【遊戯王OCG】2022年4月1日適用のリミットレギュレーションまとめ!
サテライトTOKYOスタッフのたかやんです!
先日、2022/4/1から適用されるリミットレギュレーションの内容が発表されましたね!
【更新情報】
「Vジャンプニュース」更新!
Vジャンプ5月特大号掲載記事:第6回 2022年4月1日(土)適用の「リミットレギュレーション」を公開!! #遊戯王 #遊戯王OCGhttps://t.co/WPzQyI5FZR pic.twitter.com/hGLd7XZY20— 【公式】YU-GI-OH.jp (@yu_gi_oh_jp) March 13, 2022
今回はその内容について見ていきましょう!
禁止カード
捕食植物ヴェルテ・アナコンダ(制限→禁止)
王宮の勅命(制限→禁止)
ついに「捕食植物ヴェルテ・アナコンダ」が禁止カードに指定されました!
効果モンスターを2体フィールドに揃えるだけでお手軽に融合召喚まで繋がるだけでなく、強力な融合魔法が増えてきた事が最大の要因であると考えられます。
さらに、「王宮の勅命」が再び禁止カードに指定されます!
LPを払うのがお互いのスタンバイフェイズに変更されて制限カードに緩和されましたが、問答無用で魔法カードの効果を無効にしてしまう点がやはり強力過ぎましたね…!
また、新テーマの『神碑』が魔法カードメインのデッキであることも影響していそうです!
制限カード
聖殿の水遣い(準制限→制限)
アラメシアの儀(準制限→制限)
フュージョン・デステニー(禁止→制限)
前回準制限カードに指定された「勇者」セットが制限カードに規制強化されました!
各カードが1枚ずつの採用にはなりますが、今まで採用していたデッキが今後の採用をどうするのかは気になるポイントです…!
また、前回の改訂で禁止カードに指定された「フュージョン・デステニー」が制限カードに復帰しました!
今後『HERO』は4月に強化も待ち構えていることから、かなりの追い風ですね!
準制限カード(制限強化)
鉄獣戦線 フラクトール(無制限→準制限)
金満で謙虚な壺(無制限→準制限)
烙印開幕(無制限→準制限)
紅き血染めのエルドリクシル(無制限→準制限)
大会環境で活躍している各デッキのカードが準制限に指定されています!
とはいえ1枚減るだけではあるので、あくまで様子見の意味合いが強いと考えられます。
特に「金満で謙虚な壺」は任意のカードを容易に手札に加えられる事から多くのデッキで採用出来るため、3枚持っていた方はもう1枚入手して2デッキに使用する方が増えるのではないでしょうか?
準制限カード(制限緩和)
オルフェゴール・ディヴェル(制限→準制限)
調弦の魔術師(制限→準制限)
深淵の暗殺者(制限→準制限)※同名カードを手札に加えられないようにテキスト変更
氷結界の龍 トリシューラ(制限→準制限)
発条空母ゼンマイティ(制限→準制限)
終わりの始まり(制限→準制限)
サンダー・ボルト(制限→準制限)
霞の谷の神風(制限→準制限)
非常に多くのカードが緩和されました!
昔からOCGをプレイしてきた方にとっては、「サンダー・ボルト」が2枚使用できるようになることにはかなりのインパクトがあるのではないでしょうか?
大会環境に影響がありそうなカードとしては「オルフェゴール・ディヴェル」と「調弦の魔術師」の2枚だと考えられます!
どちらもデッキからモンスターを特殊召喚出来る効果を持つ各デッキのキーカードの1枚なので、使用率が増えてきそうです!
制限解除カード
オルターガイスト・マルチフェイカー(準制限→制限解除)
希望の記憶(準制限→制限解除)
ヒーローアライブ(準制限→制限解除)
メタバース(準制限→制限解除)
「ヒーローアライブ」が制限解除!
「フュージョン・デステニー」に引き続き、『HERO』には相当な追い風ですね!
また、『オルターガイスト』のキーカード「オルターガイスト・マルチフェイカー」も制限解除され、これで『オルターガイスト』のカードは全て無制限となりました!
