【遊戯王】『融合派兵』と『儀式の下準備』テキストの微妙な違いについて紹介します。
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どうも、スタッフIです。
今回はタイトルにもある『融合派兵』にまつわる小ネタを紹介したいと思います。
両者のテキスト比較
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:EXデッキの融合モンスター1体を相手に見せ、 そのモンスターにカード名が記されている 融合素材モンスター1体を手札・デッキから特殊召喚する。
このカードを発動するターン、自分は融合モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①デッキから儀式魔法カード1枚を選び、 さらにその儀式魔法カードにカード名が記された 儀式モンスター1体を自分のデッキ・墓地から選ぶ。そのカード2枚を手札に加える。
どちらも特定のカードに記されているカード名を参照する効果になっています。
ですがこの2枚のテキストには微妙にニュアンスが違うんです。
それを今から解説していきます。
どういう違いがある?
まずは融合派兵から
このカードの効果で特殊召喚できるのは「カード名が記されている融合素材モンスター」です。
これは「融合素材として名称を指定されているモンスター」というふうに置き換えてもらえるとわかりやすいと思います。
例えばアマゾネス女帝を見せることでアマゾネス女王を特殊召喚することはできますが
アマゾネス女帝王を見せてもアマゾネス女王を特殊召喚することはできません。
カードにはたしかに「アマゾネス女王」の名前が記されているのですが融合素材としては記されていないためです。
一方で儀式の下準備は「儀式魔法にカード名が記されている儀式モンスター」がサーチ対象になります。
これは儀式魔法のテキストのどこかに儀式モンスターのカード名が記されているならOKです。
儀式魔法には「○○の降臨に必要」という記述が必ずあります。
この「○○」にはたいてい儀式モンスターの名称が記されているのですが中には儀式モンスターの固有名を指定しない儀式魔法というものもあります。
例えばこのカード
この儀式魔法には『「ヴェンデット」儀式モンスターの降臨に必要』という記述があり、儀式モンスターの固有名称は指定されていません。
しかしその直後の①の効果の中に「ヴェンデット・スカヴェンジャー」の名前が記されています。
よって儀式の下準備でラヴェナス・ヴェンデットとヴェンデット・スカヴェンジャーの2枚をサーチできます。
こんな具合で両者には少し違いがあります。
自分はついこの前まで融合派兵でアマゾネス女帝王を見せればアマゾネス女王を特殊召喚できるものだと思っていました。
この情報が融合派兵を使おうと思っている方の手助けになれば幸いです。
以上、スタッフIのテキスト絡みの小ネタ紹介でした。