【遊戯王OCG】「ストラクチャーデッキ-蟲惑魔の森-」特集~前編~
サテライトTOKYOスタッフのたかやんです!
今回は12/3(土)発売の『ストラクチャーデッキ-蟲惑魔の森-』特集!
本商品に収録される新規カードの解説や、
ストラクチャーデッキ3つで構築したデッキレシピの紹介等を行っていきます!
それでは、早速見ていきましょう!
・新規カード紹介
プティカの蟲惑魔
効果モンスター
星4/地属性/植物族/攻900/守1900
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが召喚に成功した時に発動できる。デッキから「蟲惑の園」1枚を手札に加える。
②:このカードが特殊召喚に成功した場合、
相手フィールドの特殊召喚されたモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを除外する。次のスタンバイフェイズに、
相手は除外されている自身のモンスター1体を選んで特殊召喚できる。
③:このカードはモンスターゾーンに存在する限り、
「ホール」通常罠カード及び「落とし穴」通常罠カードの効果を受けない。
召喚成功時にデッキから「蟲惑の園」を手札に加える効果、
特殊召喚された場合に相手フィールドの特殊召喚されたモンスター1体を除外する効果、
「ホール」通常罠及び「落とし穴」通常罠の効果を受けない効果を持ちます!
召喚成功時の効果で手札に加えられる「蟲惑の園」については後ほどご紹介!
特殊召喚された場合の効果は、
一時的ではあるものの相手の特殊召喚されたモンスターを除外する事ができます!
次のスタンバイフェイズに除外されているモンスターを特殊召喚されてしまうものの、
そのターン中の妨害等につながります!
「アロメルスの蟲惑魔」が存在すればそのモンスターの特殊召喚が狙え、
後述する「シトリスの蟲惑魔」が存在すれば自身のX素材とする事ができますよ!
キノの蟲惑魔
効果モンスター
星4/地属性/昆虫族/攻1300/守1500
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドに「蟲惑魔」モンスターが存在する場合、
自分・相手のメインフェイズに発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。
この効果の発動後、
ターン終了時まで自分は昆虫族・植物族モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
②:このカードはモンスターゾーンに存在する限り、
「ホール」通常罠カード及び「落とし穴」通常罠カードの効果を受けない。
③:自分の魔法&罠ゾーンにセットされたカードは
それぞれ1ターンに1度だけ効果では破壊されない。
「蟲惑魔」がフィールドに存在するとお互いのメインフェイズ中に特殊召喚できる効果、
「ホール」通常罠及び「落とし穴」通常罠の効果を受けない共通効果、
魔法&罠ゾーンにセットされたカードが1ターンに1度破壊されなくなる効果を持ちます!
「蟲惑魔」モンスターが存在すれば特殊召喚できる①の効果は、
「ランカの蟲惑魔」の効果で手札に加える事でそのまま特殊召喚からX召喚に繋がります!
また、③の効果で魔法&罠ゾーンにセットされたカードを
1ターンに1度効果破壊から守る事ができます!
①の効果が相手ターンにも発動可能な点を活かして、
相手の除去にチェーンしての発動で意表を突いていきたいですね!
蟲惑の園
フィールド魔法
このカード名の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分は通常召喚に加えて1度だけ、
自分メインフェイズに「蟲惑魔」モンスター1体を召喚できる。
②:このカードがフィールドゾーンに存在する限り、
自分の昆虫族・植物族モンスターは、それぞれ1ターンに1度だけ戦闘では破壊されない。
③:自分フィールドのモンスター1体を除外して発動できる。
自分の手札・墓地から「蟲惑魔」モンスター1体を選んで特殊召喚する。
通常召喚に加えて1度「蟲惑魔」モンスターを召喚できる効果、
昆虫族・植物族モンスターに1ターンに1度だけ戦闘破壊耐性を付与する効果、
自分フィールドのモンスターを除外する事で、
手札・墓地から「蟲惑魔」モンスターを特殊召喚する効果を持ちます!
追加で「蟲惑魔」モンスターを召喚できる①の効果は、
召喚成功時に発動できる効果を持つモンスターの多いこのテーマではかなり貴重です!
1ターンに複数のモンスター効果の併用を狙えますよ!
