【デュエルマスターズ】担当の殿堂入りカード予想
こんにちは、DM担当です。
今回は、12月中に次の殿堂入りカードの発表があるということで、DM担当が個人的に次の殿堂入りあるいはプレミアム殿堂入りもあり得るんじゃないかなーと思っているカードを挙げていこうと思います。
それでは1枚づついきましょう。
1.《メンデルスゾーン》
長いこと「モルトNEXT」を初めとしたドラゴンデッキのメインマナブーストとして環境で活躍してきたカードです。
現在の環境でも「ガイアッシュ覇道」系列のデッキで採用される等、全盛期と違わぬ活躍を見せています。
先攻2ターン目で2ブーストした時の止められなさ、環境にいる期間の長さ等を考慮すると、そろそろ殿堂入りしてもおかしくないのではないでしょうか。
多くの方が殿堂入り候補に挙げる筆頭カードだったと思いますが、DMRP-20「終末王龍大戦」に20thSPレアとして再録されることが決まり少々怪しくなってきました。
もしかしたら次の環境でも暴れ続けるかもしれません。
2.《絶望と反魂と滅殺の決断》
《生命と大地と轟破の決断》
概要がほぼ同じなので同時に記載させて頂きます。
DMRP8~12にかけて収録された「パーフェクト○○」サイクルの呪文ですが、その中でもこの2種は特に採用率・汎用性で抜けているように感じます。
色さえ合えばどのようなデッキにも採用されているような状態で、とりわけ《生命と大地と轟破の決断》に至っては色が合っていなくても採用しているデッキも見受けられました。
まだ登場してからそれほど日がたってはいないカードですが、その採用率を考えると殿堂入りもありえるのではないでしょうか。《生命と大地と轟破の決断》に関してはすでに殿堂入りしてるカードなのでプレミアム殿堂入りになりますが、殿堂入りしても値段・採用率共に陰りを見せていないことを考えると可能性はあると考えます。
3.《“龍装”チュリス》
《蒼き団長 ドギラゴン剣》を中心としたデッキが環境で暴れまわっていた頃、そのデッキに採用されていた周辺のパーツが次々と殿堂入りしていきました。
最終的に本体である《ドギラゴン剣》そのものが殿堂入りすることでその流れは収まったわけですが、このカードはその流れから逃れていました。
それから月日が経ち、《蒼き守護神 ドギラゴン閃》が登場して再びこのカードが環境に登場しました。
その後《ドギラゴン閃》のカードパワーに乗じて、このカードも現在まで環境に残り続けています。
3ターンでバトルゾーン0から革命チェンジが出来る手軽さ、今後のカードデザインに与える影響を考えると、このタイミングで殿堂入りはあり得ると思います。
4.《ゼロ・ルピア》or《希望のジョー星》
《ゼロ・ルピア》が初めて登場した2013年当時、このカードはそこまで注目されていたカードではありませんでした。
しかしそれから7年後の2020年に《希望のジョー星》が登場し、この手のコスト軽減カードにありがちな(コストは1以下にならない)の文面を持たないこのカードは一気に注目されることになりました。
その後プレイヤーの研究・調整により、「ジョー星ゼロ・ルピア」は環境に躍り出ることになりました。
登場時ドローの効果やムゲンクライムと組み合わせることにより、あらゆるルートから1ターンキルを達成させます。
僕は正直、この挙動は公式・開発陣は想定していなかった挙動なのだろうと思っています。
その理不尽さからどちらかの殿堂入りは避けられないとすると、登場してから日も浅く1ターンキルのパーツ以外にメタカードとしても機能する《希望のジョー星》より《ゼロ・ルピア》の可能性が高いかと思います。
あるいは《ゼロ・ルピア》と《希望のジョー星》のコンビプレミアム殿堂、もしくは《ゼロ・ルピア》にエラッタをかけての再録(コストを下げても1以下にはならないようにする)という可能性はあるかもしれません。
5.《龍脈術 落城の計》
元はDMR-15に収録されたカードで、当時はクリーチャーではないカード=ドラグハートを除去出来るカードとして一定の注目を集めていたと思います。
その後、進化クリーチャーの一番上のカードだけを剥がして下のカードを残すという仕様を利用して「墓地退化」というデッキが開発され、環境に現れたり使用率が下がったりしていました。
風向きが変わったのはとある裁定変更が発表された時で、この裁定変更は端的に言うと「進化クリーチャーの下に進化クリーチャーが置かれている場合、一番上のカードだけが場を離れると下のカードの進化元がなくても下のカードはバトルゾーンに残り続ける」というものでした。
この裁定変更により、これまで《破壊龍神ヘヴィ・デス・メタル》や《奈落の葬儀人デス・シュテロン》を出していた「墓地退化」が《竜魔神王バルカディア・NEX》というとんでもないロマンカードを3~4ターン目に送り出してくるデッキへと変貌を遂げました。
これが一気に「墓地退化」を環境に押し上げることになります。先日の「DMYoutuber最強決定戦」での活躍も記憶に新しいでしょう。
相手視点での「バルカディアNEX」降臨コンボを決められた時のどうしようもなさを考えると、最も手軽に進化クリーチャーの一番上だけを剥がすことが出来るこのカードの殿堂入りが妥当と考えます。
個人的には、「進化元が存在しない進化クリーチャーがバトルゾーンに残り続ける」という裁定の釈然としなさから(ゼロ・ルピアと若干被りますが)「以前の裁定に戻す」という措置が一番好ましい気がしています。これなら制限もかけず「墓地退化」というデッキそのものも消滅させずに済みますしね。
いかがだったでしょうか。
今回は割と多くのプレイヤーが考えていそうな7種類のカードを挙げてみましたが、前回の7月1日の殿堂入り発表時に「データが集まらなかったため最小限の殿堂入りに抑えた」という公式からのメッセージがあり、多くの大会が再開されている現在ではより多くのカードが殿堂入りする可能性もあると思います。
また、もちろんマイナスばかりではありません。殿堂入り・プレミアム殿堂入りから解除され再び使用可能になるカードも発表されるでしょうし、これにより環境により色々なデッキが登場することも期待されます。
皆さんも自身の殿堂入り予想を考えてみながら、発表を楽しみに待ちましょう。
では。