【遊戯王】アニメを再現しながらガチでも戦える‼現環境のサイバース族といえば『@イグニスター』
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【遊戯王OCG】『次元の裂け目』と『マクロコスモス』ってどういうところが違うの?
どうも、最近ちょっとアニメVRAINSを見たスタッフIです。
今回はタイトルにもある通り、ファンデッキからガチデッキまで幅広い需要に答えてくれるテーマ『@イグニスター』の話をしたいと思います。
@イグニスターとは?
アニメVRAINSでAiが使用するテーマです。
OCGでは第10期のIGNITION ASSAULTから登場しました。
デッキのモンスターは属性がバラバラですが種族はサイバース族で統一されています。
リンク召喚を主体にして融合、儀式、シンクロ、エクシーズのギミックも内包しているのが特徴です。
これらのギミックはほぼすべてOCGでも再現可能です。
登場からしばらくは単体のパワーが光るカードがいくつかあるものの、どちらかというとファンデッキ寄りのテーマといった立ち位置でしたが11期に入ってLIGHTNING OVERDRIVEやANIMATION CHRONICLEでOCGオリジナルの新規カードが登場したことで一線級のデッキとも戦えるパワーを獲得しました。
ではこのデッキの強いところを紹介していきましょう。
@イグニスターの強いところ
このテーマの強いポイントはエースモンスターのジ・アライバル・サイバース@イグニスターの圧倒的な存在感の強さにあります。
『他のカードの効果を受けない』という最高クラスの耐性に加えて攻撃力が最低でも3000、最大で6000という超絶高打点で生半可な力押しでの突破もさせません。
さらにこのジアライバルの数少ない対抗カードであるアクセスコード・トーカーでの攻撃に対してもダンマリ@イグニスターがいれば防ぐことができます。
リンク6という重さこそありますが@イグニスターはこのカードを1枚始動でリンク召喚できる展開力を持ちます。
1枚始動でジアライバルまで行けるカードがテーマ内に3種類も内蔵し、それらをフル投入することでデッキ内の約1/4が切り札を呼び出すためのカードにするといったこともでき、目指す盤面に到達するための力が非常に強いデッキにできます。
アニメを視聴するとエモい
このテーマの要になる強力な魔法カード『めぐり-Ai-』はアニメを見たあとだとかなりエモいイラストになっています。
イラストはアニメ前半の山場のPlayMaker対リボルバーのデュエル後にAiが取り返した自身のテータから元の姿を披露するシーンを彷彿とさせます。
このめぐり-Ai-1枚からジアライバルまで展開もできます。
めぐりあいからアライバル(到達点)までつながるってなんかエモくないですか?
他にもエモい要素はいろいろあるのですが全部紹介すると膨大な量になってしまうので気になった方はアニメVRAINSを視聴してみてください。
最終回まで見たあとに@イグニスターデッキとアクセスコート・トーカーを使いたくなるはずです。
アクセスコードは@イグニスターにも無理なく採用できるので一緒に入れてみるのもヨシです。
ガチデッキとしての強さ
ここからはガチ目線の話になります。
先述したとおり、このデッキのガチな強さの理由は攻撃力と耐性を両立したジアライバルの突破の難しさにあります。
あのデストロイフェニックスガイですらジアライバルの前には手も足も出せません
アチチ@イグニスター、ピカリ@イグニスター、めぐり-Ai-のいずれか1枚から着地できますがその場合の攻撃力は大体5000です。
あのアルティメットファルコンをも上回る攻撃力の完全耐性持ちはデッキによっては突破できずに『詰み』になってしまうことすらあります。
エルドリッチや電脳堺、幻影騎士団といった現環境のトップデッキたちですら無対策だと先出しされたジアライバルは突破できません。
採用率の高い汎用リンクのアクセスコードにはパワー負けする可能性がありますがそれも手札にダンマリがいれば攻撃を防ぐことができるので返しのターンで返り討ちにしてしまうことすら可能です。
そもそも相手のライフを削り切るためのフィニッシャーとして使われることが多いアクセスコードをジアライバルの処理のためだけに使わせられると考えればそれすらもアドバンテージに感じられます。
この攻撃力5000の完全耐性ジアライバルとダンマリによる力押しでの突破すらも許さない攻防一体の陣形を安定して作れるのがガチデッキとしての@イグニスターの強みになります。
ちなみに1枚始動の展開例はこんなカンジです。
ピカリから始動する例
①ピカリを召喚してめぐりAiをサーチ
↓
②ピカリを素材にダークインファントをリンク召喚、効果でイグニスターAiランドをサーチ
↓
③めぐりAiを発動し、アチチをサーチ、Aiランド効果でアチチを特殊召喚してブルルをサーチ
↓
④ダークインファントとアチチでスプラッシュメイジをリンク召喚、Aiランド効果で手札からブルルを特殊召喚してドヨンを墓地へ送る
↓
⑤スプラッシュメイジの効果でドヨンを蘇生、ドヨンとブルルでウィンドペガサスをS召喚、ドヨンの墓地効果でめぐりAiを回収し、ブルル効果で墓地からドヨンを蘇生してドヨン効果でピカリを回収
↓
⑥スプラッシュメイジ、ドヨン、ウィンドペガサスでダークナイトを右側のエクストラゾーンにリンク召喚
↓
⑦Aiランド効果でピカリを特殊召喚、ピカリを素材に2体目のダークインファントをダークナイトの左下にリンク召喚
↓
⑧ダークナイトチェーン1、ダークインファントチェーン2で効果を起動し、ダークインファントを左隣に移動して属性を水、地、神のいずれかに変更してダークナイト効果でピカリ、アチチ、ブルルの3体を蘇生
↓
⑨ダークナイト、アチチ、ピカリ、ブルル、ダークインファントの5体でジアライバルサイバースをリンク召喚
手順をいくつかはさみますが1枚始動で攻撃力5000のジアライバルが出てきます。
おまけで展開に使用しためぐりAiが手札に帰ってくるので実質的な手札消費は0枚です。
残った手札が防御系のカードなら早々突破されることはまずありません。
展開こそ複雑ですが初動に必要なカードの枚数が少なく、目指す場所が単純にして強烈無比なので展開デッキの入門にも個人的にはオススメできます。
デッキの複数積み必須パーツが軒並み安価でカードを集めやすいのもポイントです。
めぐりあいから始まり、巡り巡ってたどり着いた到達点。
その先にはきっと勝利があることでしょう。
以上、スタッフIの@イグニスター談義でした‼