【遊戯王】きまぐれデッキ解説 ドラゴンリンク編【#21】
前回の記事はこちら
色々なデッキをざっくり紹介する「きまぐれデッキ解説」第21回です。
今回紹介するのは『ワールドプレミアムパック2020』によって大幅に強化された【ドラゴンリンク】!
☆【ドラゴンリンク】とは
その名の通りドラゴン族モンスターによるリンク召喚を主体としたデッキで、圧倒的な先行展開によって相手を封殺します。
2019年には環境トップデッキとして活躍していましたが、あまりに強すぎたために《トポロジック・ガンブラー・ドラゴン》《守護竜アガーペイン》《守護竜エルピィ》《エクリプス・ワイバーン》《星杯の神子イヴ》といった多数の禁止カードを生んで環境から姿を消しました。
しかし、『ワールドプレミアムパック2020』で登場した《混沌領域》や、同時期に制限解除された《輝白竜 ワイバースター》により再び環境デッキとして復活しました。
☆デッキレシピ
☆デッキの回し方
基本的には先行展開によって《天球の聖刻印》《ヴァレルエンド・ドラゴン》《クリスタルウィング・シンクロドラゴン》《ヴァレルロード・S・ドラゴン》《えん魔竜 レッド・デーモン・アビス》といった強力な妨害効果を持ったモンスターを並べます。
展開に使用するカードやギミックをそれぞれ紹介します!
・《輝白竜 ワイバースター》《暗黒竜 コラプサーペント》
墓地の光・闇属性モンスターを除外することで手札から特殊召喚でき、さらに墓地へ送られた場合にはお互いをサーチすることができます。
一方を素材に《ストライカー・ドラゴン》等をリンク召喚し、素材にした方をコストにしてサーチしたもう片方を特殊召喚する動きが基本です。
《混沌領域》の登場によりサーチする手段が増え、安定感が増しました。
・《輝光竜セイファート》
上記の《輝白竜 ワイバースター》《暗黒竜 コラプサーペント》をサーチすることができます。
墓地へ送ったカードをコストにして即座に《輝白竜 ワイバースター》《暗黒竜 コラプサーペント》の特殊召喚に繋げられるのが強みです。
・「ヴァレット」ギミック
《ストライカー・ドラゴン》でサーチできる《リボルブート・セクター》を展開に活用できます。
《リボルブート・セクター》は手札から「ヴァレット」モンスターを2体まで特殊召喚することができます。
必要な「ヴァレット」モンスターは《アブソルーター・ドラゴン》を《竜の渓谷》で墓地へ送るなどして集めましょう。
また、デッキから「ヴァレット」モンスターを特殊召喚できる《クイック・リボルブ》も強力です。
・「ドラグニティ」ギミック
《ドラグニティナイト-ロムルス》や《竜の渓谷》はドラゴン族の優秀なサポートカードですが『ストラクチャーデッキドラグニティ・ドライブ』のリメイク版でさらに強力になりました。
今回のデッキでは《ドラグニティ-レムス》と《ドラグニティ-レガトゥス》を採用しています。
《ドラグニティ-レムス》で《竜の渓谷》をサーチし、効果で《ドラグニティ-レガトゥス》をサーチして特殊召喚、さらに《ドラグニティ-レムス》は自己蘇生できます。
他には《ドラグニティナイト-ガジャルグ》で《霞の谷の幼怪鳥》をサーチして捨てるギミックもあります。
・「ドラゴンメイド」ギミック
《ドラゴンメイド・チェイム》で《ドラゴンメイドのお心づくし》をサーチし、《ストライカー・ドラゴン》等をリンクした後に《ドラゴンメイドのお心づくし》で《ドラゴンメイド・チェイム》を蘇生します。
またもう1枚のサーチ先である《ドラゴンメイドのお片付け》も強力な妨害カードです。
ドラゴン族モンスターは種類が豊富でサポートも優秀なものが揃っているので【ドラゴンリンク】は今後も活躍が期待できるデッキではないでしょうか!
私も記事を書きながら「このデッキ面白そうだな」と感じたのでかなりおすすめです!