昆虫族・植物族に1度だけ戦闘破壊に耐性を付与する②の効果も、
ステータスが低めの『蟲惑魔』では重宝しますよ!
手札・墓地から「蟲惑魔」モンスターを特殊召喚できる③の効果では、
相手の魔法・罠カードを破壊できる「トリオンの蟲惑魔」や
特殊召喚されたモンスターを一時除外できる「プティカの蟲惑魔」等を活用していきましょう!
蟲惑の誘い
通常魔法
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:昆虫族・植物族のレベル4モンスター1体
または通常罠カード1枚を手札から捨てて発動できる。
自分はデッキから2枚ドローする。
②:墓地のこのカードを除外し、除外されている自分の、
昆虫族・植物族のレベル4モンスター1体または通常罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードをデッキの一番下に戻す。
レベル4の昆虫族・植物族モンスターか通常罠を捨てて2枚ドローする効果、
墓地から除外する事で、除外されているレベル4の昆虫族・植物族モンスターか通常罠を
デッキの一番下に戻す効果を持ちます!
①②どちらの効果も通常罠をコストもしくは対象にできるため、
『蟲惑魔』以外の罠カードを扱うデッキでも採用圏内となります!
罠カードを主に扱うデッキでは「強欲で金満な壺」も採用できるデッキが多いため、
どちらを採用するかはきっちり見極める必要がありそうです!
EXデッキも比較的使うテーマである『蟲惑魔』では必須級の1枚となりそうです!
狂惑の落とし穴
通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:相手がモンスターの特殊召喚に成功したターン、
相手フィールドの攻撃力2000以上のモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊する。
その後、自分の墓地に「ホール」通常罠カード
または「落とし穴」通常罠カードが存在する場合、
相手の墓地からモンスター1体を選んで除外できる。
相手がモンスターを特殊召喚したターンに相手の攻撃力2000以上のモンスター1体を破壊し、
墓地に「ホール」通常罠か「落とし穴」通常罠がある場合は、
相手の墓地のモンスター1体を除外できる効果を持ちます!
相手がモンスターを特殊召喚していればそのターン中はいつでも発動できる、
非常に条件が緩い「落とし穴」カードです!
破壊できる対象は「煉獄の落とし穴」と同じく攻撃力2000以上のモンスターですが、
このカードの場合は発動タイミングと効果の対象が選択できる点で自由度が高く、
「煉獄の落とし穴」は効果を無効にしてから破壊する為、
破壊耐性を持ったモンスターでも破壊できる点で上回ります!
状況に合わせて使い分けていきたいですね!
また、モンスターを破壊した後に墓地に「ホール」か「落とし穴」通常罠があれば
相手の墓地のモンスターを1体除外する事ができます!
破壊された場合や墓地へ送られた場合に発動できる効果を未然に防ぐ事ができますよ!
シトリスの蟲惑魔
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/地属性/植物族/攻2500/守300
レベル4モンスター×2
このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:X素材を持っているこのカードは、
このカードがX素材としているモンスターと同じ種族のモンスター(このカードを除く)が
発動した効果及び罠カードの効果を受けない。
②:このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
デッキから「蟲惑魔」モンスター1体を手札に加える。
③:元々の持ち主が相手となるモンスターが効果で、
墓地へ送られた場合または除外された場合に発動できる。
その内の1体を選んでこのカードのX素材とする。
自身のX素材と同じ種族のモンスターが発動した効果及び罠カードの効果を受けない効果、
X素材を取り除く事でデッキから「蟲惑魔」モンスターを手札に加える効果、
元々の持ち主が相手のモンスターが効果で墓地へ送られるか除外された場合に、
その内の1体を自身のX素材とする効果を持ちます!
①の効果によって罠カードだけでなく、
X素材にしているモンスターと同種族のモンスターが発動した効果も受けない耐性を持ちます!
他の「蟲惑魔」モンスターよりも強力な耐性を持つ事ができますよ!
②の効果では自身の効果で特殊召喚できる「キノの蟲惑魔」や、
墓地から「蟲惑魔」モンスターを特殊召喚できる「ティオの蟲惑魔」等を加え、
次のターン以降に備えていきましょう!
効果によって相手のモンスターが墓地へ送られるか除外されると、
③の効果でX素材を増やす事ができます!
