【遊戯王】ダイヤ1到達!「召喚ドラグマ」デッキ紹介!!【マスターデュエル】
5月の『マスターデュエル』は新カードの実装や、プラチナよりも上のランク「ダイヤモンド」が追加されるなど、大きな変化がありました。
特に「相剣」と《D-HERO デストロイフェニックスガイ》が大流行し、見かけない日がないほどです。
私も例に漏れず「天威相剣」を使用してランクマッチに挑んでいたのですが、ダイヤ2~3あたりから先に進めない状況が続きました。
そこで思い切ってデッキを変更したところ、連勝を重ねてダイヤ1に到達することができました!
今回紹介するのはその時に使用した「召喚ドラグマ」です!
☆デッキレシピ
☆デッキの長所
私が考えるこのデッキの強みは以下の5つです。
①1枚初動が多く、事故が少ない。
②初動の組み合わせで強力な展開ができる。
③手札誘発を積むスペースが広い。
④リソースを確保しやすい。
⑤《エルシャドール・ミドラーシュ》が出せる。
まず①についてですが、《召喚師アレイスター》《教導の聖女エクレシア》《フュージョン・デステニー》が1枚から妨害を作ることができ、それらをサーチできるカードも含めると12枚の1枚初動があるため事故が少ないです。
さらに《アレイスター》+《エクレシア》や《天底の使徒》+《フュージョン・デステニー》のように初動を複数引いた場合でも両方のカードを有効に使うことができるのが強み②です。
③はデッキレシピを見れば分かる通りで、展開に必要なカードが少ないため、多くの手札誘発カードや汎用カードを入れるスペースがあります。
また、《召喚魔術》による《アレイスター》回収、《ドラグマ・パニッシュメント》で《灰燼竜バスタード》を墓地へ送ることによる「ドラグマ」モンスターのサーチ、《D-HERO ディバインガイ》による2ドローなど、展開した後でも手札を補充する手段が豊富にあるのが強み④となっています。
そして⑤ですが、《天底の使徒》や《教導の大神祇官》の効果で《エルシャドール・アプカローネ》を墓地へ送ることで《影依の偽典》をサーチすることができ、相手ターンに《エルシャドール・ミドラーシュ》を融合召喚することができます。
《ミドラーシュ》はお互いの特殊召喚を1回までに制限する効果を持つモンスターで、流行している「相剣」や多くの展開型デッキに対して非常に強力です。
「シャドール」デッキでも出すことができますが、あちらは融合素材と融合魔法を引く必要がありやや事故りやすいため、安定感という点で差別化されています。
☆展開例
展開の注意点として、いくつかの効果に発動後の制約があります。
・《フュージョン・デステニー》は発動後に闇属性「HERO」しか特殊召喚できない。
・《エクレシア》のサーチ効果、《大神祇官》のEX墓地送り効果は発動後にEXデッキから特殊召喚できない。
・《エクレシア》と《大神祇官》の特殊召喚効果には発動後の制約がない。
これらの点に注意して展開例を見ていきましょう!
・《召喚師アレイスター》+《教導の聖女エクレシア》
パターン1
1.《アレイスター》を召喚し、効果で《召喚魔術》をサーチ。
2.《アレイスター》1体で《転生炎獣アルミラージ》→《セキュア・ガードナー》をリンク召喚。
3.《召喚魔術》で《アレイスター》と《セキュア・ガードナー》を除外して《召喚獣メルカバー》を融合召喚し、墓地の《召喚魔術》効果で《アレイスター》を回収。
4.《エクレシア》を特殊召喚し、効果で《教導の大神祇官》をサーチ。
5.墓地の《アルミラージ》を除外して《大神祇官》を特殊召喚し、効果で《エルシャドール・アプカローネ》と《灰燼竜バスタード》を墓地へ。
6.墓地の《アプカローネ》効果で《影依の偽典》をサーチし、手札を1枚捨てる。
7.エンドフェイズに墓地の《バスタード》効果で《教導の騎士フルルドリス》をサーチ。
最終盤面:《メルカバー》+《エクレシア》+《大神祇官》+《偽典》(相手ターンに《ミドラーシュ》)+手札に《アレイスター》と《フルルドリス》
パターン2
1.《アレイスター》を召喚し、効果で《召喚魔術》をサーチ。
2.《アレイスター》1体で《アルミラージ》をリンク召喚。
3.《エクレシア》を特殊召喚(召喚時効果は破棄)。
4.《アルミラージ》と《エクレシア》で《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》をリンク召喚。
5《召喚魔術》で《アレイスター》と《エクレシア》を除外して《メルカバー》を融合召喚し、墓地の《召喚魔術》効果で《アレイスター》を回収。
