【遊戯王】『強欲で金満な壺』と『強欲で貪欲な壺』使うならどっち?
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どうも、スタッフIです。
今回はいろんなデッキで採用される汎用ドローカード『強欲で金満な壺』と『強欲で貪欲な壺』を比較してみたいと思います。
能力の比較
①:自分メインフェイズ1開始時に、自分のEXデッキの裏側表示のカード3枚または6枚をランダムに裏側表示で除外して発動できる。
除外したカード3枚につき1枚、自分はデッキからドローする。このカードの発動後、ターン終了時まで自分はカードの効果でドローできない。
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:自分のデッキの上からカード10枚を裏側表示で除外して発動できる。自分はデッキから2枚ドローする
どちらも自分のカードを裏側で除外して2枚ドローできるという点が共通しています。
では、両者がどう違うのかを比較していきます。
どう違うの?
まずはコストから見比べていきます。
強欲で金満な壺(以下ゴーキン)はエクストラデッキのカードをランダムに3枚または6枚、強欲で貪欲な壺(以下ゴードン)はメインデッキのカードを上から10枚を裏側表示で除外します。
細かい違いを見比べていきましょう。
まずは発動タイミングから。
ゴーキンはメインフェイズ1の開始時に限定されている一方で、ゴードンはメインフェイズ中なら好きなタイミングで発動することができます。
ゴーキンには1ターンに1度などの制約はありませんがドローしたあとは発動タイミングを失うため、実質的に1ターンに1度きり、ゴードンはもともと1ターンに1度しか発動できないという制約があります。
どうやって使い分ければいい?
コストとして除外するエクストラデッキとメインデッキ、どちらが重要かによって使い分けができます。
メインデッキに除外したくないカードがあってエクストラデッキをあまり重要しないデッキならゴーキン
エクストラデッキのカードを大量に使用しギミックの初動に必要な枚数が比較的少ないデッキならゴードンといった具合に使い分けられます。
前者はオルターガイストやエルドリッチ、後者は閃刀姫や十二獣などが該当します。
ゴーキンのゴードンにない強みとして『デッキの中の欲しいカードを除外しない』というものがあります。
特に『PSYフレームギア・γ』がこの利点と強く噛み合っていて、両者を同時に採用することで互いの長所を伸ばし合う組み合わせになっています。
ゴードンの場合は発動タイミングが限定されていないのを利用して『他のカードを使ってキーカードを揃えてから使用してさらに手札を増やす』という使い方をすることができます。
閃刀姫がいい例で『ハヤテやエンゲージでキーカードをあらかじめ用意しておいてからゴードンで手札誘発を集めに行く』という使い方が非常に強力です。
弱点
ゴーキンの弱いところは『コストで除外するカードが完全ランダム』というところと『他のドローソースとの共存が難しい』というところがあります。
コストがランダムという点は少なからず影響があり『エクストラデッキの中の強いカードがすべて除外されてしまった』ということもなくはないです。
また、他のドローカードと一緒に使用しにくくなるので完全に初動でしか使用できません。
一方でゴードンの弱いところは『コストで引きたいカードを除外する可能性がある』ところと『長期戦に弱くなる』ところが上げられます。
コストがメインデッキのカードなので必要なカードがドローする前に除外されて『欲しいカードを引けない』という状況もありえます。
ゴードン1枚を使用するだけでドローを含めてメインデッキを12枚圧縮するので闇雲に連打すると『デッキ切れによる敗北』なんてことにもなりかねません。
また、両者に共通する弱点として『すでに手札にあるカードをドローすると非常に弱い』という点があります。
特にあるあるなのが『ゴーキンで2枚ドローしたらその中にゴーキンがあった』というパターンですね。
ゴードンの場合はコストで別のゴードンが飛んでいく可能性があるのでゴーキンよりは可能性が低いかもしれません。
ドローするカードは遊戯王のゲームシステム上完全にランダムなのでそういうことは仕方がないと割り切りましょう。
まとめ
現在の遊戯王において幅を利かせる2大ドローカード。
自分のデッキと相性がいい方を採用しましょう。