主要デッキへの影響
烙印
「アナコンダ」と「烙印開幕」、デッキタイプによっては「勇者」セットに規制がかかりましたが、メインとなるカードには影響はありません。
4月からも様々なテーマと組み合わせての構築で、主要デッキとして活躍を見せそうです。
エルドリッチ
「王宮の勅命」の禁止によりセットカードを破壊される事への対策プランが一つ減ったことは大きなポイントですが、「魔封じの芳香」を採用する等でまだまだ戦えます。
キーカードの1枚「紅き血染めのエルドリクシル」の準制限によって、「黄金卿エルドリッチ」にアクセス出来るカードが減った点と、「フュージョン・デステニー」の制限復帰で「D-HERO デストロイフェニックスガイ」がどこまで活躍するかによって、今後の活躍が変わってきそうです。
天威勇者
「勇者」の枚数がさらに減ったため従来のデッキタイプでの活躍は厳しそうですが、「ローズ・ドラゴン」や「相剣」等様々なテーマと組み合わせることでまだまだ戦えるデッキであると考えられます。
プランキッズ
「アナコンダ」で「雷龍融合」を墓地へ送って「プランキッズ・ハウスバトラー」を融合召喚する動きが不可能になった点、「勇者」セットによる各種妨害への対策がさらにしづらくなった点があり、今回の改訂で一番影響を受けたデッキかもしれません。
最近出てきている「Into the VRAINS!」を採用したタイプがどこまでの活躍を見せるかに注目です。
鉄獣戦線
「フラクトール」の枚数が減った事で初動枚数が減りますが、そこまで大きな影響はないでしょう。
デッキタイプの一つにあった「烙印」型は「アナコンダ」の禁止によって構築が難しくなったと考えられます。
今後の注目デッキ
HERO
上記でも記載の通り、「フュージョン・デステニー」と「ヒーローアライブ」の緩和、4/23発売の『POWER OF THE ELEMENTS』にて強化も決定しているため、相当な追い風となっています!
「M・HERO ダーク・ロウ」は現在でも相手の動きに相当な影響を与えることが出来る他、「Wake Up Your E・HERO」等の新規カードの活躍にも注目です!
魔術師
キーカードの1枚「調弦の魔術師」の緩和によって展開プランに幅が出てくるため、妨害を受けた場合の動きが強化されます!
「王宮の勅命」の規制もP効果を駆使するこのテーマでは追い風となりそうです!
神碑(ルーン)
デッキビルドパック『タクティカル・マスターズ』で登場する新テーマです!
「王宮の勅命」の禁止によって追い風なのは間違いなく、デッキタイプも加味して3/27開催の「YCSJ」では新リミットレギュレーション適用前に先んじての活躍が見られるのではないでしょうか?
閃刀姫
こちらも「王宮の勅命」の禁止によってかなりの追い風となりそうなデッキです!
プレイングと構築が非常に問われるデッキなので、改訂後すぐというよりは中盤あたりから結果を残し始めると予想しています!
上記で挙げたデッキ以外にも、今回の改訂で特に影響のなかった『ふわんだりぃず』や『セリオンズ』、再び頭角を現してきた『マリンセス』等のデッキは4月からの活躍にも期待です!
まとめ
今回の改訂でも、汎用カード>各テーマのキーカードといった形で汎用カードに大きな規制が掛けられる改訂となりました。
特に「王宮の勅命」の禁止によって、罠カードを多用するデッキではセットカードの破壊への大きな対策が1つ無くなってしまうため、「神の宣告」等の発動タイミングに気をつける必要が出てきます。
個人的には『魔術師』を使用しているので、「マスターデュエル」と同じく「調弦の魔術師」が準制限になったことに非常に喜びを感じています…!
「デストロイフェニックスガイ」が再び大会環境で猛威を振るってしまうのかにも注目したいですね!
今回の記事はあくまで個人の視点ですので、気付いていないポイントで思わぬデッキが活躍する可能性もあります!
そういったデッキの活躍も楽しみですね!
それでは今回はここまで!
次回の記事もぜひご覧ください!