【遊戯王OCG】2022年7月1日適用の新リミットレギュレーションまとめ!
サテライトTOKYOスタッフのたかやんです!
今回は来月7/1から適用されるリミットレギュレーションの概要が発表されましたので、その内容について見ていきます!
【更新情報】「Vジャンプニュース」更新!
Vジャンプ8月特大号掲載記事:第8回 2022年7月1日(金)適用の「リミットレギュレーション」を公開!!#遊戯王 #OCG https://t.co/DpqKKcwnYe pic.twitter.com/cUkb82N7Bc— 【公式】YU-GI-OH.jp (@yu_gi_oh_jp) June 12, 2022
それでは早速見ていきましょう!
禁止カード
餅カエル(制限→禁止)
水晶機巧―ハリファイバー(制限→禁止)
虚無空間(制限→禁止)
多くのデッキの展開を長らく支えてきた「水晶機巧―ハリファイバー」がついに禁止カードに…!
現在の大会環境ではレベル2チューナーを特殊召喚して「ギガンティック・スプライト」のX召喚へ繋がる動きが非常に強力だった点が決め手となっていそうです。
「ハリファイバー」以外では、強力な妨害効果で『スプライト』で大活躍していた「餅カエル」、
容易に相手の展開を制限できた「虚無空間」が禁止カードに指定されました。
制限カード
イーバ(無制限→制限)
魔導書の神判(禁止→制限)
烙印開幕(準制限→制限)
注目はなんといっても「魔導書の神判」の緩和!
1枚から何枚ものカードを手札に加える事ができるこのカードがついに制限カードに復帰します…!
今後どんな活躍を見せるのか注目ですね!
規制が強化されたカードとしては『ドライトロン』の妨害の質を高めていた「イーバ」が新たに制限カードに指定、
『烙印』の初動となる「烙印開幕」が前回の準制限カードへの指定から制限カードへ規制強化されました。
準制限カード
A・ジェネクス・バードマン(制限→準制限)
ふわんだりぃずと謎の地図(無制限→準制限)
烙印融合(無制限→準制限)
『ガリス1キル』で活躍を見せていた「A・ジェネクス・バードマン」が準制限に緩和されました!
これを機に『ガリス1キル』を組み直す方もいたり…?
その他新たに準制限に指定されたカードは、『ふわんだりぃず』の初動になったり、相手ターン中の展開を可能としている「ふわんだりぃずと謎の地図」、
『烙印』のキーカード「烙印融合」が新たに準制限カードに指定されました。
制限解除カード
オルフェゴール・ディヴェル(準制限→制限解除)
調弦の魔術師(準制限→制限解除)
深淵の暗殺者(準制限→制限解除)
雷獣龍―サンダー・ドラゴン(準制限→制限解除)
ローンファイア・ブロッサム(準制限→制限解除)
氷結界の龍 トリシューラ(準制限→制限解除)
発条空母ゼンマイティ(準制限→制限解除)
終わりの始まり(準制限→制限解除)
サンダー・ボルト(準制限→制限解除)
霞の谷の神風(準制限→制限解除)
龍相剣現(準制限→制限解除)
11枚ものカードが制限解除!
「サンダー・ボルト」が3枚採用できるようになる点は時代の流れを感じます…!
個人的には「ローンファイア・ブロッサム」の制限解除で最近勢いのある植物族デッキがどんな活躍を見せるのか注目したいですね!
主要デッキへの影響
・スプライト
上記でも記載の通り「餅カエル」と「ハリファイバー」の規制は既存の構築に大きな影響があるため、パワーダウンは否めません。
メインパーツは改訂の影響を受けていないので、今後はリンクモンスター主体の構築に変更、もしくは『イビルツイン』や『神碑』と組み合わせた構築での活躍が予想されます。
・烙印
「烙印開幕」と「烙印融合」の採用枚数が減ってしまうため、初動の安定感が前回改訂に引き続き落ちてしまいます。
来期の活躍が予想される『ティアラメンツ』には手数で押し切られてしまうので、来期の活躍は厳しいものとなりそうです。
・ふわんだりぃず
「謎の地図」の採用が1枚減るものの、1枚初動にはならないので初動枚数に大きな変化はありません。
来期はこのデッキで採用しやすい「ディメンション・アトラクター」や「D.D.クロウ」が非常に重宝される環境になりそうなので、活躍が予想されます。
・ドライトロン
「イーバ」の規制により、お互いのターンで合計4枚の天使族モンスターを手札に加えて「崇光なる宣告者」の効果を発動できる回数を増やす動きが弱体化します。
とはいえ従来の展開が通ってしまえば突破は困難なので、影響自体はあまり大きくなさそうです。
今後の注目デッキ
・ティアラメンツ
「日本選手権 エリア代表予選」開催後から一気に頭角を現したデッキですが、今回の改訂の影響を受けていないため、来期ではさらなる活躍が予想されます!
現在の主流となっている『イシズティアラメンツ』については、来期の注目デッキとして記事を公開しておりますのでそちらもぜひご確認ください!
・エクソシスター
墓地を活用する『ティアラメンツ』に対してある程度有利に戦えるため、注目のデッキです!
こちらも改訂の影響を受けていないので、来期の活躍に期待です!
・ふわんだりぃず
上記でも述べた通り、「ディメンション・アトラクター」や「D.D.クロウ」といった墓地を対策できる手札誘発が来期では重宝されることが予想されます。
上記2枚を無理なく採用、もしくはデッキから手札に加える手段を持っているこのデッキの活躍には注目です!
・未界域
大きな影響はおそらくありませんが「終わりの始まり」が制限解除された点、8/6に発売される「ストラクチャーデッキR―デビルズ・ゲート―」で強化される可能性を秘めているため、来期後半に活躍を見せるかどうか注目です!
・クシャトリラ
7/16発売の「DARKWING BLAST」に収録される新テーマですが、容易に特殊召喚できるモンスターが再利用の難しい裏側除外という除去効果を持っている点、テーマとして「ディメンション・アトラクター」を無理なく採用できる点から注目しています!
こちらのテーマに関しては現在記事を作成中ですので、しばしお待ち下さい!
総括
「ハリファイバー」の禁止カード指定によって、大会に出場される方だけでなくOCGをプレイされている多くの方が自分のデッキの構築を見直す必要が出てきた改訂ではないでしょうか?
この改訂をきっかけに新たなコンボや思わぬカードとのシナジーを見つけるチャンスにしていきましょう!
今回の記事はここまで!
それでは、また次回!
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