ギガンディダノスと孤独なSilhouette
ついに第三のキングマスターカードが姿を表した。
【大樹王 ギガンディダノス】
ジャイアント・ドラゴン/不死樹王国 闇文明/自然文明/コスト12 パワー50000
■ワールド・ブレイカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手は自身の手札をすべてマナゾーンに置く。
■自分は、このクリーチャーよりパワーが小さいクリーチャーに攻撃されない。
■[フシギバース]14(闇/自然)
比類なきパワーに強靭なブレイク数。
手札をすべてマナに置かせる豪快な能力、突破できそうにないアタック制限。
ジャイアント・ドラゴンと言う謎種族。
そして何より!フシギバース14!
もう夢広がる豪快なクリーチャーが先日公表された。
なんというかこの特盛お子様ランチみたいな豪華な能力てんこ盛り。
ギガンディダノス自体の能力も怖いけど、ここまでやってもまだ許されそうなデュエマの環境も怖いね。
それはさておき、相性のいいカードを考察してみようか。
よく聞くのは《大魔王 ウラギリダムス》だろうか。
早期に出るコスト13はギガンディダノスとベストマッチ。マナが伸びるのもポイント高い。
しかし、こんなうってつけのように見えるウラギリダムスにも欠点がある。
それは「準備に時間がかかる」ことだ。
順当に墓地を貯めたとしても実際場に出るのは5ターン目以降となる。
コンボとして考えるならば遅くはないものの、出したら勝ちという訳では無いため、この遅さは欠点となるはずだ。
もう一つ、候補としては《SSS級天災 デッドダムド》。
ボードコントロールしつつ場に出るフシギバースの種。
失うアドバンテージも少なく、それなりに強いのではないかと思う。
マナに帰った後も《虹速 ザ・ヴェルデ》などで仕事に復帰できる。無駄がない。
しかし、ここにもまた欠点はある。
デッキ構築上、墓地を用意しにくいところにある。
デッドダムドを活かそうとするなら墓地が二の次になってしまうし、フシギバースを意識しすぎると全体の動きを歪めてしまう恐れがある。
要はバランスを取るのがひどく難しい。
デッドダムドの欠点はここにある。
何か他にうまく噛み合うクリーチャーは居ないだろうか……
僕は頭を悩ませた。
急にひょっこり出てきてくれる、コスト高めのクリーチャー……
そうだ! いたじゃないか!
墓地に佇む 孤独なSilhouette 動き出せば
フシギバースを助けてくれる それはまぎれもなく ヤツさ
コ~ブラ~
そう《蛇修羅コブラ》!
種族 マフィ・ギャング / 文明 闇 / パワー9000 / コスト8
■ブロッカー
■このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、相手は自身のクリーチャーを1体選び、破壊する。
■W・ブレイカー
■自分のターンのはじめに、このクリーチャーが墓地にあれば、自分の他のクリーチャーを3体、墓地から山札の一番下に置き、自分のクリーチャーを1体破壊してもよい。そうしたら、このクリーチャーをバトルゾーンに出す。
墓地にコブラの他に3体クリーチャーがいればその3体を山札の下に送ってターン初めにタダで出てくる!
コブラをフシギバースのタネに使えば「14-8=6」!6コストでギガンディダノスをフシギバースすることが出来る!
いや、まあ、普通か。そんなに早くなってない。
ウラギリダムスとの差別点を上げるとすれば墓地に用意する枚数が少なくて済むところか。
その分マナブーストなどにまわせると考えると悪くないと思う。
助けに来てくれたコブラはすぐマナに送られて若干出オチ気味になってしまうが、個人的には一番オススメのクリーチャーだ。
一つ、欠点をあげるとするならば……
このコブラ、単体だと弱えぇ……
……まあ、コンボパーツだし、そういうのは多めに見よう。
というわけで、少し短いがギガンディダノスとシナジーのあるクリーチャーを紹介させてもらった。
正直どれもしっくりきてない感は否めないが、「そういうのもあるのか…」程度に覚えておいて損はないだろう。
そのうちもっと相性のいいクリーチャーが新弾でひょっこり出てきてコイツらがお蔵入りになるケースも有り得なくはないだろうが……
新弾まで後4日!
ワクドキだね!ドキワクだね!
最後に。
似てね?
byフシギバースの引き算出来ないスタッフ アサイシ