6.《アナコンダ》効果で《フュージョン・デステニー》をコピーし、《D-HERO ディバインガイ》と《D-HERO ダッシュガイ》を墓地へ送って《D-HERO デストロイフェニックスガイ》を融合召喚。
最終盤面:《メルカバー》+《デストロイフェニックスガイ》+手札に《アレイスター》+墓地に《ディバインガイ》と《ダッシュガイ》
・《召喚師アレイスター》+《フュージョン・デステニー》
1.《アレイスター》を召喚し、効果で《召喚魔術》をサーチ。
2.《アレイスター》1体で《アルミラージ》→《セキュア・ガードナー》をリンク召喚。
3.《召喚魔術》で《アレイスター》と《セキュア・ガードナー》を除外して《召喚獣メルカバー》を融合召喚し、墓地の《召喚魔術》効果で《アレイスター》を回収。
4.《フュージョン・デステニー》で《ディバインガイ》と《ダッシュガイ》を墓地へ送って《デストロイフェニックスガイ》を融合召喚。
最終盤面:《メルカバー》+《デストロイフェニックスガイ》+手札に《アレイスター》+墓地に《ディバインガイ》と《ダッシュガイ》
・《召喚師アレイスター》+《教導の大神祇官》+《フュージョン・デステニー》
1.《アレイスター》を召喚し、効果で《召喚魔術》をサーチ。
2.《アレイスター》1体で《アルミラージ》→《セキュア・ガードナー》をリンク召喚。
3.《召喚魔術》で《アレイスター》と《セキュア・ガードナー》を除外して《召喚獣メルカバー》を融合召喚し、墓地の《召喚魔術》効果で《アレイスター》を回収。
4.墓地の《アルミラージ》を除外して《大神祇官》を特殊召喚。
5.《フュージョン・デステニー》で《ディバインガイ》と《ダッシュガイ》を墓地へ送って《デストロイフェニックスガイ》を融合召喚。
6.《大神祇官》効果で《エルシャドール・アプカローネ》と《灰燼竜バスタード》を墓地へ。
7.墓地の《アプカローネ》効果で《偽典》をサーチし、手札を1枚捨てる。
8.エンドフェイズに墓地の《バスタード》効果で《教導の騎士フルルドリス》をサーチ。
最終盤面:《メルカバー》+《大神祇官》+《デストロイフェニックスガイ》+《偽典》(相手ターンに《ミドラーシュ》)+手札に《アレイスター》と《フルルドリス》+墓地に《ディバインガイ》と《ダッシュガイ》
・《フュージョン・デステニー》+《教導の聖女エクレシア》
1.《フュージョン・デステニー》で《ディバインガイ》と《ダッシュガイ》を墓地へ送って《デストロイフェニックスガイ》を融合召喚。
2.《エクレシア》を召喚して《ドラグマ・パニッシュメント》をサーチ。
最終盤面:《エクレシア》+《デストロイフェニックスガイ》+《パニッシュメント》+墓地に《ディバインガイ》と《ダッシュガイ》
・《フュージョン・デステニー》+《天底の使徒》
1.《フュージョン・デステニー》で《ディバインガイ》と《ダッシュガイ》を墓地へ送って《デストロイフェニックスガイ》を融合召喚。
2.《天底の使徒》で《アプカローネ》を墓地へ送り、《エクレシア》をサーチ。
3.墓地の《アプカローネ》効果で《偽典》をサーチし、手札を1枚捨てる。
4.《エクレシア》を召喚して《パニッシュメント》をサーチ。
最終盤面:《エクレシア》+《デストロイフェニックスガイ》+《偽典》(相手ターン《ミドラーシュ》)+《パニッシュメント》+墓地に《ディバインガイ》と《ダッシュガイ》
☆補足
・《影依の巫女 エリアル》の使い方
《エリアル》は効果で墓地へ送られた場合、お互いの墓地のカードを3枚まで除外することができます。
相手の墓地に《閃刀姫-レイ》や《黄金郷のエルドリッチ》など厄介なモンスターがいる場合に《アプカローネ》や《ネフィリム》の効果で墓地へ送りそれらを除外します。
《デストロイフェニックスガイ》に対しては特に有効で、《ディバインガイ》諸共除外してしまえるので、相手のリソースを大きく減らすことができます。
・《金満で謙虚な壺》で除外するカード
EXデッキにあまり余裕がないので3枚除外で発動します。
除外するカードの候補は《召喚獣カリギュラ》,《召喚獣プルガトリオ》,《召喚獣メルカバー》2枚目,《エルシャドール・ネフィリム》,《PSYフレームロード・Ω》です。
すでに《フュージョン・デステニー》を使用している場合は《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》が不要になるので優先して除外します。
☆最後に
今回はダイヤ1に到達した「召喚ドラグマ」デッキを紹介しました。
私はランクマッチで苦戦したときはいつも「召喚獣」デッキに助けられている気がします。
「召喚獣」は色々なテーマと組み合わせることができ、『マスターデュエル』ではURなしで安く作れるのでおすすめです!!