【遊戯王OCG】「イシズ・イシュタール」関連の新規カード＆相性の良いカード紹介！【輝石のデュエリスト編】【Vジャンプ特典カードも紹介！】
サテライトTOKYOスタッフのたかやんです！
過去2回で5/21（土）発売の『デュエリストパック―輝石のデュエリスト編―』に収録される『D（ディフォーマー）』、『アマゾネス』についてご紹介してきましたが、今回は最後の1人、
『イシズ・イシュタール』
の関連カードをご紹介！
地属性モンスターを操るデュエリストで「イシズ」がピックアップされるのはさすがに予想外でしたね…！
今回は『輝石のデュエリスト編』に収録されるカードとともに、5/20（金）発売の『Vジャンプ2022年7月号』の特典カード、そして同誌の応募者全員サービスで貰える『FARAONIC LEGEND PACK』に収録されるカードもまとめて紹介させていただきます！
それでは、さっそく見ていきましょう！
・新規カード解説
まずは『輝石のデュエリスト編』に収録されるカードから！
宿神像ケルドウ
効果モンスター
星4/地属性/天使族/攻1200/守1600
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①：手札から他の天使族・地属性モンスター1体を捨てて発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。その後、デッキから「現世と冥界の逆転」またはそのカード名が記されたカード1枚を手札に加える。
②：自分・相手ターンに、フィールド・墓地のこのカードを除外し、自分・相手の墓地のカードを合計5枚まで対象として発動できる。そのカードをデッキに戻す。自分のフィールド及び墓地に「現世と冥界の逆転」が存在しない場合、この効果の対象は3枚までとなる。
手札から他の天使族・地属性モンスターを捨てる事で自身を特殊召喚、デッキから「現世と冥界の逆転」かそのカード名が記されたカードを手札に加える効果、お互いのターンにフィールド・墓地から除外する事で自分・相手の墓地のカードを最大5枚除外できる効果の2つの効果を持っています！
①の効果で手札に加えられるカードですが、「現世と冥界の逆転」がテキストに記されたカードは本記事が公開された時点で使用できるカードには存在しないため、「現世と冥界の逆転」か今回のパックで収録されるカードのいずれかが選択肢となります。
「輝石のデュエリスト編」で収録されるイシズ関連の新規カードには全て「現世と冥界の逆転」がテキストに記されているため、このカードで手札に加える事が可能です！
②の効果はお互いの墓地のカードを5枚まで（フィールド・墓地に「現世と冥界の逆転」が存在しない場合は3枚まで）持ち主のデッキに戻す事ができるため、墓地で効果を発動できる相手のカード等を積極的にデッキへ戻して妨害を行っていきましょう！
剣神官ムドラ
効果モンスター
星4/地属性/天使族/攻1500/守1800
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①：手札から他の天使族・地属性モンスター1体を捨てて発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。その後、デッキから「墓守の罠」1枚を選んで自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く事ができる。
②：自分・相手ターンに、フィールド・墓地のこのカードを除外し、自分・相手の墓地のカードを合計5枚まで対象として発動できる。そのカードをデッキに戻す。自分のフィールド及び墓地に「現世と冥界の逆転」が存在しない場合、この効果の対象は3枚までとなる。
上記で紹介した「宿神像ケルドウ」とほぼ同じ効果となっており、①の効果で特殊召喚を行った後の処理が違い、デッキから「墓守の罠」を魔法&罠ゾーンに表側表示で置くことができる効果となっています！
「墓守の罠」は「現世と冥界の逆転」がテキストに記されているカードのため、「宿神像ケルドウ」の効果で手札に加えることもできますが、デッキから直接置く事ができる効果なので「灰流うらら」の効果で無効にされることが無い点を活かしていきたいですね！
②の効果に関しては「宿神像ケルドウ」と全く同じ効果となっています。
古尖兵ケルベク
効果モンスター
星4/地属性/天使族/攻1500/守1800
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①：手札・デッキからカードが相手の墓地へ送られた場合、相手フィールドの特殊召喚されたモンスター1体を対象として発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。その後、対象のモンスターを持ち主の手札に戻す。
