【大会優勝報告多数!】「ふわんだりぃずの旅じたく」登場で大躍進!?トーナメント仕様「ふわんだりぃず」デッキを徹底分析!!!【「ディメンション・アトラクター」を中盤でも使えるテーマ】【オススメデッキレシピつき】【採用候補カードの採用枚数も紹介】【遊戯王OCGデッキレシピガチ解説】【BATTLE OF CHAOS】
こんにちは!
秋葉原ラジオ会館本店のスタッフSです!!
最近、「ふわんだりぃず」デッキの優勝報告が増えてきましたね!!
特に「BATTLE OF CHAOS」発売以降、優勝報告が急増している印象です!!
今回は、大会で活躍している「ふわんだりぃず」デッキを、
・主流の構築方針
・各採用候補カードの採用枚数
といった観点から分析してみました!!
最後にこれから「ふわんだりぃず」を大会で使ってみたい方に
オススメなデッキレシピもサイドデッキつきで掲載!!
「ふわんだりぃず」デッキを使いこなしてみたい方も、
「ふわんだりぃず」デッキを攻略したい方も、
ぜひ参考にしてみてくださいね!!
主流の構築方針
「ふわんだりぃず」とは、特殊召喚を一切行わない代わりに、
自分・相手ターンで通常召喚を繰り返してアドバンス召喚で戦う鳥獣族テーマです!!
詳しくは過去記事↓↓をご確認いただければと思いますが、
「ふわんだりぃず×ろびーな」1枚から、
「ふわんだりぃず×いぐるん」を経由して、
デッキから手札に加えた好きなレベル7以上の鳥獣族モンスターをアドバンス召喚できることと、
下級「ふわんだりぃず」は
フィールドを離れると除外され、
鳥獣族が召喚されると除外から手札に戻ってくること、
アドバンス召喚の際にリリースされた下級「ふわんだりぃず」は、
アドバンス召喚のリリースと召喚のタイミングが異なるため、
手札に戻ってくることだけは
ぜひ覚えておきましょう!!
また、特殊召喚と墓地とEXデッキを全く使わない点から、
それらを活かしたカードが採用される点、
それらを対策する相手のカードが効かない点
も特徴的です!!
特殊召喚を行わないので
相手の「増殖するG」の影響を受けないのはもちろん、
「強欲で謙虚な壺」を積極的に採用でき、
墓地を使わないので、
実質的に相手の墓地利用を封じる「ディメンション・アトラクター」を積極的に採用でき、
EXデッキを使わないので、
「強欲で金満な壺」や「金満で謙虚な壺」のコストにしたり、
「ドラグマ・パニッシュメント」や「浮幽さくら」で対策に活用したりすることができます!!
そして、「ろびーな」が下級鳥獣族を何でも手札に加えられるので、
「烈風の結界像」を相手ターンに召喚して相手の特殊召喚を封じる戦術もよく採用されていますよ!!
各採用候補カードの採用枚数
※あくまでデータであり、構築方針によって各カードの採用・不採用が大きく分かれます。
参考程度にお考え下さい。
※採用枚数の所のカード名をクリックしていただくと、公式DBでカード情報を確認できます。
※「○○」採用時、と記載のあるものは、「○○」が採用されていない場合には採用が見られませんでした。
※優勝レシピのうち、解説等にルールミスが含まれるもの・取り扱いが極端に難しいものに関してはデータから省いております。また人力での入力のため、入力漏れが存在する恐れがあります。ご了承ください。
主要な「ふわんだりぃず」カード
・ふわんだりぃず×ろびーな…3枚
・ふわんだりぃず×いぐるん…3枚
・ふわんだりぃず×すとりー…1~3枚
・ふわんだりぃず×とっかん…1枚
・ふわんだりぃず×えんぺん…1or2枚
・ふわんだりぃず×すのーる…0or1枚
・ふわんだりぃずと旅じたく…3枚
・ふわんだりぃずと謎の地図…3枚(「神鳥の霊峰エルブルズ」採用時2枚)
・ふわんだりぃずと未知の風…1枚
・ふわんだりぃずと夢の町…0~2枚
・ふわんだりぃずと怖い海…0or1枚
下級「ふわんだりぃず」のうち、
初動となる「ろびーな」「いぐるん」は確定で3枚
「すとりー」は後述する理由で人によって採用枚数が異なり、
「とっかん」はどの構築でも1枚でした。
最上級「ふわんだりぃず」は、
妨害を用意しつつ展開できる「えんぺん」は1枚以上、
反面現状ではあまり生かしにくい「すのーる」は採用しないレシピがほとんどでした。
「ふわんだりぃず」魔法カードは、
ほぼ全ての構築で「旅じたく」「謎の地図」は3枚、
「未知の風」は「えんぺん」で手札に加えやすく手数には関与しないため、
便利とはいえ全てのデッキに1枚だけ採用されているようです。
「ふわんだりぃず」罠カードは、
「夢の町」が相手ターンでの手数と妨害になり、「えんぺん」で手札に加えられるので、採用している構築では1枚、
「怖い海」は採用している構築自体が少ない印象でした。
「ふわんだりぃず」カードは、
「すとりー」と「えんぺん」の採用枚数以外はほぼ固定のようです。
このうち
「すとりー」の場合は、墓地のカードを除外する効果を活用し、
相手の「デストロイフェニックスガイ」のような墓地利用を対策したり、
自分の墓地を除外して、墓地にカードが存在しないことが条件の「ディメンション・アトラクター」の効果を中盤でも発動したりといった戦略が窺えます。
