【遊戯王】アーティファクトの神智がサイドデッキで人気に!その理由は?
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どうも、スタッフIです。
最近CSなどで結果を出したデッキのレシピを見ているとサイドデッキにアーティファクトの神智が搭載されているのをよく見かけるような気がします。
というわけで今回は『アーティファクトの神智』がなぜ流行しているのかを考察してみたいと思います。
アーティファクトの神智とは?
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、このカードを発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。
①:デッキから「アーティファクト」モンスター1体を特殊召喚する。
②:このカードが相手によって破壊された場合、フィールドのカード1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。
初登場は第8期の『PRIMAL ORIGIN』
今からおよそ7年前になります。
その名の通り、アーティファクトというカテゴリーをサポートする罠カードです。
デッキからアーティファクトをリクルートする効果と相手によって破壊されるとフィールドのカード1枚を対象を取って破壊する効果を持ちます。
発動するターンは自分がバトルフェイズを行えなくなるデメリットがあり、アーティファクトの多くは相手ターンに特殊召喚されると効果が発動するので相手ターンに発動することを前提にしたデザインになっています。
なぜ流行している?
このカードで呼び出せるアーティファクトには超強力な誘発効果を持ったモンスター、デスサイズとロンギヌスがいます。
ロンギヌスは最近では手札からリリースして効果を発動することが多いのですがフィールドからリリースして効果を使用することもできます。
デスサイズはEXデッキを封印、ロンギヌスは除外すべてを封印するというそのターン中の展開に大きな制限をかける能力があります。
それをたった1枚の罠から展開できると考えれば神智は破格の妨害能力を持った罠になります。
それに加えてこのカードはおまけ程度で付いている②の効果も妨害として機能します。
こちらの効果はどこから破壊されても発動するので『闇のデッキ破壊ウィルス』などによって手札から破壊された場合でも発動します。
①の効果に対して発動を無効にされて破壊を受けた場合などでもきっちり発動し、あわよくば制圧効果を持った相手モンスターを道連れにしてくれます。
なのでサイクロンやライトニングストームで踏んでもらうことを期待してとりあえず伏せるだけでも強いのです。
このカードは『デッキから特殊召喚する効果』のカードなので灰流うららに無効化されますが逆を言えば『相手は神智に対してうららを使用せざるを得ない』ぐらいの圧力がかかります。
もし通ればデスサイズかロンギヌスが登場し、そのまま妨害コースまっしぐらなのです。
神智で呼び出すアーティファクトは『対象を取らず表側のカードを破壊できるモラルタ』『相手のEXデッキの使用を封印するデスサイズ』『お互いのカードの除外を封印するロンギヌス』の三種類が特に使用率が高いです。
神智がサイドに3枚、デスサイズが1枚、ロンギヌスが2~3枚投入されているパターンが多いように見受けられます。
神智の弱点
紛うことなきパワーカードの神智ですが弱点はあります。
それは『デッキからしか特殊召喚できない』という点です。
手札に来たものは特殊召喚できないのでロンギヌス以外の素引きしてしまったアーティファクトは相手に割ってもらわないと出てきません。
一応、相手ターン中に神智の②の効果で自分のアーティファクトを破壊することで出せなくはないですがどうしても相手頼みになってしまいます。
総じて質の高い妨害を少ない消費で出せるのでアーティファクトの神智は人気のカードになっているのではないでしょうか。
実質デメリット無しなので先攻を取る時にサイドから入れるカードとしては現環境トップクラスのカードだと思います。
以上、スタッフIの人気カード考察でした。