【遊戯王OCG】「マスターデュエル」でも必須知識!?「強制効果」「任意効果」の解説と「チェーン」の組み方応用編!最後にクイズもあるよ!
こんにちは!遊戯王担当のIです!
本日は「チェーン」についての応用編です!長いこと遊戯王をやってる人でも知らないこともあるかも!?
前回のブログでは「チェーン」の処理の仕方などをまとめてみました。
前回のブログはこちらから!
今回は「チェーン」の順番についてのお話になります!
「チェーン」は
・「強制効果から処理を行う」
・「公開情報から処理する」
という決まりがあります。
「強制効果」とは、「〜の場合、発動する」「〜の時、発動する」と書いてあるようなカードで、これは発動条件を満たした場合必ず発動しなくてはなりません。
「公開情報」とは、何のことかと言うと「墓地・表側のフィールドにあるカード・除外ゾーン」など対戦相手に見える状態のカードのことを指します。実際はライフポイントや手札の枚数なども含まれますが、今回はカードの効果を読める状態として解説させて下さいm(_ _)m
逆にこれから「手札・セットされたフィールドのカード」のことを「非公開情報」とこのブログでは呼ぶこととします。
「チェーン」は
①公開情報の強制効果
②公開情報の任意効果
③非公開情報の効果
という順番で組まないといけません。
例を挙げて説明すると
フィールドの「伝説の白石」を使って「光帝クライス」をアドバンス召喚(昔の生け贄召喚のこと)した場合、
この「伝説の白石」は墓地にあるため「公開情報」であり、「青眼の白龍を手札に加える」効果は強制効果のため①に当てはまります。
「光帝クライス」はフィールドにいるため「公開情報」、アドバンス召喚成功時の効果は任意効果(「〜の時、できる」という効果)のため②に当てはまります。
この例の場合は①→②という順番で「チェーン」を組むため、
チェーン1「伝説の白石」
チェーン2「光帝クライス」
となります。
もう一つ例を挙げます。
フィールドの「伝説の白石」を使って「風帝ライザー」をアドバンス召喚した場合、
「伝説の白石」は変わらず①、
「風帝ライザー」もフィールドという「公開情報」で「強制効果」のため①となります。
この例の場合、①→①となるので難しく考えるかもしれませんが、どちらを先にチェーン1としても大丈夫です!
「チェーン」の組み方として
②→①
③→①
③→②
などはできないのでご注意を!
それではこれを踏まえて「チェーン」クイズ!
どのようにチェーンを組むことが正しいか考えてみましょう!
「聖刻龍ートフェニドラゴン」を素材に「光帝クライス」をアドバンス召喚しました。手札に「イリュージョン・スナッチ」がある場合、どのようにチェーンを組めばよいでしょうか?
(1)「聖刻龍ートフェニドラゴン」
(2)「光帝クライス」
(3)「イリュージョン・スナッチ」
こちらを並べ替えてみましょう!
正解と解説を行います!
まず、(1)の「聖刻龍ートフェニドラゴン」の通常モンスターを特殊召喚する効果は「強制効果」となります。また、墓地にあるため①です。
次に、(2)「光帝クライス」は先程から解説したとおり②の効果ですね!
最後に、(3)「イリュージョン・スナッチ」は手札にあるため相手から見えていない状況となります!よってこのカードの効果は③に分類されます!
①→②→③となっているため答えはチェーン1「聖刻龍ートフェニドラゴン」→チェーン2「光帝クライス」→チェーン3「イリュージョン・スナッチ」となります!
みなさんわかりましたか?
「マスターデュエル」でもこちらの順番で処理が行われるため、一度意識して見てみると面白いかもしれませんね!
それでは!