【遊戯王】スタッフが振り返る、2019年1月から現在までの流行デッキ
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どうも、スタッフIです。
今回は一年ほど前から現在までの環境デッキの流行を振り返ってみたいと思います。
最近始めたばかりの方は「そんなことがあったのか」当時を知る方は「そんなこともあったなぁ」ぐらいの感覚で読んでもらえると幸いです。
【2019年1月~3月】
当時は転生炎獣が大流行を見せていました。
その他では当時黄金櫃以外はノータッチだったサンダードラゴンなどが大きく分布し、環境を取り合っていました。
また、去年の1月に『DARK NEOSTORM』が発売
ここからオルフェゴールが一気に台頭します。
強力なカウンター罠や破壊体制を付与できる強固な制圧盤面を名前の異なるモンスターが2体並べばどこからでも展開できるというお手軽さから瞬く間に他のデッキを押しのけてトップデッキへと躍り出ます。
【2019年4月~6月】
オルフェゴールをはじめ、様々なデッキで採用されていた終末の騎士が制限カードになりました。
しかし環境はあまり動かず、相変わらずオルフェゴールや転生炎獣、サンダードラゴン、閃刀姫が猛威を振るいました。
【2019年7月~9月】
これまでのオルフェゴールのギミックの中核を成していたトロイメア・マーメイド、先攻1ターンキルを頻発させていた破滅竜ガンドラXが禁止カードに指定されました。
他にもサンダードラゴンが超雷龍と雷鳥龍、転生炎獣がガゼルとレディデバッガーを制限に指定されて力を落としました。
他には多くのデッキのサイドデッキに搭載され、強烈な除去能力を誇るダイナレスラー・パンクラトプスが準制限に指定されたりもしました。
『CHAOS IMPACT』が発売し、ここから新たなデッキが一気に流行を見せます。
それがドラゴンリンクです。
これまでにもドラゴン族主体のリンク召喚デッキは存在していましたが輝光竜セイファートやヴァレット・トレーサーなどの登場によって一気に安定感を増してトップメタに君臨します。
他ではドラゴンリンクに対して超雷龍で強気に立ち回れるサンダードラゴンや高い安定感は健在だった転生炎獣などが活躍を見せました。
【2019年10月~12月】
ドラゴンリンクの中心カードだったエクリプス・ワイバーンと守護竜アガーペインが禁止カードに、輝白竜ワイバースターやドラコネットが制限カードに指定されて安定感を大きく落とします。
他にはドラゴニックDが禁止から制限へと復帰して真竜がある程度の力を取り戻した他、たった1枚で一部のデッキを完全に停止させてしまうロックカード魔鐘洞が準制限から制限へと規制強化されました。
ここからの環境は群雄割拠を見せました。
高いパワーはまだまだ健在なドラゴンリンク、閃刀姫、オルターガイスト、転生炎獣、サンダードラゴン、サブテラーや新たに未界域と組み合わせたオルフェゴールなどが活躍しました。
エンディミオンもこの辺りから頭角を見せ始め、現在まで続く活躍を見せています。
そして来る12月、LEGENDARY GOLD BOXの発売によって環境に革新が訪れました。
ドラグーンオブレッドアイズの登場です。
強固な耐性や高い打点、手軽に使える制圧能力を持つ上にヴェルテアナコンダを利用することでモンスター2体から出てきてしまうこのカードは瞬く間に環境に切り込みました。
ここから俗にいう【〇〇ドラグーン】デッキが誕生します。
【2020年1月~】
現在の環境ですね。
これまで環境に長く居座っている閃刀姫やオルターガイスト、サンダードラゴン、オルフェゴールなどに規制強化がかかる一方、エンディミオンやまだ登場して間もないドラグーンはノータッチでこれを通り抜けます。
ドラグーンデッキは大流行する中で様々な派生が生まれ、中にはドラグーンが苦手な壊獣を克服するために儀式魔人リリーサーを使用したクラウソラスの影霊衣を同時に展開して相手の特殊召喚そのものも封じてしまう【リリーサードラグーン】まで登場しています。
規制が強化される中、『PREMIUM PACK 2020』や『ETERNITY CODE』で新カードが登場したオルフェゴールやオルターガイストなどはまだまだ活躍を続けていますね。
以上が2019年から現在までの流行デッキでした。
こうしてみると圧倒的な1強がいた時期というのはほとんどなく、いろんなデッキが活躍していたんですね。
現在の環境もこれから登場するカードなどによって変動していくかもしれないのでまだまだ目が離せません。
ここまで読んでいただきありがとうございました。