【遊戯王】2020年振り返り企画　第1回～禁止カード編①～

サテライトTOKYOスタッフのたかやんです！

2021年になったということで、今回からは2020年の遊戯王OCGの変化を振り返っていきます！

第1回は禁止カード編！

2020年もリミットレギュレーションにかなりの変化が生じましたが、その中でもあまりの強さが故に禁止カードに指定されてしまったカードを紹介していきたいと思います！

「こんなカードあったなぁ…」などと今現在は公式イベントで使用できないカード達に思いを馳せてはいかがでしょうか？

思わず内容が濃くなってしまったので、2回に分けてお送りします！

それでは早速見ていきましょう！

※2020/4/1～2021/1/1の期間で指定されたカードが対象です。

・守護竜エルピィ

ブースターパック「SAVAGE STRIKE」で登場したカードです。

2体以上のリンクモンスターのリンク先に手札・デッキからドラゴン族モンスターを特殊召喚できる効果を持っています。

非常に簡単な条件で効果を発動でき、また特殊召喚するドラゴン族に制限がないことから「破壊竜ガンドラX」を使った先攻1ターンキルコンボデッキ、通称『ガンドラワンキル』や、『ドラゴンリンク』といったドラゴン族主体のデッキで採用され大会で大活躍しました。

『守護竜』が登場したことによって完成した2つのドラゴン族デッキですが、「エルピィ」や同じく『守護竜』の「アガーペイン」だけにとどまらず「レッドアイズ・ダークネスメタル・ドラゴン」等、約1年半で計7枚のカードを禁止カードにしてしまうという結果に…

とんでもないデッキでしたね…

・星杯の神子イヴ

ブースターパック「DARK NEOSTORM」で登場したカードです。

S召喚成功時にデッキから「星遺物」カードを手札に加えることができ、「星遺物を継ぐもの」を手札に加えることでS召喚のカード消費をなくしつつ、さらなる展開につなげる事ができます。

また、墓地に送られた場合にデッキから「星杯」モンスターを特殊召喚する効果を持っているため、このカードをS召喚、リンク素材等に使用するだけで2枚カードを増やすことができました。

レベル5でS素材に制限もないため「エルピィ」と同じく先攻1ターンキルコンボに使用されるだけでなく、「水晶機巧－ハリファイバー」と同時採用され展開の要として様々なデッキで大活躍しました。

かわいいイラストということで禁止カードに指定された今でも、このカードの高レアリティverは非常に高い人気を誇っています。

・儀式魔人リリーサー

ブースターパック「スターダスト・オーバードライブ」で登場したカードです。

儀式召喚を行う際に墓地のこのカードを必要なレベル分として除外でき、また自身を儀式素材とした儀式モンスターから見て相手プレイヤーの特殊召喚を封じる効果を持っています。

このカードの登場自体は2009年のため、最新のカードというわけではありませんでしたが様々な新規カードが登場した結果『リリーサードラグーン』というとんでもないコンボデッキが生み出されてしまいます…

目標とする盤面を簡単に作れてしまう点、盤面が完成するとその対処法が限りなく少ないという点から大会環境トップまで上り詰めました。

『リリーサードラグーン』の対策としてサイドデッキに「冥王結界波」をフル採用していた方も非常に多いのではないでしょうか？？？

とはいえ新規カードと組み合わせることで昔のカードを強力に扱えるのも遊戯王OCGの素晴らしいところだと思います。

あんな理不尽ゲーはもう懲り懲りだ…

ということで、今回の紹介はここまでとなります！

まだ「あのカード」が出てきてないぞ！と思った方、次回にご紹介しますのでお楽しみに…！

それではまた次回をお待ち下さい！