【デュエマ】召喚だけじゃなくマナも制限!新赤黒墓地ソースデッキ!【デッキ紹介】
君、早くも悪さをしすぎじゃないかい?
十王篇第一弾「切札×鬼札 キングウォーズ」にて登場した《不敵怪人 アンダケイン》。
フシギバースという新能力を引っさげた、小型クリーチャーをリアニメイトするクリーチャーだ。
単体で見ると「まあ、レアなら妥当な能力だな」くらいの印象だが。
彼とシナジーを噛むカードはとても多かった。
マナのカードを墓地に移動させつつ墓地も肥やせる《カラフル・ナスオ》。
アンダケインで墓地から釣ることが出来、アンダケインを恒久的に墓地に用意することができる《百発人形マグナム》。
そんなふうにシナジーのあるカードは多岐にわたるが、今回は《腐敗勇騎ドルマークス》について書いていこうかな、と思う。
《腐敗勇騎ドルマークス》は聖拳編DM10で登場した「ゴースト/ヒューマノイド」の複合種族のクリーチャーだ。
DM10といえば、悪名高き《無双龍機ボルバルザーク》や《母なる大地》とが収録したパック。
上記2枚の印象が強すぎてドルマークスがどんな使われ方をしていたかは、当時を知らない僕にはわからない。
それでも、ドルマークスが登場したのは約16年前。
こうして昔のカードが今になって再注目されることは、実に感慨深いことだ。
とまあ、前置きは置いといて。
そんな16歳、青春時代真っ盛りのドルマークス君はアンダケインと出会った。
それはまさに運命の出会い。
運命の出会いの相手がデビルマスクなのは些か不服だろうが。
ドルマークスとアンダケインの出会いが生み出したのは「マナロックコンボ」。
「呼んだ?」
違う。今は君じゃない。
しかし、マナロック君の言う通り「欲張り野郎にはお仕置きが必要」なのだ。
マナドライブ持ちGRクリーチャーを基盤に動く「4cデイヤー」や「シータバーンメア」は彼の言う通り「欲張り」だ。
敵を攻めるならば足元から。
マナをずたずたにすればそんな欲張りムーブは出来なくなる。
そんな環境故、注目されているのだ。
では、このコンボギミックを使うならばどんなデッキが良いだろうか。
フシギバースの特性上、墓地をある程度用意出来るデッキに限られてくる。
赤と黒で墓地を利用するデッキ……
「墓地ソース以外ありえない」
ドルマークスの効果は、相手のマナを減らすことは出来るが、同時に自分のマナも減ってしまう。
自分の動きをするためにあまりマナを要さないデッキは少ない。
だが墓地ソースは、墓地さえ溜まっていれば比較的少ないマナでも動くことの出来る。
このコンボを採用するにはうってつけだ。
あと、アンダケインとドルマークスでパーツが完結するのも、採用枠に悩みやすい墓地ソースとしては嬉しいところ。
よし、ある程度の方針は固まった。あとは構築か。
ざっとだが、こんなふうに組んでみた。
とりあえず4×10構築。
基盤は通常の赤黒墓地ソースと変わらない。そのまま突っ込んだような形だ。
そんな簡単な構築で回るのか?って思う人もいるだろうけど、墓地ソースと言うデッキにはアンダケインのコンボの手助けとなるカードが大量に入っているのだ。
まずは大量の墓地肥やしカード。
そして、アンダケインのフシギバースを助けるG・ゼロ持ち7コストクリーチャー《百万超邪 クロスファイア》。
そして《暴走龍 5000GT》のような最終的なフィニッシュカード。
土台としてはこの上なくピッタリ。
しかも、《百万超邪 クロスファイア》のおかげで、マナロックコンボは最速3ターン目から始動出来るのだ。早いよ。ジョバンニかな?
墓地ソースのような超攻撃的なデッキが搦手を獲得するとかもう強化以外の何物でもない。
弱点があるとすれば、メインのビートダウンプランにはアンダケインとドルマークスはほぼ要らないカードと言うこと。言わばノイズだ。
その分デッキの回りは純正の赤黒墓地ソースより悪くなってしまう。
しかし、それを鑑みても余りあるパワーを持つコンボだと僕は思う。
さて、せっかく作ったし、オリジナルデッキ販売コーナーにでも置いてみようかと思う。
販売価格は14800円+税。
安い。ドルマークスが張り切りすぎて3マナくらいランデスしちゃうかもしれないくらいには安い。
欲しい方、気になる方は是非お立ち寄り下さい。
では、以上。
最後に。
死は平等に訪れる。強く生きていこう。
by墓地ソースはミラーマッチが一番楽しいと思うスタッフ アサイシ