【遊戯王】勇者ギミックを採用したシンクロデッキが再び環境で注目‼
前回の記事はコチラ
【遊戯王】レアリティコレクション収録カードだけでデッキを作ってみました‼
どうも、スタッフIです。
今回は現環境でじわじわ注目度を上げている勇者ギミックを採用したシンクロデッキの話をしたいと思います。
現環境の勇者ギミック
前環境から比較すると聖殿の水遣いが制限解除され、アラメシアの儀が制限から準制限に緩和されました。
ギミックの中核を為すカードが2枚も増加したのでデッキのギミックとしては大幅に安定感が強化されています。
採用されるカードも以前の勇者とほとんど差がなく、グリフォンライダーが外法の騎士になったぐらいでこれまで勇者ギミックを使ったことがある人ならすんなりと手に馴染むはずです。
しかし依然としてグリフォンライダーは禁止カードに指定されたままなのでこれだけで妨害を作ることは難しく、他のカードと組み合わせること前提でデッキを組まれることがほとんどです。
勇者シンクロ
デッキタイプとしてはジャンクドッペル系列の高速展開系デッキです。
勇者シンクロが強いとされる要素は大まかに2つあり『シンクロ素材のレベル7を簡単に調達できること』『百檎竜リンゴブルムを最大限に活用できること』が挙げられます。
勇者ギミックは『通常召喚したモンスターの効果を発動できない』という制約が付きますが通常召喚したモンスターがフィールドで発動することがあまりないシンクロ展開系のデッキであればその影響を受けません。
また、外法の騎士はレベル7なのでレベル1チューナーと合わせてレベル8の、2チューナーと合わせて9の、3チューナーと合わせて10のシンクロが出せます。
カオス・ルーラー、PSYフレームロード・Ω、フルール・ド・バロネス、相剣大公-承影など超強力なモンスターが揃うレベル8・10のシンクロを手軽に用意できるのは大きな魅力です。
特にカオスルーラーは水遣いが墓地に落ちればそこから勇者ギミックを始動可能、Ωは除外された聖殿の水遣いを墓地に戻すことで次のターンに勇者ギミックが再度使用可能になるので継戦能力も向上します。
最近登場したチューナーの新鋭ことリンゴブルムは①の効果によって『効果モンスター以外のモンスターが存在する場合に手札から特殊召喚する』ことができます。
勇者トークンは通常モンスターなのでこの効果の発動条件を満たせます。
また、墓地から除外することでレベル2のトークンを生成できるのですがこのトークンはチューナーとして扱えるのでカオスルーラーをバロネスや承影に作り変えることもできます。
採用できる細かいギミック
グッドスタッフ要素が強く、メイン・エクストラデッキ共にスロットにかなり余裕があるシンクロデッキなので素材縛りのないシンクロモンスターを幅広く採用できます。
中でも面白いのは『焔聖騎士帝シャルル』と『盗人の煙玉』をセットで採用し、確定ハンデスをすることで相手の反撃手段を奪いつつデッキトップ以外のカードへのマストカウンターを明確にするコンボが使われているところですね。
パワーツールブレイバードラゴンを採用し、ドラコバックをくっつけて再度墓地へ送ることで後出しした勇者トークンに再装備するコンボもあります。
シャルルとパワーツールブレイバーは外法の騎士+アサルトシンクロンorリンゴブルムから出せます。
こうしてレベル8・9・10の大型シンクロモンスターを手数に任せて次々展開し、そのパワーで押し切るのが勇者シンクロというデッキです。
グッドスタッフ要素が強いデッキということもあってメイン・エクストラ問わず様々なカードが採用でき、プレイヤーの特色が出やすく、決まった対策ができないのも強みになっています。
『自分だけのシンクロデッキを組みたい』という方には今特にオススメできるデッキです。
以上、スタッフIの注目カード紹介でした‼