【遊戯王OCG】新たな小鳥たちで展開力上昇!!「LL(リリカル・ルスキニア)」を解説!
サテライトTOKYOスタッフのたかやんです!
今回は5/22(土)に発売される新パック「デュエリストパック-疾風のデュエリスト編」にて強化される、遊戯王ARC-Vで黒咲瑠璃が使用したテーマ
『LL(リリカル・ルスキニア)』
の紹介になります!
「疾風のデュエリスト編」に収録される新規カードを軽く紹介するとともに、『LL』と相性のいいカードを数枚紹介していますのでぜひご覧ください!
それでは早速見ていきましょう!
まずは新規カードから!(カードイラストはこちらから)
・LL-ベリル・カナリー
効果モンスター
レベル1/風属性/鳥獣族/ATK 0/DEF 200
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが手札に存在する場合、自分の墓地の「LL」モンスター1体を対象として発動できる。このカードと対象のモンスターを特殊召喚する。この効果の発動後、ターン終了時まで自分はXモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
②:フィールドのこのカードを素材としてX召喚した風属性モンスターは以下の効果を得る。
●このカードの攻撃力は200アップし、コントロールを変更できない。
自身と一緒に墓地の「LL」モンスターを特殊召喚出来ます。
似たような効果を持つ「サファイア・スワロー」と違いフィールドに鳥獣族モンスターがいなくても発動出来る代わりに、ターン終了時までXモンスターしかEXデッキから特殊召喚出来なくなります。
また、自身を素材にしたXモンスターの攻撃力を200アップする②の効果は、数値だけ見ると大した事は無いように見えますが「アセンブリー・ナイチンゲール」の素材にすれば数値以上の働きを見せてくれます!
・LL-セレスト・ワグテイル
効果モンスター
レベル1/風属性/鳥獣族/ATK 200/DEF 0
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。デッキから「LL」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
②:このカードが墓地に存在する場合、自分フィールドの「LL」モンスター1体を対象として発動できる。このカードをそのモンスターの下に重ねてX素材とする。
特殊召喚成功時に「LL」魔法・罠カードを手札に加えることが出来ます。
今まで「LL」魔法・罠カードは存在していませんでしたが、今回の「疾風のデュエリスト編」で新たに3枚のカードが登場しています!
展開手段が少ないときは「バード・コール」を加えて展開を伸ばしたり、ある程度盤面を揃えられる状況なら「バード・サンクチュアリ」を加えてその効果を活用する、といった使い方が出来るので基本的には3枚フルに採用することになりそうです!
特に「バード・サンクチュアリ」は「セレスト・ワグテイル」の②の効果で発動条件を簡単に満たせるので非常に相性がいいです!
また、②の効果は「アセンブリー・ナイチンゲール」のX素材を増やして直接攻撃の回数を増やしたり、後述する「アンサンブルー・ロビン」の効果を使用できる回数を増やす等、様々な使い道があります!
・LL-アンサンブルー・ロビン
エクシーズ・効果モンスター
ランク1/風属性/鳥獣族/ATK 0/DEF 0
レベル1モンスター×2体以上
①:このカードの攻撃力は、このカードのX素材の数×500アップする。
②:相手がモンスターの特殊召喚に成功した場合、このカードのX素材を1つ取り除き、その特殊召喚されたモンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを持ち主の手札に戻す。
③:このカードが相手によって墓地へ送られた場合、このカード以外の自分の墓地の「LL」モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを手札に加える。
相手がモンスターを特殊召喚するとX素材を1つ取り除くことでそのモンスターを手札に戻すことが出来る、『LL』待望の妨害する効果を持ったモンスターです!
1ターンに1度という制限が存在しないため、X素材を持っている数だけ相手の特殊召喚を妨害することが出来ます!
特殊召喚成功時に発動する効果の発動を止めることは出来ませんが、カードの効果で特殊召喚されたモンスターにも対応しているため幅広く対応できます!