②：このカードが手札・デッキから墓地へ送られた場合に発動できる。お互いのデッキの上からカードを5枚墓地へ送る。その後、自分の墓地に「現世と冥界の逆転」が存在する場合、自分の墓地から罠カード1枚を選んで自分フィールドにセットできる。
手札・デッキから相手の墓地へカードが送られた場合に、相手フィールドの特殊召喚されたモンスター1体を手札に戻しつつ自身を特殊召喚する効果、手札・デッキから自身が墓地へ送られた場合にお互いのデッキトップを5枚墓地へ送り、さらに墓地から罠カードをセットできる効果の2つの効果を持っています！
①の効果は相手に特殊召喚されたモンスターがいることを前提としているため、基本的に相手ターンでの発動が強力となる他、こちらが特殊召喚した「壊獣」等も対象に取れるのでそれらの再利用も狙えます！
相手の先攻1ターン目から効果の発動を狙うことができるのも面白いですね！
②の効果はお互いのデッキの上のカードを墓地へ送る効果となっているため、「現世と冥界の逆転」の発動条件を満たすために使用したり、発動後にデッキを削ってデッキアウトを狙うといった戦術に使用することが可能です！
また、墓地に「現世と冥界の逆転」が存在する場合には追加で墓地の罠カードをセットすることができます！
再利用の難しい強力な罠カードをセットして相手の行動を封じてしまいましょう！
古衛兵アギド
効果モンスター
星4/地属性/天使族/攻1500/守1300
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①：手札・デッキからカードが相手の墓地へ送られた場合に発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。その後、自分の墓地から「古衛兵アギド」以外の天使族・地属性・レベル4モンスター1体を選んで特殊召喚できる。
②：このカードが手札・デッキから墓地へ送られた場合に発動できる。お互いのデッキの上からカードを5枚墓地へ送る。その後、自分の墓地に「現世と冥界の逆転」が存在する場合、自分または相手のデッキの上からカードを5枚墓地へ送る事ができる。
①②の効果ともに効果の発動条件は先程紹介した「古尖兵ケルベク」と同じになっており、前半の効果処理も同じとなっています！
その後の効果は変更されており、①の効果は墓地から同名以外の天使族・地属性・レベル4モンスター1体を特殊召喚できる効果、②の効果は追加で自分か相手のデッキの上から5枚墓地へ送る事ができる効果となっています！
①の効果はレベル4のモンスターが2体並ぶのでランク4のX召喚を行える点を活かしていきたいですね！
②の効果はデッキアウトを狙う戦術を使用する場合には最大で相手のデッキを10枚削る事ができるため、かなり有効な1枚となりますよ！
墓守の罠
永続罠
このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①：自分の墓地に「現世と冥界の逆転」が存在する限り、相手は墓地のカードの効果を発動できず、墓地のモンスターを特殊召喚できない。
②：お互いのメインフェイズに、手札を1枚捨てて発動できる。デッキから「墓守」モンスターまたは天使族・地属性モンスター1体を手札に加える。
③：このカードが表側表示で存在する場合、相手ドローフェイズのドローの前に、カード名を1つ宣言して発動する。通常のドローをしたカードを確認し、宣言したカードの場合、墓地へ送る。
墓地に「現世と冥界の逆転」が存在すると、相手の墓地のカードの効果の発動と墓地からのモンスターの特殊召喚を封じる効果、お互いのメインフェイズに手札を1枚捨ててデッキから「墓守」モンスターか天使族・地属性モンスターを手札に加える効果、相手ドローフェイズのドロー前にカード名を1つ宣言し、相手のドローしたカードを確認して宣言したカードなら墓地へ送る効果の3つの効果を持っています！
①の効果は「現世と冥界の逆転」が存在している必要こそありますが、相手の墓地利用をほぼ完全に封じる事ができる効果となっています！
現在の遊戯王において墓地を利用しないデッキはほとんど存在しないので、適用できれば多くのデッキに影響を与える事間違いなしです！
②の効果は今回のイシズデッキだけでなく、指定されている『墓守』以外にも『春化精』や『ファーニマル』、『マドルチェ』といったデッキでも使用できる効果となっています！
「現世と冥界の逆転」が存在しない場合でもこの効果は発動できるため、このカードを魔法&罠ゾーンに置ける「剣神官ムドラ」と一緒に上記のデッキ等に採用しても良いかもしれませんね！
③の効果は必ず発動する効果のため、発動を忘れないようにしましょう！
当たらなかった場合でも相手が何をドローしたかは確認できるので、どのカードに対して自分のカードの効果を発動するかを多少絞る事ができますよ！
