【遊戯王】初心者必見!ルールを利用した強力テクニック『エンドサイク』について解説します!
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どうも、スタッフIです。
今回は遊戯王の基本テクニックである『エンドサイク』について紹介&解説していきたいと思います。
では早速行きましょう。
エンドサイクって?
まず、このテクニックの語源について紹介します。
エンドは『エンドフェイズ』、サイクは『サイクロン』のことです。
相手ターンのエンドフェイズにサイクロンを発動し、そのターン中に相手がセットした魔法・罠カードを破壊することをエンドサイクといいます。
サイクロンでなくても相手ターン中に魔法・罠カードを破壊できるカードなら成立するテクニックです。
では、このテクニックがどうして強力なのかを解説していきましょう。
どうしてこれが強いの?
ただカードを破壊しているだけに見えるこのテクニックがなぜ強いのか。
それは魔法・罠カードの発動に関するルールが関係しています。
このゲームは原則として速攻魔法と罠カードは一度セットすると次のターンが来るまで発動することができません。
相手が魔法・罠をセットしたところをそのターン中にサイクロンで狙うことでチェーン発動をされることなく一方的に破壊することができるのです。
例えばこのカードをサイクロンで破壊しようとするとします。
↓
普通に自分のターンにサイクロンを発動しても相手にこのカードをチェーン発動されてダイナミストが特殊召喚され、結果的にはこちらが損をしてしまいます。
ですが相手ターンのエンドフェイズにサイクロンでそのターン中にセットされたこのカードを破壊すればチェーン発動されずに済むというわけです。
このテクニックの強いところがおわかりいただけたでしょうか。
もう一つの強さ
さて、ここでひとつ疑問に思いませんか?
なぜこれをエンドフェイズに行うのかというところです。
これにはエンドフェイズのルールが関係しています。
エンドフェイズにプレイヤーが行えることは基本的には以下のようになっています。
↓
ターンの終了を宣言する
手札が7枚以上ある場合、6枚になるように捨てる
発動タイミング・条件を満たしている速攻魔法・罠・モンスター効果の発動と処理
これだけです。
上記以外のことはできません。
ここで重要になるのが『エンドフェイズには魔法・罠カードを追加でセットすることはできない』というところです。
相手が魔法・罠カードを1枚セットしてエンドフェイズを迎えたところでサイクロンを使って狙い撃つと『相手はそのカードを発動できずに一方的に除去される』上に『追加で魔法・罠カードを伏せることができず』『返しのターン中にやれることが減る』と非常に有利な状況を作れます。
なので相手の劣勢をひっくり返すための逆転の一手を安全に摘み取ってしまうことができるのです。
どうでしょう。
こうやって見るとエンドサイクができたらとても強いと思いませんか?
サイクロンは汎用性の高い魔法・罠除去カードなのでエンドサイクにこだわらなくても『余裕があればこういう使い方もできる』ぐらいに捉えてしまっても大丈夫です。
以上、スタッフIによるテクニック解説でした。