【遊戯王】鉄獣戦線（トライブリゲード）が勢力を拡大！強さの理由と対策方法は？

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【遊戯王】4月8日　開催『ランキングデュエル』『十二鉄獣戦線』デッキ優勝者レシピ

どうも、スタッフIです。
新環境がはじまってから『鉄獣戦線』が色んなところで結果を残していて勢いに乗っていますね。
つい先日も当店のランキングデュエルで『鉄獣戦線』が優勝しました。

というわけで今回は『鉄獣戦線』の強いところと対策方法を簡単に解説していきたいと思います。
まずは強いところから解説していきましょう。
※鉄獣戦線のことをある程度知っている前提での解説になります。デッキの動きなどの解説ではありません。
間違った解説をする可能性がありますが温かい目で見守ってくださると幸いです。

強いところ1　シュライグが強い

めっちゃカッコいいイラストしてますよね。

鉄獣戦線の主力リンクモンスター『鉄獣戦線　凶鳥のシュライグ』は3000の攻撃力に加えて自身が特殊召喚に成功した場合・または自分の場に自身以外の鳥獣・獣・獣戦士族モンスターのいずれかが特殊召喚に成功した場合にフィールドのカードに対象を取らない除外を飛ばすことができます。
対象を取らない除外が自分・相手ターン問わずに飛んでくるのは言うまでもなく強力でシュライグ自身の攻撃力も相まって高い制圧力を発揮します。

また、自身が墓地へ送られても除外されている自分の鳥獣・獣・獣戦士族の数を参照した鳥獣・獣・獣戦士サーチが行えるのでアフターケアも万全です。

強いところ2　テーマ内でサイクルが完結している

このデッキは墓地へ送られた場合に発動できる誘発効果によってアドバンテージを獲得し、墓地のモンスターを除外して次のモンスターを展開するという流れが基本のデッキです。
他のデッキならば除外したモンスターが再利用できずに使い切りになってしまう場合も多いのですが鉄獣戦線は違います。

多くのデッキで少し手間がかかる除外の再利用を簡単に実現できるカードが『鉄獣の抗戦』です。

このカードによって『除外された鉄獣戦線を呼び戻し、リンク素材にして再び墓地へ戻す』という動きが可能になっています。
リンク素材になればそのまま墓地へ送られた扱いになるので鉄獣戦線モンスターたちの墓地へ送られた場合の誘発効果もきっちりと発動します。
これによって鉄獣戦線を大量に墓地へ戻しながらシュライグをリンク召喚することでチェーンブロックを複数発生させ、クリスタルウィング・シンクロドラゴンなどを回避することもできます。

さらにこのカード、『鉄獣戦線　塊撃のベアブルム』の効果によって確定サーチが可能になっています。
墓地に大量の鉄獣戦線を溜め込みながら相手ターンにシュライグを着地させる構えを安定して作れます。

強いところ3　型が多い

このデッキは鳥獣・獣・獣戦士の3つの種族ならなんでも扱えるということもあっていろんな型が存在します。
墓地効果でアドバンテージを稼ぎながらシュライグの効果で堅実に盤面をコントロールする純構築、烈風の結界像や霞の谷の巨神鳥を使用した鳥獣族中心型、十二獣との混合型などがあります。
どの型にも独自の強みがあり、動き方が似ているので初動で型を見抜かれにくいのも強みになっています。

現在の大会環境では主に純構築と十二獣との混合型の2つが流行しているようです。

他にも強いところは色々とありますが主だったところを挙げるとすれば以上の3つではないでしょうか。
では続いて対策方法を解説していきましょう。

対策方法1　群雄割拠・御前試合

鉄獣戦線は属性も種族もバラバラなデッキなのでどちらかを受けるだけで大幅に動きが鈍ります。
特に御前試合の方は致命的で場になにもない状態からシュライグを特殊召喚するか、シュライグがいる状態で闇属性の鳥獣・獣・獣戦士のどれかを特殊召喚しなければ突破できません。

対策方法2　シュライグの効果を止める

シュライグの盤面コントロール能力は非常に強力ですが逆を言えば純構築なら盤面処理の殆どをシュライグに任せきりになります。
なのでシュライグの効果をピンポイントで止めれば盤面の差が詰まりにくくなります。
無限泡影やエフェクト・ヴェーラーを使うと安全に無効化できるのでオススメです。
十二獣との混合構築で飛んでくるワイルドボウに対して使えばそのまま流れでアーゼウスが飛んでくるのも阻止できます。

対策方法3　スカル・マイスター

鉄獣戦線の墓地で発動する効果はすべてスカル・マイスターで止められます。
全体的に似たような効果をしていますが止めるならモンスターサーチのナーベルorシュライグか魔法・罠サーチのベアブルムのどちらかを狙って止めるのがオススメです。

狙いやすい対策方法を挙げるとすればこんなカンジでしょうか。
他にも墓地封じや特殊召喚封じ、抗戦に対する屋敷わらしやサモンリミッターなどいろいろな対策方法があります。
少し変わったところでは『デッキロック』を使用することで大半の機能が停止したりします。

新環境で最前線に乗り出した鉄獣戦線。
鳥獣・獣・獣戦士族の新規カードがでると間接的に強化されるテーマなので未来は明るいですね。

以上、スタッフIのテーマ解説でした。