【遊戯王】今だからこそめっちゃ強いメタカード‼『拮抗勝負』のトリビアについて知ろう
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どうも、スタッフIです。
今回は今の環境デッキの大半に強烈に刺さるメタカード『拮抗勝負』の知っておくと便利なネタや実用性があるかわからない小ネタなどをいろいろ解説していきたいと思います。
使ったことのある人なら知っていて当然と言えるようなものも含まれますがそういった方はおさらいのつもりで読んでいただけると幸いです。
能力解説
自分フィールドにカードが存在しない場合、このカードの発動は手札からもできる。
①：相手フィールドのカードの数が自分フィールドのカードより多い場合、自分・相手のバトルフェイズ終了時に発動できる。
自分フィールドのカードの数と同じになるように、相手は自身のフィールドのカードを選んで裏側表示で除外しなければならない。
特定条件下でセットを経由せずに手札から発動できる罠カードの1枚です。
そのカード名通り、自分と相手の盤面の状況を強制的に拮抗した状況＝イーブンにする効果になっています。
発動したこのカード自身もフィールドのカードの枚数に含まれるので手札から発動した場合でも最低1枚は相手の盤面にカードが残ります。
知っておくと便利なネタ
①相手のカードを直接除去する効果ではありません。
このカードのテキストは少しややこしいのですが所謂『相手は○○しなければならない』系の効果に分類されます。
拮抗勝負の効果を受けるのは相手プレイヤー自身という扱いになるため『このカードは相手の効果を受けない』などの強固な耐性を持ったカードであろうと相手の選択次第ではそれらの耐性を無視して除去することができます。
②発動タイミング内であれば同一ターン中に複数回の発動ができます。
例えば相手のバトルフェイズ終了時に自分が手札から拮抗勝負を発動し、それに対して相手が神の宣告を発動したとします。
すると拮抗勝負は発動を無効化されて破壊されるのですがこの一連の処理が終了したタイミングでメインフェイズ2に移行するのではなく、まだバトルフェイズ終了時というタイミングが継続しています。
なので拮抗勝負の2枚目があれば一連の処理後にもう一度発動する事ができます。
③カード効果でバトルフェイズが終了した場合でも発動できます。
速攻のかかしやヴァルキュルスの影霊衣などの効果でバトルフェイズがプレイヤーの意思と関係なく終了した場合でも発動できます。
なのでバトルフェイズに入る事さえできれば発動タイミングが必ず訪れます。
一方でアーティファクトムーブメントなどの効果でバトルフェイズそのものがスキップされた場合は発動できません。
④トークンを除外することはできません。
拮抗勝負で除外するカードは必ず裏側表示にしなければならないのですがルール上裏側表示が存在しないトークンをこのカードで除外することはできません。
なので相手は自分の場にトークンが存在する場合は必ずトークン以外のカードを除外しなければならなくなります。
実用性があるかわからないネタ
①
自分フィールドにインフェルノイド・ヴァエル以外が存在しない状態でヴァエルの①の効果を発動し、それにチェーンしてヴァエルの②の効果を自身をリリースする事で発動、これによって自分の場のカードが存在しなくなるので手札から拮抗勝負を発動できます。
すると逆順処理によって拮抗勝負の効果で相手の場のカードを1枚残して裏側で除外し、残ったカードはヴァエルの①の効果で除外されます。
インフェルノイドデッキなら小ネタとして知っておくと使える……かもしれません。
②
このカードに耐性を持つカードもごくわずかながら存在します。
奇跡のジュラシック・エッグのような『このカードを除外することはできない』という一文が記されているカードや氷水啼エジル・ギュミルの①の効果を受けたモンスターなどがそれに該当します。
これらのカードは拮抗勝負の効果処理で除外するカードとして選ぶことはできません。
③
相手に裏側表示での除外というアクションを強要するカードではありますがアーティファクト・ロンギヌスや王宮の鉄壁が適用されている場合はそちらが優先されます。
なので相手ターン中に打たれた拮抗勝負はロンギヌスをチェーンすることで効果を防ぐことができます。
④
一応セット状態からでも発動はできます。
ただしセットしたターン中は発動できない罠カードの基本ルールには則る必要があるので注意が必要です。
以上、拮抗勝負にまつわるあれこれを紹介させていただきました。
同一ターン中に連発できるのとカード効果によるバトルフェイズの終了にも対応しているのは知っておくと便利かもしれませんね。
以上、スタッフIのカード紹介＆解説でした。
