【遊戯王】デュエリストパック 爆炎のデュエリスト編に収録されそうなテーマ『ヴォルカニック』の話
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どうも、スタッフIです。
今回は今年の5月に発売されることが決定したデュエリストパック 爆炎のデュエリスト編に関連した話になります。
まだ収録カード情報などが何も発表されていないので憶測の域を出ませんが一緒に楽しんでもらえると幸いです。
爆炎のデュエリスト編はパック名から推測するに『炎属性』をピックアップしたパックになると予想できます。
ところで遊戯王のアニメシリーズで炎属性のテーマを使うデュエリストはどれぐらいいるのでしょうか。
複数回のデュエルシーンがあるデュエリストだと『オブライエン』『SOUL BURNER』『アリト』の3人が有名ですね。
炎属性の大型モンスターはいろんなキャラクターが使用しているんですが炎属性単体のデッキを使うキャラクターは思ったよりも少ない印象です。
そんな中でもオブライエンの使う『ヴォルカニック』の話をしたいと思います。
ヴォルカニックとは?
先述の通り、アニメGXでオブライエンが使用する炎属性・炎族で統一されたテーマデッキです。
攻撃を放棄する代わりにバーンダメージを与える効果を持っているカードが多く、モンスター除去効果も備えている攻撃的なテーマになっています。
一方でヴォルカニックロケットやヴォルカニックバレットなどといった一風変わった手札補充カードも持っているのでその攻撃的な効果とは裏腹に手札切れを起こしにくくなっています。
ヴォルカニックというテーマと切っても切り離せないカードが『ブレイズ・キャノン』です。
効果使用後はモンスターで攻撃できなくなりますが手札から攻撃力500以下の炎属性モンスターを墓地へ送って相手モンスターを破壊することができ、1ターンに1度の使用制限もありません。
これと抜群の相性を発揮するのが『ヴォルカニック・バックショット』で墓地へ送られると相手に500ダメージを与える効果に加え、『ブレイズ・キャノン』カードの効果で墓地へ送られた場合に手札・デッキから同名カード2枚を墓地へ送ることで相手モンスターをすべて破壊できます。
このカードの初登場は第5期なのですが当時としては非常に珍しい『場合、できる』効果なのでタイミングを逃すことがありません。
バックショットのバーン+全体除去を狙うのが現在のヴォルカニックデッキのメインギミックになっていて、このギミックの主軸になるのは
ヴォルカニック・ロケット
ヴォルカニック・バックショット
ブレイズ・キャノン・マガジン
の3種類になっています。
中でもブレイズキャノン・マガジンは非常に強力なカードになっていて、フィールドに置けば手札から、墓地から除外すればデッキからバックショットを墓地へ送ることができるのでバックショットの全体除去を容易に起動させることができます。
罠カード故に相手ターンにフリーチェーンで起動する事ができ、さらにロケットの効果でサーチも可能とギミックの安定感も高いです。
テーマ外で相性の良いカードとしては墓地のカードをデッキに戻してギミックの再使用を狙える炎帝近衛兵、貪欲な壺、剣神官ムドラなどがあります。
さて、ここまでOCGにおけるヴォルカニックの話をしてきましたが実はブレイズキャノンマガジンはアニメには登場していません。
ではアニメでの使い手であるオブライエンは何を切り札にしていたのかというと
ヴォルカニック・デビルです
3000の攻撃力に加えて相手に自身への攻撃を強制し、相手モンスターを戦闘で破壊して墓地へ送ると相手モンスターをすべて破壊して破壊した数×500ダメージを与えるという能動的にも受動的にも全体除去を狙える効果になっています。
アニメでは相手の場にモンスターをわざと増やし、全体除去に巻き込む数を増やして戦闘ダメージ+効果ダメージでとどめを刺すコンボで活躍しました。
もし爆炎のデュエリスト編でヴォルカニックが強化されるのであればヴォルカニックデビルを中心にした強化を受けてくれたら一アニメファンとしては嬉しいですね。
以上、スタッフIのヴォルカニック談義でした。