これらを考慮して、各々の重要度に応じて「すとりー」の枚数が増減しているようです。
また、「えんぺん」の枚数は、
ほとんどのデッキでは1枚でしたが、
展開力増強や最上級モンスターの枚数を重視してか、2枚採用している構築も見られました。
「ふわんだりぃず」以外の鳥獣族モンスター
・烈風帝ライザー…1枚
・霞の谷の巨神鳥…0or1枚
・烈風の結界像…1枚
・ダークネス・シムルグ…サイドにのみ0~1枚
・絶神鳥シムルグ…0~3枚
・烈風の覇者シムルグ…0or1枚(「絶神鳥シムルグ」採用時)
・神鳥の霊峰エルブルズ…1枚(「絶神鳥シムルグ」採用時)
・神鳥の排撃…0or1枚(「絶神鳥シムルグ」採用時)
「烈風帝ライザー」や「霞の谷の巨神鳥」、「烈風の結界像」は、ほとんどどのデッキでも1枚ずつの採用が見られました。
実質的に確定枠のようです。
「ダークネス・シムルグ」をサイドデッキに採用している構築もあり、
魔法・罠への対策を厚くしたい場合に投入するものとみられます。
また、「絶神鳥シムルグ」の登場以降、「シムルグ」の要素を少し取り入れて、より手数と戦術の幅を広げたものもあり、
「絶神鳥シムルグ」3枚と「神鳥の霊峰エルブルズ」1枚だけを採用して召喚権の増加を図る構築や、
「烈風覇者シムルグ」「絶神鳥シムルグ」「神鳥の霊峰エルブルズ」「神鳥の排撃」を1枚ずつ採用して最小限ながら「シムルグ」要素を活かす構築もありました。
デッキの回転を促すカード
・強欲で謙虚な壺…3枚
・強欲で金満な壺…0~3枚
・金満で謙虚な壺…0~3枚(「強金」と「金謙」は合わせて3枚まで採用)
・封印の黄金櫃…0or1枚(制限カード)
・テラ・フォーミング…1枚(制限カード)
・成金ゴブリン&チキンレース…0or3枚ずつ(「強金」&「金謙」不採用時)
「強欲で謙虚な壺」はどのデッキでも3枚、
さらに多くのデッキで「謎の地図」を持ってこれる「テラ・フォーミング」も採用されておりました。
安定性を求めて「封印の黄金櫃」を採用し、下級「ふわんだりぃず」をより手札に加えやすくした構築も見られました。
また、更にデッキを回転させる手段として、「強欲で金満な壺」を「金満で謙虚な壺」合わせて3枚まで採用するのが主流です。
全体的に、除外するカードと手札に加えるカードを選べる「金満で謙虚な壺」の方が人気なようです。
相手を妨害する汎用カード
(サイドデッキ含む)
先攻向け
・墓穴の指名者…0or2枚(準制限カード)
・抹殺の指名者…0or2枚(準制限カード)
・月の書…0or3枚
・虚無空間…1枚(制限カード)
・ドラグマ・パニッシュメント…0~3枚
・神の通告…0or1枚
・神の宣告…サイドにのみ0or2枚
・王宮の勅命 …サイドにのみ0or1枚(制限カード)
・教導の聖女エクレシア…1枚(「ドラグマ・パニッシュメント」採用時)
・天底の使徒…1枚(制限カード)(「ドラグマ・パニッシュメント」採用時)
後攻向け
・灰流うらら…1~3枚
・増殖するG…0~3枚
・D.D.クロウ…0or1枚
・原始生命態ニビル…サイドにのみ0or2枚
・ドロール&ロックバード…サイドにのみ0~3枚
・ディメンション・アトラクター…0~3枚
・エフェクト・ヴェーラー…0~2枚
・アーティファクト・ロンギヌス…サイドにのみ2or3枚
・幽鬼うさぎ…サイドにのみ0or2枚
・トークンコレクター…サイドにのみ0or1枚
・屋敷わらし…サイドにのみ0or1枚
・無限泡影…1~3枚
・時械神サンダイオン…0or1枚
・禁じられた一滴…0~3枚
・ハーピィの羽根帚…0or1枚(制限カード)
・コズミック・サイクロン…サイドにのみ2枚
・サイクロン…サイドにのみ0or2枚
・発禁令…サイドにのみ0or1枚
・冥王結界波…サイドにのみ0or2枚
・ライトニング・ストーム…1~3枚
・ハーピィの羽根吹雪…0~2枚
・拮抗勝負…サイドにのみ2or3枚
汎用カードの枠は大会の環境によって変化するため、
あくまで参考程度にお考えください。
「デストロイ」出張セットをはじめほとんどのデッキ相手に有効な
「ディメンション・アトラクター」の採用がかなり目立ち、
同じターンに使いにくい「増殖するG」や「エフェクト・ヴェーラー」を採用しない構築も珍しくありませんでした。
また、相手の「無限泡影」への対応方法が大きく2つあり、
「抹殺の指名者」で無効にする方法と、
「月の書」で無効にされるモンスターを裏返して対処する方法が使われているようです。
「抹殺の指名者」は自分も採用しているカードなら何でも無効にできたり、
下級「ふわんだりぃず」を除外して次のターン以降無理やり初動を確保できたりする反面、
採用していないカードには一切対処できず、
「月の書」は
対象を取る無効効果から下級「ふわんだりぃず」を守れたり、
相手の妨害効果を持つモンスターを裏返して無力化できたりする反面、
裏返した「ふわんだりぃず」は除外されず墓地に送られてしまったり、
対象を取らない無効効果には対処できず、
どちらも一長一短なので、
構築方針に合わせて、どちらを採用するかを決めると良いでしょう!!