①の効果による耐性の付与に繋がり、相手の再利用も防ぎやすくなりますよ!
アティプスの蟲惑魔
リンク・効果モンスター
リンク3/地属性/昆虫族/攻1800
【リンクマーカー:左/右/下】
昆虫族・植物族モンスターを含むモンスター2体以上
①:リンク召喚したこのカードは罠カードの効果を受けない。
②:自分の墓地に通常罠カードが存在する限り、
自分フィールドの「蟲惑魔」モンスターの攻撃力は1000アップする。
③:1ターンに1度、自分フィールドの昆虫族・植物族モンスターの数まで、
相手フィールドの表側表示のカードを対象として発動できる。
そのカードの効果をターン終了時まで無効にする。その後、以下の効果を適用できる。
・自分の墓地から通常罠カード1枚を除外し、
対象の表側表示のカードの内1枚を選んで破壊する。
リンク召喚されている場合に罠カードの効果を受けない効果、
墓地に通常罠が存在する限り「蟲惑魔」モンスターの攻撃力を1000アップする効果、
自分の昆虫族・植物族モンスターの数まで相手の表側表示のカードの効果を無効にし、
さらに墓地から通常罠を除外する事でその内の1枚を破壊できる効果を持ちます!
リンク3の為、展開を得意としない『蟲惑魔』では下準備が必要ですが、
②の効果によってデッキ全体の攻撃力をかなりアップさせる事ができます!
大型モンスターを罠カード以外の手段で突破できる可能性を作れるのは大きな利点です!
③の効果は先に効果を無効にしてから破壊を行うため、
破壊耐性を持つモンスターに対して「煉獄の落とし穴」以外での対処が可能になりますよ!
リンクモンスターの種類自体が少ない昆虫族の為、
『蟲惑魔』以外のデッキでも採用の機会がありそうです!
ホールティアの蟲惑魔
通常罠
このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
このカードは手札から通常罠カード1枚を捨て、セットしたターンに発動する事もできる。
①:このカードは発動後、通常モンスター(植物族・地・星4・攻400/守2400)となり、
モンスターゾーンに守備表示で特殊召喚する(罠カードとしては扱わない)。
②:墓地のこのカードを除外し、
自分の墓地の「蟲惑魔」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
手札から通常罠カードを捨てる事でセットしたターンに発動できるテキスト、
発動後に通常モンスターとして特殊召喚する効果、
墓地から除外し、墓地の「蟲惑魔」モンスターを特殊召喚する効果を持ちます!
通常罠を捨てれば先攻1ターン目から発動する事が可能で、
「カズーラの蟲惑魔」や「セラの蟲惑魔」の効果を1ターン目から発動できますよ!
そのままこのカード自身も植物族・レベル4の「蟲惑魔」モンスターとして特殊召喚されるため、
その後の展開要員としても活躍します!
墓地から除外すれば「蟲惑魔」モンスターを墓地から特殊召喚する事ができ、
非常に活躍の機会が多い1枚となりそうです!
・相性の良いカード
パラレルエクシード
「セラの蟲惑魔」のリンク召喚をトリガーに特殊召喚できます!
レベル4モンスターを2体展開できる為、
その後の展開をかなり広げてくれますよ!
神羊樹バロメット
先月発売のVジャンプの付録カードです!
効果等については別途ブログにて紹介しておりますので下記よりご確認下さい!
幻影騎士団シェード・ブリガンダイン
先攻1ターン目から「セラの蟲惑魔」や「カズーラの蟲惑魔」の効果の発動条件を満たし、
なおかつレベル4モンスターとなるため展開に絡む事ができます!
「ホールティアの蟲惑魔」の登場によって役割は多少被るものの、
手札にこのカード以外の通常罠がない場合でも発動可能な点が重宝しますよ!
魔封じの芳香
魔法カードとセットカードの発動を制限する永続罠です!
魔法カードをあまり使用しないこのデッキでは実用性が高く、
相手がやむを得ずセットしたカードを「トリオンの蟲惑魔」の効果で狙い打つ事もできますよ!
今回の記事はここまでとなります!
発売後にはストラクチャーデッキ3つで構築可能なお手軽デッキレシピも紹介予定!
ぜひごらんください!
それでは、また次回!