【遊戯王】今期になって注目度がアップしているカード『暴君の暴言』の話
前回の記事はコチラ
【遊戯王】4月27日開催『ラッシュデュエル トーナメントバトル』『竜魔』デッキ優勝者レシピ
どうも、スタッフIです。
今回は特定のデッキで注目されているカード『暴君の暴言』について紹介していきたいと思います。
では早速見ていきましょう。
暴君の暴言
自分フィールド上に存在するモンスター2体をリリースして発動する。
このカードがフィールド上に存在する限り。お互いに手札及びフィールド上で発動する効果モンスターの効果を発動できない。
永続罠です。
初登場はSTORM OF RAGNAROKなので今から約13年前です。
一度も再録されていないので最近遊戯王を始めた方にとっては何気にレアなカードだったりします。
発動コストは自分フィールドのモンスター2体をリリースすることで、その後は維持コストなどは必要ありません。
ところで皆さん、このカードを見て何か思ったことはありませんか?
スキルドレインとやっていることが似ているんです。
というわけで2枚を比較してみました。
暴君の暴言とスキルドレインの比較
両者にはどのような違いがあるのでしょうか。
暴君の暴言
・発動コストは自分フィールドのモンスター2体をリリース
・手札・フィールドのモンスター効果の発動宣言を封じる
・既に発動した効果にチェーンしても無効化できない
・フィールドで適用される永続効果は無効にできない
・無制限カード
スキルドレイン
・発動コストは1000LP
・フィールドの表側表示モンスターの効果を無効化する
・発動した効果にチェーンして無効化できる
・効果の発動宣言は封じられない
・手札のモンスター効果の発動宣言は封じられない
・制限カード
主な比較要素はこのようになります。
どのデッキで使われている?
暴君の暴言がどんなデッキで採用されているのかというと
ルーンデッキです。
ルーンの新モンスターことスレイプニルがルーントークンを精製する効果を持っているのでスレイプニルとルーントークンをリリースすることで発動条件を満たせます。
EXゾーンのスレイプニルをリリースしてしまえばEXゾーンが空くので別のルーン融合モンスターを呼び出せます。
基本的にルーンは初動でフギンを出したいとき以外にモンスター効果に頼ることがあまりないので受ける影響が小さいです。
フギンの破壊時効果やゲーリの墓地効果は暴言が貼られていても使用でき、フギンのフィールドから破壊を肩代わりする効果はチェーンブロックを組まないので立ち回りに大きな問題はありません。
また、スキルドレインと違って手札のモンスター効果を止めることができるので穂先や泉、詰めの一手で使う黄金の雫にうららをチェーンされることを防ぐことができます。
リリースコストno確保さえできれば現環境では非常に強力なロックカードになりうる一枚だと思います。
以上、スタッフIの話題のカード紹介でした。