また、相手によって墓地に送られた場合にも墓地の「LL」モンスターを手札に戻すことが出来るため、次のターンの展開に繋げることも可能です。
・LL-プロム・スラッシュ
エクシーズ・効果モンスター
ランク1/風属性/鳥獣族/ATK 0/DEF 0
レベル1モンスター×2体以上
①:このカードの攻撃力は、このカードのX素材の数×500アップする。
②:1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、相手フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを持ち主のデッキに戻す。
③:このカード以外の自分のモンスターが戦闘を行うダメージステップ開始時に、このカードのX素材を任意の数だけ取り除いて発動できる。その自分のモンスターの攻撃力はターン終了時まで、取り除いた数×300アップする。
②の効果で相手の魔法・罠カードを手札に戻す事ができ、③の効果で自分のモンスターの戦闘を補助出来る、サポートに適したXモンスターです。
③の効果は攻撃力の低い『LL』の戦闘をサポートできる他、戦闘であればいいため「アセンブリー・ナイチンゲール」の直接攻撃時にも発動可能です。
・LL-バード・サンクチュアリ
永続魔法
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドの鳥獣族Xモンスター2体を対象として発動できる。対象のモンスターの内1体を、もう1体のモンスターの下に重ねてX素材とする(X素材を持っているモンスターを重ねる場合はそのX素材も全て重ねる)。
②:X素材を3つ以上持っているXモンスターが自分フィールドに存在する場合に発動できる。自分はデッキから1枚ドローする。
①の効果で鳥獣族Xモンスター2体が持っているX素材をどちらか1体にまとめることが出来ます。
「リサイト・スターリング」で展開を広げ、「アセンブリー・ナイチンゲール」にX素材をまとめることで1ターンで8000ダメージをより与えやすくなりました!
相性がいいカードで紹介するあるカードとの相性もバツグンかも…?
また、②の効果はX素材を増やしやすい『LL』では発動条件を簡単に満たせる他、このカードの①の効果とも非常に相性がいいですね!
・LL-比翼の麗鳥
通常罠
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドの「LL」モンスター1体を対象として発動できる。
相手フィールドの全てのモンスターの攻撃力は対象のモンスターの攻撃力と同じになり、相手フィールドの全てのモンスターのレベル・ランクは1になる。
②:相手モンスターが自分の「LL」モンスターに攻撃宣言した時、墓地のこのカードを除外して発動できる。
その自分のモンスターの攻撃力はターン終了時まで、その相手モンスターの攻撃力と同じになる。
自分の「LL」モンスター1体と相手フィールドのモンスターの攻撃力を同じに変更し、レベル・ランクを1にする事ができます。
レベルを変更するため相手のS召喚やX召喚を妨害する、という動きが可能です。
また、「アセンブリー・ナイチンゲール」はX素材を1つ取り除くことで「LL」モンスターが戦闘・効果で破壊されなくなるため「比翼の麗鳥」の②の効果と組み合わせて相手モンスターを返り討ちにすることも出来ます。
(5/19追加!)
・LL-バード・コール
https://twitter.com/YuGiOh_OCG_INFO/status/1394623805419528197?s=20
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:デッキから「LL」モンスター1体を選び、手札に加えるか墓地へ送る。
その後、そのモンスターとはカード名が異なる「LL」モンスター1体を手札から特殊召喚できる。
最後の最後にとんでもない新規カードが登場しましたね…!!!
デッキから「LL」モンスターを手札に加えるか墓地へ送った後、そのモンスターとカード名が異なる「LL」モンスターを手札から特殊召喚出来ます!
「ターコイズ・ワーブラー」を手札に加えて初動にしたり「コバルト・スパロー」や「セレスト・ワグテイル」を墓地に送って「ベリル・カナリー」の効果の発動条件を整えたり等色々な使い方があるめちゃくちゃ万能なカードです!
また、「セレスト・ワグテイル」の効果でこのカードを手札に加える事ができるので今まで『LL』で使用する理由があまりなかった「ワン・フォー・ワン」が使いやすくなっています!