両方採用した構築もありましたよ!!
EXデッキ
EXデッキについては、
完全に「強欲で金満な壺」用と割り切って、
別のデッキから流用したものや、
そもそもレシピ公開に含まれていないものも多くありました。
ただし、
X召喚やリンク召喚が必要になる場面を想定して組まれたものや、
「ドラグマ・パニッシュメント」「浮幽さくら」で活用するためのものもございましたので、候補をいくつかご紹介いたします。
使用する可能性があり得るカード
・LL-リサイト・スターリング
・LL-アセンブリー・ナイチンゲール
・ダウナード・マジシャン
・天霆號アーゼウス
・サクリファイス・アニマ
・清冽の水霊使いエリア
・蒼翠の風霊使いウィン
・暗影の闇霊使いダルク
・トロイメア・フェニックス
・トロイメア・ユニコーン
・神聖魔皇后セレーネ
・王神鳥シムルグ
・鉄獣戦線 凶鳥のシュライグ
・アクセスコード・トーカー
「ドラグマ・パニッシュメント」用
・旧神ヌトス
・中生代化石騎士 スカルナイト
・中生代化石マシン スカルワゴン
・PSYフレームロード・Ω
・ウィンドペガサス@イグニスター
・鉄獣戦線 凶鳥のシュライグ
・鉄獣戦線 徒花のフェリジット
・L・G・D
「浮幽さくら」用
・D-HERO デストロイフェニックスガイ(「デストロイ」出張対策)
・相剣大師-赤霄(「相剣」対策)
・輝竜星-ショウフク(「相剣」対策)
・FNo.0 未来皇ホープ(「幻影騎士団」など対策)
・永遠の淑女 ベアトリーチェ(「勇者電脳堺」対策)
・天霆號アーゼウス(汎用Xモンスター対策)
・水晶機巧-ハリファイバー(「出張グッドスタッフ」など対策)
・彼岸の黒天使 ケルビーニ(「幻影騎士団」対策)
・ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラム(「エンディミオン」など対策)
・幻獣機アウローラドン(「出張グッドスタッフ」など対策)
・幻影騎士団ラスティ・バルディッシュ(「幻影騎士団」対策)
・召命の神弓-アポロウーサ(汎用リンクモンスター対策)
・アクセスコード・トーカー(汎用リンクモンスター対策)
サンプルデッキレシピ
※各カード詳細はコチラ
最後に、これから大会用「ふわんだりぃず」デッキを組むならオススメの構築を1つご紹介!!
基本的にはここまで解説した通りですが、
EXデッキをランダムに除外する「強欲で金満な壺」を採用しているので、
EXデッキは適当な寄せ集めカード15枚でも大丈夫です!!
EXデッキの採用候補になるカードが揃っている方は、
除外するカードを選べる「金満で謙虚な壺」を採用し、
上述のリストから用途に合ったEXデッキを採用していただければより強力になります!!
サイドデッキには、主に「ふわんだりぃず」が苦手な後攻を乗り越えるための手札誘発を多く採用し、後攻を渡されても勝てるように意識しています。
同時に苦手な手札誘発をチョイスしているので、「抹殺の指名者」で無効にするために先攻になる場合でも採用するのもアリですよ!!
もちろん参加する大会の環境がわかってきたら、
それに応じてメインデッキ、サイドデッキのカードをお選びいただければと思います。
まとめ
以上、「ふわんだりぃず」デッキにおける
・構築方針
・採用枚数
・オススメデッキレシピ
の解説でした!!
皆様の「ふわんだりぃず」デッキ分析の参考になれば幸いです。
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