報をブログやサテライトショップチャンネルにてお届けしますのでぜひご確認ください!
ということで新年1発目のブログはこちら!
最近の大会で採用率が急上昇している、
「スカル・マイスター」のご紹介です!
なぜこのカードの採用が増えているのか考察していきます!
それでは早速見ていきましょう!
・墓地の番人!
まずは「スカル・マイスター」の効果を見ていきましょう。
①:相手の墓地で魔法・罠・モンスターの効果が発動した時、このカードを手札から墓地へ送って発動できる。その効果を無効にする。
墓地で発動した効果を無効に出来る手札誘発です。
現在の大会環境での「スカル・マイスター」の強みとしては、個人的に以下の3つの理由だと考えています。
- ・名称指定の使用制限が存在しない
- ・墓地を多用するデッキの増加
- ・『エルドリッチ』の存在
まず1つ目の理由ですが、今現在採用されている手札誘発のほとんどは名称指定で1ターンに1度しか効果を発動出来ません。
そのため、手札で被ってしまうとそのターン中は1枚が実質何も出来ないカードになってしまったり、2回目を使いたい場面があっても発動することが出来ない状況になってしまいます。
しかし「スカル・マイスター」は1ターンに1度しか発動出来ない等の制約は存在しないため手札で被っても問題ない、なんなら墓地で発動する効果は非常に多いためいい手札を引いたといえるかもしれません!
次に2つ目の理由ですが、最近の大会で活躍している『電脳堺』や『コード・トーカー』、『ドライトロン』といったデッキは墓地のカード効果を活用するデッキです。
今の大会環境で墓地からカードの効果を発動しないデッキはないといっても過言ではないと思います。
そのため、どんなデッキに対しても「スカル・マイスター」の効果を使う場面が存在しないということはないかと考えられます。
ただ、「スカル・マイスター」の効果で無効にできるカードの多くは他にも「灰流うらら」や「屋敷わらし」といった代表的な手札誘発でも墓地で発動する効果を無効にする事が出来るため、「スカル・マイスター」の重要度はそこまで高くないかもしれません。
しかし、『幻影騎士団』と『プランキッズ』に代表される、墓地で効果を大量に発動するデッキを相手にすると、「灰流うらら」や「屋敷わらし」1枚では対応しきれなくなることが発生します。
そのため、少しでも多く展開を止められる手段を増やすために「スカル・マイスター」が必要になります。
そして、「スカル・マイスター」流行の最大の理由が3つ目として挙げた『エルドリッチ』の存在です。
『エルドリッチ』も墓地のカードを活用するデッキですが、他のデッキとは違い影響を受ける手札誘発が非常に少ないです。
「黄金卿エルドリッチ」の②の効果は「墓地から手札に加える」処理が含まれるため「スカル・マイスター」以外にも「屋敷わらし」で無効にすることが出来ます。
しかし、「黄金郷」罠カードと「エルドリクシル」魔法・罠カードの②の効果は「コスト」で「墓地から除外する」ため「屋敷わらし」で無効に出来ず、またその効果も「デッキから◯◯カードをセットする」効果のため「灰流うらら」でも効果を無効にすることが出来ません。
ただ、上記の効果は墓地から除外しているので場所こそ変わっていますが「墓地」で発動した効果には変わりないため、墓地で発動した効果を無効に出来る「スカル・マイスター」で無効にすることが出来ます!
他の対策としては「アーティファクト・ロンギヌス」で除外自体を封じるぐらいしかないため、手札誘発が使いづらい『エルドリッチ』に対して有効なのは他にはない「スカル・マイスター」の大きな強みです!
・まとめ
という事で、「スカル・マイスター」の採用率上昇の理由としては
- ・他の手札誘発よりも『エルドリッチ』に有効
- ・その他どんなデッキ相手にも使える場面が存在する
という2点だと思われます。
個人的に『エルドリッチ』を相手にするのはかなり苦手なため「スカル・マイスター」をフル採用したいと思います!
『エルドリッチ』が苦手という皆さん、ぜひ採用してみてはいかがでしょうか?
それではまた次回!