ここまでが新規カードの紹介でした!
ここからはそんな『LL』と相性のいいカードを数枚ご紹介します!
・装備魔法
1ターンで8000ダメージを狙うには、「アセンブリー・ナイチンゲール」だけではX素材を7つ持たせる必要があります。
いくら『LL』といえど下準備なしに1ターンで狙うのはかなり厳しい…そこで!
装備魔法を活用すれば必要なX素材の数を減らすことが出来ます!
特にオススメなのが、「サイコ・ブレイド」「ストイック・チャレンジ」「脆刃の剣」「進化する人類」の4枚!
「進化する人類」以外の3枚はX素材4つで8000ダメージを与えられるようになります!
「ストイック・チャレンジ」と「脆刃の剣」はそれぞれ相手エンドフェイズに墓地に送られ装備モンスターを破壊する、装備モンスターの戦闘で発生するダメージはお互いが受ける、といったデメリットがありますが「アセンブリー・ナイチンゲール」の効果でそのデメリットを打ち消すことが出来ます!
また、「進化する人類」はお互いのLP差によって効果が変わり、LP差によってはX素材3つで8000ダメージを狙えますが基本的にはX素材が5つ必要になります。
しかし、上記3枚と違いデメリットなしで攻撃力をアップできるため個人的にはオススメの1枚です!
どの装備魔法も攻撃力の低い『LL』では重宝するカードです!
これらの装備魔法を手札に加えることの出来る「アームズ・ホール」はそのターン通常召喚出来なくなりますが、『LL』は通常召喚しなくても展開が可能なテーマなので無理なく採用可能です!
・ハーピィの羽根吹雪
『LL』は風属性・鳥獣族テーマのため、「ハーピィの羽根吹雪」も採用出来ます!
効果が通れば事実上ターンスキップに等しい効果を持っているカードなので、「トラップトリック」を採用してより発動できる機会を増やすプランもアリだと思います!
・置換融合
ここまでは「アセンブリー・ナイチンゲール」の話ばかりしていましたが、『LL』には融合モンスターの「インディペンデント・ナイチンゲール」が存在します。
「インディペンデント・ナイチンゲール」は融合素材に「アセンブリー・ナイチンゲール」を指定しているため、通常の「融合」ではなく自分フィールドのモンスターで融合召喚する「置換融合」を個人的に採用しています!
融合素材の指定こそ厳しい「インディペンデント・ナイチンゲール」ですが、一度融合召喚に成功すれば強力な効果を持っているため非常に活躍すること間違いなしです!
他にもレベル1の融合モンスターを採用して「簡易融合」を採用したり、攻撃を終えた「アセンブリー・ナイチンゲール」を「超融合」の素材にしたり、というのもアリだと思います!
・ゴーストリックの駄天使
一見『LL』ではどう使用するのか想像もつかない、という方もいるかも知れませんが『ゴーストリック』にはランク1の「ゴーストリック・デュラハン」が存在するため、「デュラハン」の上に重ねてX召喚することが可能です。
そして『LL』はX素材の数を増やすことに長けているテーマのため、1体のXモンスターがX素材を5つや6つ持っていることも珍しくありません!
さらに新規カード「バード・サンクチュアリ」の①の効果を駆使すれば、「ゴーストリックの駄天使」のX素材を10個まで増やして特殊勝利…なんて事もできてしまいます!!!
特殊勝利狙いにするためにEXデッキの採用カードはかなり固定されてしまいますが、メインデッキのカードは特に入れ替える必要もないのでかなりお手軽かもしれません!
・まとめ
以上、新規カードで強化される『LL』の紹介でした!
元々持っていた展開力をさらに強化するモンスター、妨害効果を持ったXモンスター、戦闘を補助するXモンスターに待望の魔法・罠カードと個人的に期待していた以上の強化内容になっています!
今回紹介した新規カードが収録されているパック「デュエリストパック-疾風のデュエリスト編」は5/22(土)発売です!
当店にて予約受付中です!
それでは、また次回!