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デュエマ仙台店の 店舗ブログ

パックで第3の遊び方「ドラフト」

突然だけど、パック開封って楽しいよね!

 

一パック、一パックにどんなカードが入っているかわからない。

運さえ良ければ超カッコイイカードも環境トップデッキのカードとかも一パック分の値段で手に入れることができちゃう!

 

そんな夢のあるパック開封だが、デュエマプレイヤーには身近すぎる故、新鮮さを感じなくなってしまうこともあるんじゃないかな。

というわけで、今回はパックのカードを使った新しい遊びを提案するぜ!

 

「パックを使った遊び? トッキュー8とかシールド戦とかでしょ? 知ってるよ」

そんな声が聞こえてきそう……

ま、まあ、確かにパックのカードを使ってデュエルするのは間違いないんだけど。

今回はトッキュー8でもシールド戦でもなく「ドラフト」という遊び方を紹介するぞ!

 

そもそも「ドラフト」とは、様々な方法で分けられたカードから一枚ずつピックしてデッキを作っていく遊び方。

プロ野球のドラフト会議みたいな感じ! 競合することはあまりないんだけどね。

デュエルマスターズの親、「Magic: The Gathering」では大会フォーマットとしても選ばれることもあり、運以上に戦略性が問われる遊び方になっているんだ!

 

どう? 面白そうでしょ?

 

というわけで「ドラフト」のやり方を説明するよ。

 

一言に「ドラフト」と言ってもやり方はいくつかある。

今回はその中でも一番有名なものと、個人的に好きなやつを紹介しよう!

 

・ロチェスタードラフト

3人以上向け

必要パック 6パック以上(8パック程度が望ましい)×人数分

各プレイヤーは二つのパックを開封し、それを一つの束にする。

プレイヤー1はその束を確認し、欲しいカードを一枚選びその他の束をプレイヤー2に渡す。

プレイヤー2も同様にまわってきた束から一枚選び、プレイヤー3にまわす。

これを各プレイヤーが同時に行い、束のカードが無くなるまでこの工程を繰り返す。

束がなくなったら、再び各プレイヤーがパックを開封し、束を作る。そしてピックしてまわす。

以上の工程を繰り返し、デッキを作成していく。

 

ロチェスタードラフトは「Magic: The Gathering」のブースタードラフトのフォーマットで使用されるドラフト方法でもある。

MTGのブースターパックはデュエマとは違い、基本的に一パック15枚程度なので、上記の「束」は一パックとなる。

 

このドラフト方法の魅力は選択肢の広さにある。

 

ただ愚直に強いカードをピックするだけじゃいけないのはなんとなくわかってもらえるはずだが、ドラフトはここに情報戦が介入する。

 

最初の段階のカード選びでデッキの方針を固めるのは当然だが、当然各プレイヤーも同じことを考える。

例えば初手に強いカードが来て、このカラーを中心にデッキを組もうとしたとする。

しかし、他のプレイヤーも同じカラーの強いカードをピックしたがために、そのカラーの使いやすいカードがあまり回ってこない、なんてこともあり得る。

その結果、強いカードがあるにも関わらず、デッキの出来があんまりな形になってしまった……これは十分に起こり得ることだ。

シールド戦なんかでは各色の割合は、基本的に運任せ。戦略の及ばない場所だが、ドラフトはここが違う。

束が一、二周した頃にはある程度、各プレイヤーのピックの傾向がわかるものだ。

 

「次に取ろうとしていたカードが無くなっている」

「まわってきたカードの色が偏っている」

 

そういった情報を有効活用すれば、有利なピックにつながるはずだ。

例えば、自分では使わないカラーだが、取られるとまずいカードをピックし、他のプレイヤーにそれを使わせないとか。

例えば、ピックの後半、わざと取られやすいカラーのカードを取り、他のプレイヤーの選択肢を狭めるとか。

そういった情報を利用した戦略もドラフトの醍醐味だろう。

 

・ウィンストンドラフト

2人向け

必要パック 12パック以上(16~18パックが望ましい)

すべてのパックを、中身を確認せずに開封する。

開封したカードをすべてまとめてシャッフルし、一つの山を作る。

まず山の上から3枚を1枚ずつ別々に配置する。

先手のプレイヤーはまず山に一番近いカードを確認する。

もしそのカードを取ると決めたのであれば、取った後に山からカードを1枚置きます。

もし、取らないことを選んだなら、山からカードを1枚加えて2枚の束を作ります。この工程を2つ目の束でも同様に行い、2つ目の束も取るらないことを選ぶならば、3つ目の束に移ります。もし3つ目の束も取らないことを選んだのであれば、そのプレイヤーは山の1番上のカードを見ることなく直接カードプールに加えます。

両プレイヤーは山のカードがなくなるまで交代でこれを繰り返していきます。

 

ウィンストンドラフトは、プレイヤーに変化するカードの束からカードを選ぶことを強いるドラフト方法。

更に、2人でのドラフトとなるので、相手の情報も見えやすく、情報の多さゆえ、ドラフトは混沌を極めます。

ロチェスタードラフトとあまり戦略は変わらないが、直前に置かれたカードや山上のカードなど、運によって左右されることのあるドラフト方法のため、個人的には一番好きなドラフト方法です。

二人でわいわいするのにも向いているかな。

 

とまあ、こんなふうにパックを用いたトッキュー8でもシールド戦でもない新たな遊び方があるんですわ!

ちょいと特殊だったり、使うパック数が多いのはご愛嬌。

だけどその分新たな発見が訪れるはず!

隠れた強カードに気づくことができるかもしれないね。

 

新弾発売まで後2週間チョット!

待ちきれないね!

以上!

by 新弾でネタにするカードが無かっただけなんて言えないスタッフ アサイシ

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