絶望と希望の逆転
通常罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①：自分フィールドに天使族・地属性モンスターが3体以上存在する場合に発動できる。フィールドのモンスターを全て墓地へ送る。その後、お互いはこの効果でそれぞれ相手の墓地へ送られたモンスターの数まで、相手の墓地からモンスターを選んで自身のフィールドに特殊召喚できる。自分の墓地に「現世と冥界の逆転」が存在する場合、さらに自分はデッキから罠カード1枚を選んで自分フィールドにセットできる。この効果でセットしたカードはセットしたターンでも発動できる。
天使族・地属性モンスターが3体以上存在する場合にフィールドのモンスターを全て墓地へ送り、お互いに相手の墓地へ送られたモンスターの数まで相手の墓地のモンスターを自身のフィールドに特殊召喚できる効果を持っています！
発動条件の関係上、そのまま発動すると相手に3体以上のモンスターの特殊召喚を許してしまいますが、墓地に「現世と冥界の逆転」が存在している状態の「墓守の罠」と組み合わせることで相手は墓地からモンスターを特殊召喚することができないため、相手モンスターを除去しつつこちらは相手の墓地からモンスターを特殊召喚できる状況を作り出す事ができます！
また、このカードにも墓地に「現世と冥界の逆転」が存在する場合に追加の効果を処理することができ、その効果はデッキから任意の罠カードをセットできる効果となっています！
強力な永続罠やカウンター罠をセットして戦況を有利に進めていきましょう！
運命の抱く爆弾
通常罠
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①：相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。相手フィールドの攻撃力が一番高いモンスター1体を破壊し、その元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。自分の墓地に「現世と冥界の逆転」が存在しない場合、さらに自分は相手が受けたダメージと同じ数値分のダメージを受ける。
②：このカードが手札・デッキから墓地へ送られた場合、自分の墓地の天使族・地属性・レベル4モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを手札に加える。
相手モンスターの攻撃宣言時に相手フィールドの最も攻撃力が高いモンスター1体を破壊し、その元々の攻撃力分のダメージを相手に与える効果、手札・デッキから墓地へ送られた場合に墓地の天使族・地属性・レベル4モンスター1体を手札に加える効果の2つの効果を持っています！
「万能地雷グレイモヤ」にダメージを与える効果が付与されたような効果となっており、墓地に「現世と冥界の逆転」が存在しない場合には自分もダメージを受けてしまいます。
このダメージに関しては「破壊輪」とは逆の相手→自分の順番でダメージを受ける処理になるので、自分のLPが0となる場合でも相手のLPを0にすることができればデュエルに勝利することができます！
②の墓地からモンスターを手札に加える効果は、「古尖兵ケルベク」や「古衛兵アギド」の効果でデッキから墓地へ送られても発動できるので、カードの効果で墓地へ送られたモンスターやコストとして使用したモンスター等を手札に加える事で無駄のない動きが可能です！
ここからは『PHARAONIC LEGEND PACK』に収録される3枚のカードをご紹介！
ファラオニック・アドベント
効果モンスター
星8/闇属性/魔法使い族/攻2000/守2000
このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①：自分フィールドのモンスター1体をリリースして発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。
②：このカードの攻撃力は、お互いのフィールド・墓地の永続罠カードの数×300アップする。
③：自分フィールドの天使族・悪魔族・爬虫類族モンスター1体をリリースして発動できる。デッキから永続罠カード1枚を手札に加える。この効果の発動後、ターン終了時まで自分はモンスターを特殊召喚できない。
自分フィールドのモンスターをリリースすることで自身を特殊召喚できる効果、お互いのフィールド・墓地の永続罠カードの枚数分攻撃力をアップする効果、自分フィールドのモンスターをリリースすることでデッキから永続罠カードを手札に加える効果の3つの効果を持っています！
自分のモンスターを1体リリースすることでお手軽に特殊召喚でき、②の効果で罠モンスターを活用するデッキでは非常に重宝する効果となっています！
そして最も注目すべきは③の効果！
