【遊戯王】次のストラクチャーデッキRは『デビルズ・ゲート』リメイク前はどんなデッキだった?
前回の記事はこちら
【遊戯王】今更かもしれないけど『月女神の鏃』のコストに使えるおすすめカード特集‼
どうも、スタッフIです。
次に発売されるストラクチャーデッキRは『デビルズ・ゲート』に決定しましたね。
リメイク前のデビルズ・ゲートはどんなデッキだったのでしょうか。
スタッフの思い出話を交えながら紹介したいと思います。
デビルズ・ゲート
2011年6月18日に発売されたストラクチャーデッキです。
既存テーマである【暗黒界】を中心に多くの悪魔族モンスターを取り扱ったデッキでした。
ここで初登場した『暗黒界の龍神グラファ』や『暗黒界の術師スノウ』『暗黒界の門』が当時としては破格のカードパワーを持っていて暗黒界というテーマを一気に環境最前線にまで押し上げました。
当時のプレイヤーは何度倒しても簡単に復活するグラファに苦戦した記憶があるのではないでしょうか。
暗黒界は手札抹殺やマインドクラッシュを採用したハンデスギミックを搭載することもあり、当時流行していた強欲で謙虚な壺でサーチしてきたカードを処理後に叩き落とすという動きも強力でした。
一方で暗黒界は対マインドクラッシュ性能が高いので相手には使われにくく、もし当てずっぽうでカード名を宣言して外しても自分の手札を捨てられるのも好相性でした。
当時は暗黒界と相性の良いカードとして『墓穴の道連れ』や『魔轟神レイヴン』などが注目されました。
このデッキ対策カードとして『暗闇を吸い込むマジックミラー』が注目されたのは懐かしい思い出ですね。
暗黒界の基本の動き
当時の暗黒界は『グラファをメイン打点に据えてスキルドレインや各種ウィルスカードで相手を妨害し、相手のエースモンスターはグラファの効果で除去する』というコントロール戦法が主流でした。
【ウィルス暗黒界】や【スキドレ暗黒界】などの呼び名が有名ですね。
グラファの攻撃力は元々2700、暗黒界の門があれば3000ラインに到達します。
『自分フィールドに表側表示で存在する「暗黒界の龍神グラファ」以外の「暗黒界」モンスターを手札に戻すことで墓地から特殊召喚できる』という召喚ルール効果が強力で手札の下級モンスターを場に出しておいてそれをコストにグラファを自己再生させるという動きだけでもシンプルに強力です。
さらにグラファは効果で手札から捨てられると『相手フィールドのカード1枚を選択して破壊する』効果もあるので展開前のお膳立ても自力でこなせる器用さを持ち合わせています。
神の宣告や激流葬で除去してもすぐに復活し、奈落の落とし穴も発動前に除去できる可能性があったので大型モンスター主体でありながら罠デッキ相手に比較的強く立ち回れるのも売りでした。
つまりどんなストラクチャーデッキだった?
3つ買えば環境クラスのデッキの基礎が出来上がるストラクチャーデッキでした。
ドローを加速し、さらに手札を捨てて暗黒界モンスターの効果を発動してアドバンテージを獲得しながら戦っていくという現在まで続く暗黒界の方向性を明確に固めたデッキでもありました。
ストラクチャーデッキRではどんな方向に強化されるのでしょうか。
現在ならではの暗黒界の動き
リメイク前のデビルズ・ゲート発売から10年、現在の暗黒界は未界域と一緒に使われるのを時々見かけますね。
そんな暗黒界ならではの独自性のあるコンボも1つ紹介します。
まずは『暗黒界の導師セルリ』を手札から捨て、セルリを自身の効果で相手フィールドに特殊召喚します。
するとセルリの効果が相手フィールドで発動し、自分は手札を1枚捨てます。
今、相手がモンスター効果を発動しましたよね……?
三戦の才が発動できます‼
相手がモンスター効果を使わないデッキ相手でも三戦の才を発動することができるのです。
もしかしてこのコンボのために三戦の才を再録してくれる可能性があるってコト……?
元々パワーがあったデッキのリメイクなので暗黒界がここからどんな強化を受けるのか楽しみですね。
今後の商品情報に期待して待ちましょう。
以上、スタッフIのデビルズ・ゲートにまつわる話でした。