【遊戯王】『カードの発動』と『効果の発動』ってどう違うの?
前回の記事はコチラ
【サイバー流の後継者】アタッチメントサイバーンの強さを解説!【サイバーダーク】
どうも、スタッフIです。
今回は初心者から上級者まで引っかかりやすい
カードの発動
と
効果の発動
の違いについて解説していきます。
※独自に調べて書いているので間違いがあったりするかもしれません。事前にご了承ください。
カードの発動と効果の発動
わかりやすい例として永続罠を使って解説します。
このカードあたりがわかりやすいでしょうか。
効果を使用せず、セットされた状態から表側表示にする。
これがカードの発動です。
そして表側の状態で①の効果を使用するのが
効果の発動です。
表側にするのと同時に効果を使用することもでき、この場合はカードの発動と効果の発動の両方に含まれます。
すでに表側になっている罠カードの効果を使用するのは『カードの発動』には含まれません。
結構ややこしいのでチェーンブロックが発生する永続罠を使用する場合は発動時に『カードの発動』と『効果の発動』どちらを行うのかを宣言・確認しておくといいですね。
永続罠はカードの発動と効果の発動を並行する事ができますが永続魔法やフィールド魔法は基本的に『このカードの発動時の効果処理として○○できる』という一文が無ければ発動した時点では効果が適用されません。
どう違うの?
一見すると何が違うのかよくわからないと思いますがこれには細かい違いがあります。
分かりやすいのは永続魔法・罠を無効にしようとした場合です。
この2枚で解説していきましょう。
どちらも『発動を無効にする』効果ですね。
ですがこの2枚には明確な違いがあります。
神の宣告はすでに表側表示になっている魔法・罠の効果の発動を無効にすることができないのに対してネヘモスは無効にすることができます。
「どう違うの?」と思った方は2枚のテキストの書き方に注目してみてください。
神の宣告は『魔法・罠カードが発動したとき』と書いてあるのに対しネヘモスは『魔法・罠カードの効果が発動したとき』と書いてあります。
つまり神の宣告は『カードの発動』に反応していてネヘモスは『効果の発動』に反応しているのです。
ちなみにネヘモスは永続罠のカードの発動にも反応できます。
他にカードの発動と効果の発動の両方に反応できる例としては『神の警告』や『サイバー・ドラゴン・インフィニティ』などがあります。
なので『無効にする』系の対応範囲といった形でも差があります。
カードごとに無効にできる・できないの違いはあるので事前に公式裁定を確認しておくと吉です。
以上、覚えておいて損はなさそうなルール知識の解説でした。