【デュエマ新弾】色追加でパワーUP!赤白黒鬼タイムデッキ!【デッキ紹介】
「鬼タイムを使った激強デッキを作らねば」
そう誓ったあの日の決意。
しかし、現実は過酷だった。
シールドというのはあまり触れにくい領域、そして触れればそれなりのリスクが伴うもの。
S・トリガー1枚で勝負の明暗が別れてしまうデュエルマスターズにおいて「鬼タイム」という能力はシステム上使いにくいものなのだ。
あまりの使いづらさに肩を落とす。
が、未来がないわけでもない。
それに、結果が出ていないのも誰も真の強さに気づいていないだけなんだ。
そう自分を奮い立たせ、「鬼タイムデッキ」の研究を進めていた。
そんなある日1枚のカードを目にする。
《「是空」の鬼 ゲドウ権現》
■鬼タイム :自分と相手のシールドの数が合計6つ以下なら、このクリーチャーの召喚コストを4少なくする。
■スピードアタッカー
■スレイヤー
■W・ブレイカー
■自分がゲームに負ける時または相手が勝つ時、かわりにこのクリーチャーを破壊する。
……なんだって?
鬼タイム発動中は「2コストのスピードアタッカー、Wブレイカー」だと?
鬼タイムの生きる道はここにあった。
カードパワーで見れば、鬼タイム発動中ならばどんなカードにも引けを取らない。
鬼タイムをできるだけ早く発動させるには自分のシールドを減らしつつ、相手のシールドも減らすのがベストだ。
その戦術とゲドウ権現の効果はこれでもかと言うほどに噛み合っている。
彗星のごとく現れた鬼タイム期待の新星。
鬼タイムのさらなる強化を想像するだけでケツイがみなぎってきた。
てなわけで早速デッキを組もう!
デッキコンセプトは「早期の鬼タイム達成」と「高速ビートダウン」。
残念ながら、この2種のコンセプトは今まで散々練られてきたものだ。
どこかで差別点を作らなければならない。
そんな悩みを抱えていたところに一つの天啓が降りる。
「赤黒というカラーにこだわらなくてもいいのでは?」
高速ビートダウンにとってテンポというのは重要だ。
必要なマナが生み出せず1ターンまごつくだけでも敗北につながる見た目以上に繊細なデッキだ。
僕も高速デッキを考えるにあたって、色を増やすということを本能的に忌避していたのかもしれない。
だが、どこかで改革は必要なのだ。
そんなわけで僕は「赤黒の鬼タイムデッキ」に「白」を足したデッキを作ってみた。
今までの鬼タイムデッキが持ち合わせていた「カードパワー」と「速攻」に加え、白から「メタ」と「奇襲性」という新たな要素が加わった。
「メタ」は言わずもがな《音奏 プーンギ》と《奇石 ミクセル》のおなじみコンビだ。
2ターン目からメタクリーチャーを展開出来るのは2ターン目からマウントが取れると同義。
テンポアドバンテージを重要視する速攻デッキにとっては価値の高いカード達だ。
「奇襲性」の面は《ヘブンズ・フォース》。
ヘブンズ・フォースとバクロ法師の相性はとても良く、ヘブンズ・フォースによって失われる手札をバクロ法師のシールド回収能力によって帳消しにできる。
攻めとテンポ的にも申し分なし。
更には鬼タイムが発動していないときにバクロ法師を出したとしても問題ないという点だ。
バクロ法師の鬼タイム能力は常在型効果で、鬼タイムが発動した瞬間にバクロ法師に能力が付与されるというものだ。
場に出たときにはただの1ブレイクしか出来ないスピードアタッカーでも次のターンから急にT・ブレイカー、なんてことは十分に起こり得る。
総じてバクロ法師の早出しは有効な手である。
不安が残るとしたらやはり色基盤だろうか。
2ターン目から動く高速デッキにとって3色というのは荷が重い。
それでも、メタクリーチャーやフィニッシュの幅広さ、ヘブンズ・フォースによる踏み倒しである程度は気にならないようになってるだろう(本当?)。
というわけで今回紹介したデッキも、オリジナルデッキ販売コーナーに置いておきます。
価格は11800円+税。
今回は少し高めだが、鬼タイムの明るい未来のためだ。致し方ない。
確認するだけでも大丈夫なので、是非ご来店を。
以上。
最後に。
今なら「Wチームドッキングパック」が税込み150円。
安いね。
買ってね。
by鬼タイムもっと頑張ってほしいスタッフ アサイシ