天使族・悪魔族・爬虫類族のモンスターをリリースすることでデッキから永続罠カードを手札に加える事ができます！
モンスターが天使族で統一されているイシズ関連のこのカテゴリではコストを簡単に用意することができ、「虚無空間」や「スキルドレイン」といった強力なカードを手札に加える事ができてしまいます…！
その他のデッキでも「魔界の警邏課デスポリス」や「トロイメア・フェニックス」等のリンクモンスターをリンク召喚するだけで条件を満たすことができ、
「マジシャンズ・ソウルズ」等の効果であらかじめ墓地へ送っておけば「神聖魔皇后セレーネ」の効果で墓地から特殊召喚も可能になります！
特定のデッキだけでなく、大量リンク展開を行うようなデッキ全般でこのカードが採用される可能性も…？
墓守の刻印
通常魔法
①：自分メインフェイズ1開始時に発動できる。
以下の効果から1つを選び、相手ターン終了時まで適用する。
●お互いに墓地のカードの効果を発動できない。
●お互いに墓地のカードを除外できない。
●お互いに墓地のモンスターを特殊召喚できない。
メインフェイズ1の開始時に発動でき、墓地のカード効果を発動、墓地のカードを除外、墓地のモンスターを特殊召喚の3つの行動のいずれかをお互いに相手ターン終了時まで封じます！
除外と特殊召喚に関しては「王家の眠る谷－ネクロバレー」の効果で永続的に封じる事もできますが、通常魔法のため除去されることで制限が解除される心配がない、という点を活かしていきたいですね！
殿神アポピス
永続罠
①：自分・相手のメインフェイズに発動できる。このカードは発動後、通常モンスター（爬虫類族・地・星6・攻2000/守2200）となり、モンスターゾーンに特殊召喚する。このカードは罠カードとしても扱う。自分フィールドに他の永続罠カードが存在する場合、さらにその数まで相手フィールドの表側表示のカードを選んでその効果をターン終了時まで無効にできる。
発動後に通常モンスターとして特殊召喚され、他の永続罠カードが自分フィールドに存在する場合はその数まで相手のカードの効果をターン終了時まで無効にできる効果を持っています！
「アポピスの化神」とステータスを比較するとレベルが2つ高く、攻守共に400アップしています！
「アポピスの化神」を使用した「リシド」をモチーフとしたデッキを使用する場合には、罠モンスターが多く採用されている点を活かして複数枚のカード効果の無効を狙っていくのも良さそうです！
最後に『Vジャンプ 2022年7月号』の特典カードをご紹介！
賢瑞官カルダーン
効果モンスター
星4/地属性/天使族/攻1400/守1000
①：このカードが召喚に成功した時に発動できる。自分の手札・墓地から永続罠カード1枚を選んで自分フィールドにセットする。この効果でセットしたカードはセットしたターンでも発動できる。
②：このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。次のターンの終了時まで、自分フィールドの表側表示の罠カードは相手の効果では破壊されない。
召喚成功時に手札・墓地の永続罠カードをセットする効果、墓地へ送られた場合に次のターン終了時まで自分の表側表示の罠カードが相手の効果で破壊されなくなる効果の2つのモンスター効果を持っています！
①の効果は一度除去された永続罠カードを再利用できるというだけでも非常に強力ですが、個人的には先攻1ターン目で「魔封じの芳香」をセットすれば、そのターン中に発動することで速攻魔法で除去される心配を無くすというプランを取ることができます！
墓地へ送られると②の効果で表側の罠カードを相手の効果による破壊から守ることが出来るので、召喚して①の効果を発動した後はリンク素材等に使用して墓地へ送ってしまいましょう！
・相性の良いカード
おろかな副葬
「現世と冥界の逆転」を墓地へ送る手段として使用します！
「現世と冥界の逆転」は発動条件が非常に厳しいため、墓地へ送ってしまう事で確実に追加で効果処理を行えるようにしていきましょう！
採用する際には、「錬装融合」等の墓地で効果を発動できる魔法・罠カードも数枚採用するのが良さそうです！
春化精
『POWER OF THE ELEMENTS』で登場した新テーマ！
天使族・地属性で統一されているため、サポートカードを共有することができます！
展開を広げる事に長けているテーマなので、リンク召喚を連続で狙うこともできますよ！
今回はこちらで以上となります！
『デュエリストパック－輝石のデュエリスト編－』は明後日の5/21（土）発売、『Vジャンプ 2022年7月号』は明日5/20（金）発売となっておりますので、デッキを組もうと考えている方は入手しておきましょう！
それでは、また次回！
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